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ケトルベルのこと (iv) 鉄球にガツンとやられる

ミリタリープレスのこと

・ミリタリープレスが思いのほかおもしろい。無反動でケトルベルを頭上(肩上)に挙げる動作である。
・まずクリーンである。胸元、ラックポジションに持って行くとき、振り上げた鉄球が上腕にガツンと当たってぐわっとなる。
・動画で見た人々はスムーズに行っているのだが。僕はなんとなくコツをつかむまでに何度もガツンとやられた。繊細な動作が要求される鉄球である。

・そこから普通に挙上する。20キロのケトルベル、まあ挙げられる。
・以前(2年ほど前)ダンベル17.5キロで同様のプレスをやったとき、肩の筋がピキッといって傷めかけた。

・ダンベルとケトルベルとでは重心の位置が異なるからか、または他者がやっているのを見て納得しているからか、今はこれをやっても、肩がピキピキということはなくなった(今のところ)。

・しかしお手本動画をよく観てみると、自分と異なり、手首が曲がっていない。ケトルベルに詳しいアメリカ人の方は、クリーンを行う際(プレスの前)、手首を曲げてはいけない、ストレートにしろという。

・ふーんそうかとやってみれば、鉄球が前腕部にぐりぐり当たり、スナッチでできたのとは別の部位にあざができる。
・けっこうな重量の鉄球による圧迫である。かなり痛い。わかりやすくいうと、合気道の技でいう四教を外腕部に受けているかのようだ(たしかに、四教で狙うポイントの真裏である)。
・この後、内出血した腕を妻に見られてケトルベルはもうやめろと忠告を受けた。

首周りが軽くなったこと

・ケトルベルを使い始めてから、首の周りが軽くなったような感覚がある。ダンベルでのトレーニングで、何か偏ってしまっていたのだろうか。誤った筋トレで筋肉のバランスが崩れ、体が硬くなる場合もあると聞く。肩こりが悪化するケースもあるとか。ケトルベルを使った運動で、そんな歪みが矯正されるというのなら、ありがたい話である。


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