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#仕事 記事まとめ

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働き方から採用、転職、仕事の仕方など、noteに投稿された仕事に関する記事をまとめていきます。
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2021年12月の記事一覧

ユーザーインタビューで聞いてみるとよいこと

クックパッドでデザイナーをしているkenjow @kchil です。 さてみなさん、ユーザーインタビューしてますか?私は今年もたくさんのユーザーさんとオンラインでお会いすることができました。 最近ではUXリサーチャーがいる組織も多いようですが、クックパッドではデザイナーやディレクターがユーザーインタビューを行っています。 プロジェクトを前に進めるにあたって必要なタイミングで、顕在化していない課題を探るためのインタビューや、施策が有効かどうかを確かめるためのユーザーテスト

「正確さが命」の印刷会社がたどり着いた、ミスを減らす4つの方法

印刷の仕事はミスが許されません。 ウェブの記事などの場合は、誤植を見つけたらすぐに修正できます。でも、紙の印刷はそうはいかない。発送したあとに誤植が見つかったりしたら、もう冷や汗ものです。 僕らは創業以来、ずっと「なんとかミスをゼロにしよう」としてきました。「なんでミスしたんだ」と、社員をひどく責めていたこともあります。 しかし、創業50年以上が経ったいま、それは正しいクオリティ管理の方法ではなかったと気づきました。今回は、僕らが試行錯誤の末にたどり着いた、ミスを管理す

好きじゃないことを仕事に出来るほどの忍耐力がなかっただけ、とも言う

気になるハッシュタグがあったので、初めて書いてみることにしました。 職業はパタンナー、東京出身、フリーランサーの田中です。 いろんな方のエピソードを読み漁りたくなるテーマ #この仕事を選んだわけ ですが せっかくなので自分のことを綴ってみようかと思います。 職業:パタンナー さて、パタンナーとは。 ざっくり言うと洋服の設計士です。 例えば病院や整体等へ行くと初診票に職業欄がありますが、パタンナーと書いてあっさり話が通じる確率は五分五分(わたし調べ)。 何を担っているか

「なんでもない日常の仕事風景」がお金になる時代

コロナで窮地に立たされた飲食店の料理人が、YouTubeを始めて成功している事例があるそうです。 成功の要因は、価値ファースト・収益セカンド。 つまり、料理人がレシピを動画で紹介するという形で先に価値を提供し、それを見たお客さまが来店してくれて収益につながる、という形です。 一方で、なんでもない日常の仕事風景をひたすら配信し、収益を上げているお店もあります。 お店の新しい稼ぎ方最近よくテレビで見かける、亀戸のキッチンDIVEさんっていうお店をご存知でしょうか。 キッ

アトツギという生き方について

「あんたはいつか会社を継ぐんだから、恥ずかしくない大人になりなさい」 そう言われて育った。 恥ずかしくない大人って、なんだろう。 アトツギという存在こんにちは、株式会社乗富鉄工所の後継ぎ息子、乘冨賢蔵です。友人からは「親が社長なんて羨ましい」と言われ、親からは「躾ができていないと思われてはいけない」と厳しく育てられました(”躾”という言葉、嫌いです)。良くも悪くも特殊な立場。周りに相談できる人も少なく、まあ宿命みたいなものだと思っていましたが、この1年はツイッター経由で

デザイナーから経営者になるためにやってきた5つのこと

「若いデザイナーが起業して失敗した話」というGoodpatch Anywhereデザインマネージャーの大堀さんが書いたnoteを読みました。 筆者も24で独立し、デザイナーから経営者になった身なのでとても共感できることが多く、刺激を受けました。 これに触発され、起業してこれまで経験してきたことを、自分なりの視点で振り返ってみようと思います。 デザイナーから経営者になるためにやってきた5つのこと1、 自分の仕事を言語化する 2、 人に頼る 3、 組織をデザインする 4、

必要のない仕事

ローテーブルの前で片膝を立てて、僕はネタを考えていた。 無音にしたテレビ画面には、津波の映像や、悲しみに暮れる人々が映っている。 東日本大震災から、数日が経った夜だった。 ゴールデンウィークに単独ライブを控えており、そのチケットはすでに発売されていた。 僕はその台本を書かなくてはならなかったが、どうにも集中することができないのだった。 こんなときに、自分はいったい何をやっているんだ? いま「面白いこと」を考えるなど、許されるはずがないだろ——。 いっそテレビを消

やりたいことが変わる人間の「この仕事を選ぶわけ」は

この文章は、パナソニックとnoteで開催する「#この仕事を選んだわけ」コンテストの参考作品として主催者の依頼により書いたものです。 私は昔からやりたいたいことや将来の夢がコロコロ変わる人間だった。 小学生の頃は漫画家になりたいと思ったり、中学生になればテレビ局で働きたいと思ったり、はたまた音楽の道で生きていきたいと思ったり。入っていた部活も毎回違う。 高校生くらいまではまだ可愛いものかもしれない。でも決して裕福ではない我が家で、高いお金を払って大学に行かせてもらうとなっ

16歳の僕へ、30歳の私から

#この仕事を選んだわけ その日は天高く燃えるような秋。僕の希望とは裏腹に天気は最高で、気分は最悪だった。 体育祭の渦中にこだまする、応援団の声。 放送局から声が響く。リレーで自分が走る順番が近づいてくる。鼓動が早くなり、血の気が引いていく。 ああ嫌だ、僕の番が来なければいいのに。 吐き出しそうな気持ちを抑えこんで、冷たい手でバトンを受け取る。 走る、ひたすらに走る。しかし、周りはどんどん自分を追い抜いていく。イヤダイヤダ嫌だ。迷惑はかけたくない。そう思うたびに頭の

アルバイトとボランティアのあいだの働き方をつくった。

大阪の山阪神社そばにあるカレー屋、ニモアルカモ。 9月のある日、夕方。目の前には、ハタチの若者がいる。僕はその20年間と、ここにたどり着くまでの生い立ちに耳を傾けていた。この店のnote求人を見て、Instagramから問い合わせをくれた。自身の過去から、将来やりたいことがあるらしい。ここで働けたらそこに近づけるのではと思ってくれたようだった。 その想いに応えたい気持ちと、自分の小さな店で出来ることの限界を感じながら、最終的には、経験値が足りずスタッフとしての採用をお断りす

165. 「8年間で全員来なかった日が1日だけ」を考察する(創作大賞2022入賞作品/無料投稿)

 好きな日に連絡無しで働くエビ工場、パプアニューギニア海産の武藤北斗です。  先週放送のテレビ朝日『ザワつく!金曜日』を見てくださった皆さんありがとうございました。さすが人気番組の反応は大きく、共感の声がとても励みになっております。  今回の投稿は、放送の中でも話題になったと言いますか、番組エンディングでまさしくパーソナリティがザワついた『全員がこなかった一日』について詳しく説明し、さらにそこから私が伝えたいことを深堀りしていきたいと思います。    まず、現在のフリ

50人の壁を突破するには?ブランディングエージェンシーが取り組んだ、人事制度リニューアルの裏側:前編

皆さんこんにちは。FRACTA CSV局です! 今回は、リブランディングの最終段階として行った人事制度改定についてご紹介したいと思います。 ▼FRACTAのリブランディングについて ブランド組織において人事制度はとても重要である、というのはFRACTAとして以前から発信してきました。しかし、私たちは人事制度設計のプロではないし、企業ごとにその評価制度は千差万別かつ最重要機密事項の1つに数えられるため、なかなか抽象的なことしか伝えられず、歯がゆい思いをしてきました。 そ