マガジンのカバー画像

#仕事 記事まとめ

1,040
働き方から採用、転職、仕事の仕方など、noteに投稿された仕事に関する記事をまとめていきます。
運営しているクリエイター

2020年7月の記事一覧

農家の経済教育。商人の経済教育。僕の経済教育。

今日、打ち合わせで銚子のキャベツ農家の友人と話している中で出てきた雑談。「うちは、子どもにお小遣いをあげたら大根の種を買いにいくんだよ」という。「種を畑にまいて収穫して、それを売ってほしいものを買うんだ」。すごくいい教育! 農家の経済教育お小遣いで大根の種を買って、畑に植える。 それが収穫されると1本100円でおじいちゃん両親に販売するのだそうだけど、100円で買った種がいくらになるのか想像するとワクワクする。 欲しいものを100円で購入するとせいぜい100円以下の価値

せっかち式仕事術

【2024年5月22日追記】 本記事をきっかけに、『せっかち式仕事術』が書籍化されました!「せっかちのよいところを仕事に活かしながら、余裕時間と平常心を手に入れる方法」をまとめた本です。ぜひご覧ください! 僕はせっかちです。「気早(きばや)」っていうんですかね。何かタスクが発生すると後回しにすることができず常に最優先事項にし、時間に余裕がない状態を回避したいと思うタイプです。 はやく余裕を生み出したい、何かあったときのための備えがほしい…。その気持ちが強いため作業を急ぎ、

これからの仕事-術

伝えたいことは大きく三つあるのですが、その前に注意点だけ述べておきます。 まず、働き手が自身で管理する必要があると言っても、それを「職場の管理のまなざしを自宅に持ち込む形」で実現すると地獄が待っています。結局それは四六時中職場にいることと代わりありません。言い換えれば、管理過剰の上司が自身に宿ったに過ぎない、ということです。 「これからの仕事」は、そうした管理からの逸脱なわけですから、注意したいところです。というのも、何も指針を持たないまま、自分で自分を管理しようとしはじ

リモートワークで忙しくなる人、ヒマになる人

40代にして貯金0、両山(モロヤマ)です。 自己紹介のnoteを書いてからいつの間にか2週間も経っていました。仕事がバタバタで…なんていうのは言い訳で、途中まで書いては悩み書いては悩み、なかなか「投稿」ボタンを押せずに下書きをほんの僅か手直しするだけの毎日でした。 昼間はもちろん仕事してましたよ? 夜は娘達を寝かしつけながら寝ていましたよ? 大学生の頃に、所属していた運動部の試合観戦記をよく書いていました。当時のPCは引越しの時に後輩が捨ててしまい、アップしていたサーバ

ロジカルシンキングという苦手の克服と、ドキュメンテーションスキル

リモートワークが始まってから、自分が会社に対して日々どれぐらいのアウトプットを出しているのかが以前より浮き彫りになっている感覚があり、ポジティブな危機感を感じている。 そう感じるようになった一番大きなきっかけは、家から会社へ、会議室から会議室へ、会社から訪問先へ「移動」をすることで平常時の自分が「仕事をしている気分」になって満足していたことに気がついたことだ。(毎日あって当たり前だと思っていた「移動」に想像以上に体力と気力を消耗していたことには驚いた。) 移動はプライベー

転職して同期が消えたので、架空の同期をつくった話

私には会社の同期がいない。正確に言うと、社会に出たときは300人ほど同期がおり、夏にはキャンプ、冬にはスキー、夜通し麻雀して完徹出社、みたいな同期らしい同期ライフをエンジョイしていたのだが、スタートアップに転職したため一人もいなくなってしまった。 まあ、同期がいないところで特に実生活に不足があるわけでもない。今どき転職も珍しくないし、こんなものだろうなと思いながら、いつものようにインターネットをフラフラしていたある日、こんなものを見つけた。 意味がわからんが面白そう。とい

リモートでより意識するべき仕事の仕方は”成果は小出しに、日本語を大切に”だと思う

こんにちは。てぃろです。 今回は、ここ3カ月ほどテレワークをしていて、うまく仕事を回していくために必要なことが何かを身をもって経験してきたので記事にしてみます。特に現場のオフィスワーカー(非管理者)の方の参考になれば、と思って書いています。 私は、3年ほど前から新事業の企画や顧客への営業のような仕事が大半を占めている現場のオフィスワーカーです。エンジニアリングの記事を中心に書く程度には元々エンジニアなのですが、そんな自分も状況に合わせてどのように成果を出すか模索してきまし

ビジネスにおけるジェンダーギャップのリアルな声を知ってほしい

こんにちは。XTalent株式会社の松栄です。先日、IVSさんのPRについてジェンダーに関する議論が起こりました。ジェンダー関連セクターで立ち上がったスタートアップの一端として、これを機に少しでも多くの方にこの分野に興味を持って欲しいと思い、今回noteを書きました。 ※ IVSさんの件についてはTwitterで「IVS」と検索していただければ、経緯が垣間見られるかと思います。また、先日公開された江原さんのnote、アンリさんのstand.fmはとても丁寧に的を射るお話をし

多忙なチームが本来の価値を発揮するために大切な3つのこと

サイボウズ株式会社で人事をしています、庭屋です。 「HR Scrum Master」としてチームを良くしたいと考えている人の味方になりたいと思い発信をしています。 今回はサイボウズ式で紹介されたこちらの記事について、スクラムマスターとして関わっていたので「スクラム」的に何をどう解決したのかを3つまとめたので解説します。 1.価値の提供先とコミュニケーションをとる 記事の中でのチームは、「イベントを開催したのに社員から評価されていない」と感じていました。 ここで実際にイベン

「お客様は恋人です」リチカ誕生から見続ける、カスタマーサクセスの思い

リチカでカスタマーサクセス(CS)Secに所属する川嶋紗也香さん。リチカもなく、動画制作がメインだった頃から今まで、どのように会社が変わってきて、川嶋さんの仕事も変わってきたのか。じっくり話を聞かせてもらった。 演劇や舞台が好きで、エンタメ業界で働きたいと思っていた川嶋さん。大学生の時に劇場運営のインターンを経験した時に、社会人経験を積んでから業界入りした人ばかりだということに気づく。「みなさんから、『こういう業界はいつでも入れるし、生涯現役みたいな業種だから、まずはどこか

一緒にカレーを食べて採用?第1回「with curry」採用カレー会を開催しました

一緒にカレーを食べながら、採用説明会をするというwith curryのオープニングスタッフを募集するこの企画。第1回目を開催しました。 「一緒にカレー食べて、採用ってどういうこと?」という謎を明らかにするため、当日の採用カレー会の様子をお届けいたします。 採用カレー会の当日の様子 当日は自己紹介を行い、アイスブレイクのインプロから始まりました。緊張していた応募者の方々も、徐々にリラックスしていったように思えます。 そのあとは、ブレストカードゲームを使った、アイデア出しワ

安くしていく努力の行き着く先

少し前、ある大手メーカーのとある部品の加工を請けている会社を訪問した時のことだ。初めてのお伺いということもあり、僕は滅多に着ないスーツで上下固めていた。立ってるだけでも汗が噴き出す、そんな暑い夏のある日だ。 工場に隣接する事務所に入り、受付を通って、目的の担当者がいる三階へ向かうように指示をされた。エレベーターは使えないので階段でお願いします、と言われ、階段を三階まで上がる。 事務所に入った時から、やけに暗いなと思っていたが、階段も通路も一切の電気が消されてる。事務所棟内

「人は記事をちゃんと読まない」からはじまる意識改革

仕事柄、日々投稿されるたくさんの記事を読みます。あたらしい視点をもらえる記事に出合えるとうれしくなる一方、もっとこうしたらいいのにな…と思ってしまうものもあります。 後者で感じるのは、書き手と読み手の「読む」に対する温度差を意識できていないことです。 基本的に、書き手は「記事を全部読んでもらえる」と思っているのに対して、読み手は「興味をひくものがあれば読む」というスタンス。興味をひかれなければ読まないと判断します。そこで大事なのが、読んでもらうための努力。それをしていない

答えよりも問いを。

カネボウの新しいブランドCMが賛否両論らしい。何のために化粧をする?という問いに始まり、多様な女性たちや文化を描いていく素敵なムービー。ただ最後の最後の「生きるために化粧をする」というコピーで価値観の押しつけになってしまった感じがする。表現としては本当に素晴らしい出来栄えなので、締め方が本当にもったいないと思う。 https://youtu.be/C86Sgcke5YI 改めて思うけど、もう答えが大切な時代じゃないんだよね。答えを決めてしまうことは、目指すものを一つに決め