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ケトルベルのこと (v) 手のひらのまめが剥がれる

手のひらの痛みのこと

・スナッチの際、手のひらにできたまめが痛む日と痛まない日がある。重いカバンを持って仕事に出た日の夜は、圧を受けても痛まないことに気づいた。手のひらの筋肉を使った後は、まめが痛まないのか。そういうものなのか。
・そこで、スナッチを行う前に手のひらを握る動作を数十回行うようにした。すると痛みが低減する。

腹腔圧のことと脱力のこと

・重量を持ち上げるとき、腹腔圧が大切なのだと聞いた。感覚的にはわかる。腹が抜けていると力が入らない。それどころか、腰を傷めてしまいそうないやな感覚もある。腹の内の圧を高めて挙上する。圧が抜けているとぐらつく。
・脱力が大事とはいうが、ふにゃふにゃと脱力は違う。力を抜くためには力が必要なのだろうと思う。抜くために力を手に入れる。

プロテクターは邪道か

・ミリタリープレスのときに手首を伸ばすべきこと。挙上したときに手首を曲げるクセがついたら打撃練習のときとかにケガをするとかそういうことだろうか。それにしても、何度やっても前腕部に鉄球が食い込んで痛い。コツがつかめない。痛まないコツとかあるのか。
・痛みをこらえて何度かプレスした。すると、ケトルベルを降ろしてのちも腕の痛みは続いた。別の外国人インストラクターの動画を見返してみると、彼の腕にはプロテクターが付いている。
・プロテクターは邪道ではないかと、これまた勝手に思っていたが、初心者には実際問題、必要なのではないか(さもないとひどい青あざを作って家族にケトルベル禁止令を出されかねない)。
・痛みを我慢してやり続けると腕にこぶができるとも誰かが書いていた。それはちょっといやだ。即プロテクターを注文した。品薄のようで、届くまでに数週間かかるという。きっと皆、ケトルベルの痛みに悩んでいるのだろう。

31日目:

・ケトルベルを手に入れてちょうど1ヶ月後、手のひらにできたまめが剥がれた。まめは、右手2箇所と左手3箇所。左右とも中指と薬指の付け根にできるのだが、小指の付け根は左手のみである。若いころ木刀を振る際、右手は軽く左手は小指と薬指でしっかりと、と意識して握っていたものだがそれが関係しているようなそうでもないような。堅くなった皮膚はきれいに剥がれた。
・まめが剥がれてのち、手のひらに圧を受けても痛みを感じることはほとんどなくなった。

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