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PM 記事まとめ

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PM(プロダクトマネジャー、プロジェクトマネジャー)の記事をピックアップする公式マガジンです。#PM、#PdM、#プロジェクトマネジャー、#プロダクトマネジャーのハッシュタグをつ… もっと読む
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2023年10月の記事一覧

PdMはお客様からいただく機能要望とどう向き合うべきか

こんにちは。LayerXの本間(@maro)です。バクラク申請とバクラク経費精算のプロダクトマネージャー(以下、PdM)をしています。 最近、息子が拍手を覚えました。落ち込んだ時は息子に拍手を強要して元気を取り戻しています。 -- さて、PdMとしてプロダクトロードマップを決め、それに伴い機能の開発優先度を決めることって難しいですよね。 お客様からいただくご要望、プロダクトビジョンの実現、事業数値へのインパクト、リソース……様々な変数を元に「どのような順序でどうプロダク

「万能」になるか「コミュニケーター」になるか −これがプロダクトマネージャーの生きる道−

プロダクトマネジメントについて、色々な本を読み、色々な人の話を聞いて考えたことをまとめてみる。 1. プロダクトマネジメント/プロダクトマネージャーとは何か まず、ソフトウェア・プロダクトの定義から考えていく。僕は、ソフトウェア・プロダクトの定義を、コアバリュー(≒プロダクトが社会に提供したい本質的な価値)を、テクノロジーの力を用いてエンハンスすることを通じて、顧客にコアバリューを”利便性が付加された状態”で届ける手段として考える。これは『プロダクトマネジメントのすべて

やりたいことが多いフェーズで”次に何を開発するか”の悩み方

こんにちは。 Luupという会社でユーザー向けアプリのプロダクトマネージャーをがんばっています。Genyaです。 2023/10/25、株式会社助太刀様主催の「事例で学ぶプロダクトマネージャーのお仕事 vol.1」に登壇してきました。 話した内容について、一部このnoteでもまとめたいと思います。 タイトルは『やりたいことが多いフェーズで”次に何を開発するか”の悩み方』です。 ※ 最初は「考え方」というタイトルにしていたのですが、私自身がここ数ヶ月でウンウン悩んでいた

「作らない、作らせない」ことがプロダクトマネージャーの最大の価値なんじゃないかという話

こんにちは、井澤です。 最近行った九份とは全く関係のない記事を書きます。 現在私はフリーランスで主にPdM(プロダクトマネージャー)として、様々な企業様に関わらせていただいております。 PdMとしては2017年よりオープンワーク(旧Vorkers)で勤めてる時代からtoBやtoC色々と経験してきましたが、結局PdMの価値ってなんなのっていうと今自分はこう思うわけです。 作らない、作らせない モノやサービスを作るためにPdMっているんじゃないの?って思うかもしれませんが、

チームのふり返りを「KPT」から「KMT」に変えてみてわかったこと

こんにちは。株式会社MIMIGURIで、リフレクションやナレッジマネジメントの実践&研究をしている瀧です。今回は、私が最近チームでやっている「KMT(Keep/Moyamoya/Try)」というふり返りのやり方、これに変えてみた背景を紹介します。(ちなみに「KMT」の読み方は「ケモティー」です。) チームで行うふり返りといえば、よく使われるものにKPT(Keep、Problem、Try)がありますが、このやり方を少し変えてみた話です。 KPTは、簡単に言うと下記の3つの項

Spotifyのプロダクト戦略をUIの変化から読み解く

2018年にSpotifyのiOSアプリでは5つあったタブが3つに変更されました。 長く使われ続けているサービスでは、新しい機能がどんどん追加されていきます。新しいユーザーを増やしたり、現在のユーザーを引きつけ続けることが主な理由で、Spotifyにも様々な機能が追加されています。それにも関わらず主要なナビゲーションのタブを減らすのは勇気のいる選択だと思いました。プロダクト開発に関わっていると実感しますが、何かを付け加えることよりも何かを削ることのほうがずっと難しいのです。

noteの記事を集計して、よく紹介されているPM本のランキングサイトを作りました

こんにちは!ひまらつです。 表題の通り、プロダクトマネージャーのみなさんが読んでいる本のランキングサイトを作りました。 画面はこんな感じ↓ noteでよく紹介されているPM本をランキング形式で紹介している他、タグで絞りこんで興味のある分野の本を探すなどができます。 このnoteでは、こちらのサイトを作った背景やランキングの仕組みについて書きたいと思います。 (追記)技術的な内容は別途Zennに書いたので、興味があれば読んでみてください:) 作ろうと思ったきっかけ

料金ページに「体験想起イラスト」を添えて指標が改善。UXライティングで「共感される言葉」をデータで選ぶ2つの方法。世界10億ダウンロード「Dropbox」に学ぶ過去の成功施策。

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一人PMから二人三脚期を経て、PMチームになった話

※生成AIによると「Product Manager」はこんなイメージらしい(4人をイメージし、長井が Canva の Text to Image で作成) スタイリストがつくネットショッピング「DROBE(ドローブ)」を運営しているDROBE COO の長井(@daisukenagai)です。 DROBE社では、このFY2023の上期にPM(プロダクトマネージャー)が2名増え、私を含めると合計4人になりました。 思い起こせば、2019年の創業時の一人PM時代から、はじめ

チーム・組織デザインの良し悪しはプロダクト開発フローの効率を左右する

依頼、調整、合意、承認、etc. こういったコミュニケーションがチーム境界を越えて頻発すると、ソフトウェアプロダクト開発のフローは遅々として進まなくなります。いずれも、機能追加や機能改善を進める上でのクリティカルパスを引き伸ばす要因を生み出すからです。 機能追加や機能改善といったひとつひとつの開発は、アイデアを生み出し、それを価値に変えるまでのフローです。フローが進む過程で、組織内の様々な人の手で、様々なタスクが実行されます。その全てを1つのチームで完結することは、プロダク