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PM 記事まとめ

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PM(プロダクトマネジャー、プロジェクトマネジャー)の記事をピックアップする公式マガジンです。#PM、#PdM、#プロジェクトマネジャー、#プロダクトマネジャーのハッシュタグをつ… もっと読む
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#プロダクト開発

プロダクトマネージャーの仕事はプロダクトマネジメント

何となくこれを書くべき時がきた気がするので書きます。 プロダクトマネージャーの仕事プロダクトマネージャーの仕事はプロダクトマネジメントです。プロダクトマネジメントをしてほしいという期待があるからその人にプロダクトマネージャーというタイトルをつけているはずなので。 実際には組織構造によってはプロダクトマネジメントをしないプロダクトマネージャーがいるかもしれませんが、その場合も間接的にプロダクトマネジメントをしているはずです。いずれにしてもそれは例外的なので今回は一旦置いてお

UXデザイナーが定量調査を行うことで変わること

こんにちは!GoodpatchでUXデザイナーをしています田口です。 この記事では主にUXデザイナーの方やUXデザイナーを目指す方向けに「UXリサーチにおける定量調査の役割」について、リサーチ会社でプロジェクトを支援した経験や、その後、自身で新規事業開発やプロダクトマネージャーをしていた経験も踏まえて、ぼんやり思っていることを書こうと思います。 この記事で伝えたいこと私の考える結論は下記のとおりです。 なお、定性・定量どちらがいい悪いを言うつもりは全くなく(もはや定性調査

スピードというスタートアップ最大の武器をフルに活かすためにUbieがやっていること

こんにちは。Ubieのプロダクトマネージャーの林田です。2月に入社し、今月から新規サービスの立ち上げを担当することになりました。6人の小規模なチームで毎日議論しながらサービス開発を進めています。 入社後最初のnoteということで入社エントリーということになりますが、すでに3ヶ月が経過したので入社後に経験したこととその感想を中心にお話ししたいと思います。 速さに驚く入社前に想像していたことと、実際に感じたことの最大のギャップは圧倒的なスピード感でした。Ubieはスタートアッ

【後輩たちよ、同じ失敗をするな】旅サービス立ち上げでやったこと

こんにちは、子育てと仕事にダブルコミットをしています。KAENのArashiです。 昨年10月に旅の記録アプリ『Packer』を事業譲渡しましたが、失敗の連続でした。どんなことをやったのかをよく聞かれるので、プロダクト開発・資金繰り・ユーザーの集め方・反省を覚えている範囲で雑多にまとめたいと思います。 プロダクト開発プロダクト開発において『小さく早く検証する』ことが鉄則とされています。MVP・MVPとよく言われますが、MVPとは、顧客のニーズを満たす最小限のプロダクトを指

#25 「ちゃぶ台がえしは悪か?」

今回は、「ちゃぶ台がえしは悪か?」というテーマで、ステークホルダーマネジメントの話をしています。 ちゃぶ台返しは悪?はち :今日はまた世の中に扇風を巻き起こそうと思って… ちょっと激しめのテーマなんですけど「ちゃぶ台返しは悪か」っていう ジョン:どこの会社でもあるんですかね? はち :ま、あるでしょうね。どうですか? 第一印象で「ちゃぶ台返しは悪ですか?」 ジョン:えー…一概に悪とは思ってないですね。 はち :うんうん。 ジョン:その理由や背景がちゃんと筋が通って

READYFORに入社して約1年。VPoP→CPOとして何をやってきたのか

この記事は、READYFORアドベントカレンダー2023の25日目。締めを括る記事になります(プレッシャ〜) まずは自己紹介をさせてください。今年2月にREADYFOR にVPoPとして入社し、7月より執行役員 CPO を務めている大野木と申します。 初日から参画歴も長いVPoEの熊谷さんが、これまでのREADYFORのエンジニアリングの歴史から事業展望まで、超大作記事を書いてくれたのでハードル高いぃ…と悩ましいですが、本記事では自分がREADYFORに参画したこの1年を

#12 PMは営業数字を目標に含むべきか?

今回は、「PMは営業数字を目標に含むべきか?」というテーマで自らの個人目標と営業の数字についての関連性についてディスカッションしました。 PMの個人目標どうしている?はち :今日はジョンさんの持ち込み企画! ジョン:「PMは営業数字を目標に含むべきか」というテーマでお話しさせてもらいます。はちさんに私のお悩み相談室になってもらおうっていう感じなんですけど。 はち :深いな、僕も悩む気がする。 ジョン:目標って多分大体の企業の人が持ってると思うんですよ、半期ごととかで今

Spotifyのプロダクト戦略をUIの変化から読み解く

2018年にSpotifyのiOSアプリでは5つあったタブが3つに変更されました。 長く使われ続けているサービスでは、新しい機能がどんどん追加されていきます。新しいユーザーを増やしたり、現在のユーザーを引きつけ続けることが主な理由で、Spotifyにも様々な機能が追加されています。それにも関わらず主要なナビゲーションのタブを減らすのは勇気のいる選択だと思いました。プロダクト開発に関わっていると実感しますが、何かを付け加えることよりも何かを削ることのほうがずっと難しいのです。

チーム・組織デザインの良し悪しはプロダクト開発フローの効率を左右する

依頼、調整、合意、承認、etc. こういったコミュニケーションがチーム境界を越えて頻発すると、ソフトウェアプロダクト開発のフローは遅々として進まなくなります。いずれも、機能追加や機能改善を進める上でのクリティカルパスを引き伸ばす要因を生み出すからです。 機能追加や機能改善といったひとつひとつの開発は、アイデアを生み出し、それを価値に変えるまでのフローです。フローが進む過程で、組織内の様々な人の手で、様々なタスクが実行されます。その全てを1つのチームで完結することは、プロダク

コアな価値に一直線なプロダクトを CPO Anjuの描くユーザー課題を起点としたプロダクト開発の在り方とは

TimeTreeの開発・運営メンバーの働き方や大切にしている考え方を紹介するインタビューシリーズ。今回はTimeTreeの黎明期からプロダクト開発や改善に携わってきたCPO(Chief Product Officer)の吉本(Anju)にインタビューします。 CPO就任以降ユーザー課題に徹底して向き合う方針を打ち立てた背景や、新たな開発プロセスを通して見えてきたユーザーニーズ、今後の展望などを聴きました! CPOとして取り組むプロダクトの価値向上とユーザー課題に向き合う組

ビジネスインパクトのない新機能に費やす時間とコストを低減する

リリースした新機能がビジネス指標に何の影響も与えていない。ユーザーからの評判も芳しくない。いや、そもそも反応すらない無風状態。我々が費やした努力と時間はなんだったのか。 このような失敗は、ソフトウェアプロダクト開発に携わっていると何度でも経験します。むしろ、期待通りの成果を得られることの方が少ないでしょう。 失敗から得られる知見もありますが、それと引き換えに費やしたコストと時間は戻せません。それが繰り返されると、組織全体の士気が落ち、学習性無力感に支配されていきます。ソフ

プロダクトマネージャー(PdM)1年目の雑多なふりかえり

Feedforce で PdM 兼デジタルプロダクトデザイナーをやってます Yang です! 自分がプロダクトマネージャー職(以下 PdM)を拝任して1年と数ヶ月が経過しました。チームの実績や働く環境の開示も兼ねて、この1年間の経験を雑多なふりかえり記事としてまとめます。 なお、ほとんど推敲されていない読みにくい文章です。一旦今の考えをザックリまとめることを目的に書いてますので、ご了承ください。 施策の詳細や学びは、また別記事にまとめるかもしれません。 前提情報PdM

ユーザーに価値を届け続けるためのアジャイル開発とUXリサーチ【追加の質問に答えます】

こんにちは。atama plusというAI×教育のスタートアップでDesignOpsを担当している野澤です。 先日行われたResearch Conference2023にて、「ユーザーに価値を届け続けるためのアジャイル開発とUXリサーチ」というテーマでatama plusの伊藤と河口が登壇を行いました。私もDesign Opsのメンバーとして、二人の登壇に伴走しておりました。 おかげさまで当日は質疑応答の時間に答えきれないほど多くの反応・質問を寄せていただきました!(セッ

海外事例もインプットしたい!プロダクトマネージャーにおすすめの海外ニュースレター7選(+国内ニュースレター1選)

日本国内でもプロダクトマネジメントという役割や重要度の認知は大きく拡がり、カンファレンス・コミュニティ・各社のPMのみなさんの日々の発信などをとおして、ナレッジや事例などが共有されるようになっています。 ただ、役割としての成熟度やプロダクトの大きさ、市場規模など影響もあり、先進的な事例や学習リソースは海外から来るものが多いのも事実です。 翻訳本や解説ツイートを待つのもいいけど、そろそろ自分でも英語で情報収集したい!という方向けに、僕が半年間購読してみて役に立ったニュースレ