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PM 記事まとめ

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PM(プロダクトマネジャー、プロジェクトマネジャー)の記事をピックアップする公式マガジンです。#PM、#PdM、#プロジェクトマネジャー、#プロダクトマネジャーのハッシュタグをつ… もっと読む
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#スタートアップ

【後輩たちよ、同じ失敗をするな】旅サービス立ち上げでやったこと

こんにちは、子育てと仕事にダブルコミットをしています。KAENのArashiです。 昨年10月に旅の記録アプリ『Packer』を事業譲渡しましたが、失敗の連続でした。どんなことをやったのかをよく聞かれるので、プロダクト開発・資金繰り・ユーザーの集め方・反省を覚えている範囲で雑多にまとめたいと思います。 プロダクト開発プロダクト開発において『小さく早く検証する』ことが鉄則とされています。MVP・MVPとよく言われますが、MVPとは、顧客のニーズを満たす最小限のプロダクトを指

N=1の「最高の体験」を考え抜くたった10秒の習慣とは

自分には、働き始めてから9年間続けているちょっとした習慣があります。それはユーザーインタビューをやった直後の10秒に、ある問いを自分に投げかけることです。 これだけです。チームで振り返りの時間が取れるときもそうでないときも、一瞬でいいので問いかけるようにしています。もともとは新卒の頃の上司でユーザー調査が抜群にうまい上司がやっていた習慣で、気づけば自分も9年間続いていました。 最近 X (twitter) でこのことを書いたところ、少し興味を持っている人が意外と多そうだっ

PM業界の発展に向けて~ビジネス職のPMへの道~

 こんにちは、estieでVP of Productsを担っております、takuya__kuboです。 普段はestieのコーポレートブログへの投稿が多いことから、noteの記事は本当に久しぶりになってしましました。今日は、ひとりのPMとして本記事を書きたいと思っています。 冒頭に少し宣伝 「ひとりのPMとして本記事を書く」といいながらなのですが、少しだけ宣伝をさせていただきます。私が属しているestieは、商業用不動産領域のDXやIXを支援し、複数のプロダクトで産業を変

スタートアップのピボット、PMFのリアル

こんにちは、Anyflowの坂本です。 Anyflowは2017年創業のスタートアップで、API領域のSaaSプロダクトを提供している会社です。 iPaaS/RPA関連のnoteやピッチコンテストでの優勝、大手VCからの資金調達などで、もしかすると名前くらいは知っているという方もいるかもしれません。 しかし、実際のところは2020年前後で事業が停滞し、チームの縮小や、資金調達に苦戦するなど、窮地に追い込まれていた時期がありました。 このnoteは、一見順調そうに見えるス

プロデザ(PdM)が、染み出してCS(カスタマーサクセス)やってたら、いよいよ営業までやることになって、気づいたこと

この記事を書いている人こんにちは、リクルートの新規事業開発室でPdM(プロダクトマネージャー)をしている、須田拓馬です。 大学の理工学部卒業後は、2017年から2021年まで大手SIerで、大手小売業向けの受発注システムの保守運用や、需要予測を用いた店舗の発注業務自動化サービスの構築から展開までを担当。 2021年にリクルートへ入社。入社後は家具業界の新規事業である、プロ向けインテリア提案業務支援サービス『MINTERIOR』のPdMに従事。 いわゆる1→10フェーズのプロダ

プロダクトマネージャーが重視したい「顧客」と「社内」2つの“解像度”

こんにちは。カケハシで新規サービスに関わるプロダクトマネージャーを担当している山本です。 プロダクトマネージャーという仕事は、一般的にはビジネス・顧客・開発のトライアングルを機能させる役割だと定義されています。 そのため求められるスキルもさまざまで、プロダクトロードマップ作成や仕様策定といったプロダクトそのものに関する知見はもちろん、Webマーケティング、データ分析やユーザリサーチ、プロジェクトマネジメント、エンジニアとしての経験もしくはエンジニアと会話できるだけの技術知

一人PMから二人三脚期を経て、PMチームになった話

※生成AIによると「Product Manager」はこんなイメージらしい(4人をイメージし、長井が Canva の Text to Image で作成) スタイリストがつくネットショッピング「DROBE(ドローブ)」を運営しているDROBE COO の長井(@daisukenagai)です。 DROBE社では、このFY2023の上期にPM(プロダクトマネージャー)が2名増え、私を含めると合計4人になりました。 思い起こせば、2019年の創業時の一人PM時代から、はじめ

「これはプロダクトマネージャーの仕事なのか」問題について考える

今回は、プロダクトマネージャーであれば一度は直面したことがあるであろう「これはプロダクトマネージャーの仕事なのか」問題について、自分の考えを記述してみたいと思います。 この記事を書こうと思ったきっかけ本日公開された記事を含め、10X blog内で自分の役割を紹介する機会が増えていますが、一般的なプロダクトマネージャーの役割とは大きく差分があると認識しています。 また、社内のプロダクトマネージャーとの会話でも「enamiの役割は特殊だね」という話になることがあり、確かにいま

プロダクトマネージャーの7つ道具「PRD」が曖昧すぎるので言葉の定義から見直してみた

みなさん、こんにちは。 Voicyでプロダクトマネージャー(以下、PdM)をしているとくちゃん(@PdMtokuchan)です。 昨今、PdM界隈では、様々なフレームワークや文書テンプレートなどが無料で公開されていて、”それっぽい何か”が誰でも簡単に作れる状態にあります。 しかし、きれいなテンプレートに当てはめて文書を作成しても、なぜかうまくいかない...そんな状況にこれまでたくさん遭遇してきました。 今回は、プロダクト要求仕様書|Product Requirement

事業立ち上げを成功させるコツは「ギリギリまで開発しない」こと

僕は「スタートアップを量産する会社」を運営しています。 この2年弱で20ほどの事業に取り組んできました。そのうち3つの事業は法人化し、軌道に乗っています。 事業を立ち上げまくるなかで、気づいたことがあります。 それは「ギリギリまでプロダクト開発をしないこと」が、事業を成功させるいちばんのポイントだということ。 「まあそうだよね」と思うかもしれません。だけどいざ当事者になると、思いつきのアイデアでいきなりプロダクトを作ってしまったりするんです。結局、ニーズを掴めていない

もがきながら新規プロダクトを立ち上げる中で僕が学んだこと

こんにちは。「調達のスタンダードを刷新し続ける」をミッションに掲げるリーナーテクノロジーズで営業責任者と新プロダクトの事業開発をやっている高橋です。 この度、私が立ち上げを行った3つ目のプロダクト「Leaner購買」を正式にローンチいたしました。 今回のLeaner購買の立ち上げにあたってはこれまでの反省を活かしながら取り組んできたこともあり、かなり良いスタートを切れている感覚があります。 あくまで1stローンチはスタートですので、”Leaner購買を通じて世の中をどの

たった半年で「町工場向けSaaS」を立ち上げ、内諾100件で法人化するまでの話

去年の夏ごろ、いつものように会議をしていると、元キーエンスのメンバーがこんな話をしてくれました。 「僕、前職の営業でいろんな町工場を回ってたんすけど、図面がめちゃくちゃバラバラに、紙とかPDFで管理されてて。一回探しに行ったら20分、30分も戻ってこないことがけっこうあったんです」 「なんとかできないのかなって、ずっと思ってたんですよね」 そんな言葉から今回の事業はスタートしました。 それから半年ほどでサービスを開発・法人化し、導入社数はすでに200社近く。新規事業と

22.5億調達したプロダクトのリリースからPMFの背中が見えるまでのPMの1年日記

こんにちは。NEWT 1st ANNIVERSARY CALENDAR 22日目担当の藤沼(@fuji6q)です! 令和トラベルに1人目のプロダクトマネージャーとして2021年6月にジョインし、NEWT(ニュート)のプロダクトマネジメントを担当しています。 (♡していただけると素敵なプレゼント用意させていただきましたので♡応援よろしくお願いいたします) NEWTをリリースしてから1年でようやくPMFの背中が見えてきました。 サービス自体もQ単位で成長しており、0→1から1

4回のピボットを経てスピンアウト。「ユニーリサーチ」で挑むリサーチのDX

プロダクトフォースの浜岡です。 ユーザーインタビューを「最短当日・従来調査コストの10分の1以下」で可能にするユーザーインタビュープラットフォーム『uniiリサーチ(ユニーリサーチ)』を開発しています。 4回のピボットを経て、2021年7月にサービスをリリースし、2023年4月1日にLIFULL社からのスピンアウトをしました。 これからスタートアップとしてリスタートとなりますが、このタイミングで、なぜリサーチの素人だった自分がリサーチサービスを手掛ける事になったのか。4回