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PM 記事まとめ

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PM(プロダクトマネジャー、プロジェクトマネジャー)の記事をピックアップする公式マガジンです。#PM、#PdM、#プロジェクトマネジャー、#プロダクトマネジャーのハッシュタグをつ… もっと読む
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2023年3月の記事一覧

#3-2 顧客理解・ユーザ理解にサヨナラを(UX戦略の教科書)

昨今では、顧客理解 / ユーザ理解に取り組む必要性が様々な所で主張されており、一般常識になりつつある。そして「顧客のことを深く理解すれば、良質な仮説を立案できる」という言説が広く信じられており、マーケティング戦略を検討したり顧客体験をデザインするうえでの前提条件となっている。しかし、このような言説は本当に正しいのだろうか。 結論からいえば「顧客を深く理解すれば、良質な仮説を立案できる、という言説は間違っている」というのが本記事の主張である。この間違った言説が広く信じられてし

プロダクトマネジメントの王道と隠し味: PMおすすめ書籍メタサーチと個人的隠れ推し本

サマリ1)PMがおすすめする本として紹介数が多い書籍はこれらだよ 2)PMの役回り×サブスキル別に紹介数が多かった書籍はこれらだよ 3)個人的隠れ推し本はこれらだよ 執筆モチベ: 知識の体系化が進んでいる領域 / いない領域はどこか?皆さんこんにちは、toC Fintech スタートアップでプロダクトマネージャーとして日々奮闘しております「じょー(@jouykw)」です。 プロダクトづくりに関して考えていることや学びを定期的に言語化して書き下したいと思い初めた no

PdMのためのChatGPT活用事例。流れで

こんばんは。ChatGPTつかっていますか? ミラティブ執行役員プロダクトマネージャーの坂本です。 ミラティブでは、ChatGPT Plus を社員全員に福利厚生として配布するという試みを行っており、私自身も結構使ってみました。PdMが業務として使うとしたらこういう使い方ができるよという例を紹介します。 多少PdMの仕事からはみ出して資金調達や事業計画の論点も入っていますが、無からアプリのコンセプトを生み出し、画面設計、テーブル設計、リリース戦略まで立ててみました。下記の

ユーザー価値とビジネス価値の関係性

こんにちは。プロダクトマネージャーのひまらつです。 プロダクトを考える上で重要な要素に「ユーザー価値」と「ビジネス価値」があります。これらの関係性について考えてみたので、自分の整理をまとめてみます。 プロダクトマネージャーの仕事は何か以前に別の note で書きましたが、プロダクトマネージャーの仕事は「プロダクトを成功に導くこと」です。そしてプロダクトの成功とは「ユーザー価値」「事業収益」「ビジョン」の3つを達成することです。 これらの要素のなかで、ビジョンだけは少し毛

爆速でAIアシスタント(β)をリリースするために、デザイナーがしたことのすベて

今日、noteの新機能として「AIアシスタント(β)」をリリースしました! このプロジェクトでわたしはデザイナーを担当したのですが、開発チームとしては4,5人ほど、発足から3週間、開発開始から2週間でリリースするという爆速プロジェクトで学びも多かったので、リリースのためにやったことをまとめてみます。 提案するまで(1週目)最初はまだAI機能を組み込むことが決まっていない時にお話をいただいて走りだしました。この頃はリリースの目処ももう少し先に立てていて、まずは「AI機能をno

最小公倍数のプロダクト戦略(FigJamフォーマット公開)

プロダクト戦略をたてる際に活用できるフレームワークはこの世に無数に存在します。 時代や業種やフェーズやプロダクトの性質に応じて最適なフォーマットが異なるため、どういったフォーマットを選びとって進めていくか迷う人も多いでしょう。 そこで、私がいままで数々の新規事業立ち上げとプロダクトグロースをおこなってきた経験から、プロダクト戦略をたてる際にほとんどの場合で使っているオレオレFigJamフォーマットをご紹介します。 最小の工数で最大の効用をうみだすという意味で「最小公倍数

スタートアップ初期のプロダクトマネージャーが挑戦した3つのこと

この記事では、私がピアサポートに特化したこころのオンライン相談アプリ「mentally」のプロダクト責任者として、サービスの PMF(Product-Market Fit)達成に向けて取り組んだことを3つご紹介したいと思います。残念ながら、mentally は9月末にサービスをクローズし、10月に代表を除くメンバーが私含めて全員解散となってしまいましたが、ここでの学びが、少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです。 1. ノーコード開発ツールを駆使した MVP の構築サービス

SQLとLooker Studioで、インタビュー対象者を定量的に観察できるようにしてみた話

お久しぶりです。バイトルの会社でPdM/UXデザイン領域をやっている田中です。 このnoteでは、「インタビューの対象者選定を定量的に行うことで、定性調査(UXリサーチ)の精度を向上する」ためのデータに適したサマリーの作成方法と、実際に作成したダッシュボードをご紹介します。 インタビューで定性調査する前に、定量的に対象を決める仕組みを作ることで施策(企画)ディレクションの打率を高め、効果量達成までの再現性を高める助けになると考えています。 はじめにUXリサーチの常套手段

サービスは「ユーザーの創造性」によってグロースする

はじめにTimeTree代表取締役の深川です。 このnoteは会社としての情報発信というよりも1個人としてTimeTreeという会社をやりながらこれまで悩んできたこと、反省したこと、気づいたことという観点で書いていきます。 ありがたいことにTimeTreeは、全世界で4500万登録ユーザーという規模で利用者が広がっています。日本ではTVCMなどもしましたが、海外ではほとんどマーケティング費用もかけていません。 グロースのためにやったことはもちろんたくさんあるのですが、その中

Lean UX でまわす、まわるプロダクト開発

この記事は、監訳を担当した『Lean UX(第3版)』の刊行記念イベントとして、2022年10月21日に開催された Forkwell社主催のイベント「Forkwell Library 」でお話しさせていただいた内容のフォローアップ記事になります。当日のスライドはこちらから、アーカイヴ動画はこちらからご覧いただけます。 Lean UX とはなにか?Lean UX とは、「デザイン思考」「アジャイル開発」「リーンスタートアップ」を統合させた開発プロセスです。 デザイン思考:ユ

プロダクトマネージャーがChatGPTを活用した機能を爆速で作ってわかった事

Findy IncでWebエンジニアの中途転職をサポートするプロダクト「Findy」でプロダクトマネージャーをしていますムカイ( @osk_kamui )です 2023年3月6日に「ChatGPTエンジニアキャリアまとめβ」という新機能を 爆速でリリースいたしました。 リリース前まではドキドキでしたが、一定エンジニアの方に楽しんでいただけたようで安心しております。 本稿ではプロダクトマネージャーがChatGPT(AI)を用いた機能を爆速で作ってみて気がついたいくつかの点

海外向け製品のデザイナー兼プロダクトマネージャーに聞いてみた! (前編)#CybozuDesignPodcast

オープニング(00:00)Sota/皆さんこんにちは!デザイナーのSotaです。この番組はサイボウズデザイン&リサーチのメンバーが日々の活動や取り組みを雑談形式で紹介するコンテンツです。デザイン・リサーチ・アクセシビリティを軸にサイボウズ デザイン&リサーチの今をお届けしつつ、メンバーの人柄やチームの雰囲気をお伝えします。 Sota/今回は、海外向け製品のデザイナー、プロダクトマネージャーとして活動されている、おーじさん、セブさんをゲストにお招きして色々とお話を伺っていこう

Youはどうやって未経験からPMになった?(芦田さん編)

こんにちは。クライス&カンパニーPMチームの菱沼です。 先日2/2に、弊社主催で開催したPM向け汐留アカデミーはなんと500名近い参加を頂き、ますますPM職への関心の高まりを感じています。 実際に弊社PMサイト経由でも「未経験からどうやってPMを目指せるか・・」というご相談が年々増えています。一方で、企業の即戦力採用のニーズが強く、未経験の方にとってはハードルが高めに感じられてしまうのも現状です。 ただ、キャリア面談でお話を聞いていると「そのご経験って、かなりプロダクトマネー

プロダクトフィードバックループを回し続けるためにIVRyが取り組んでいること

こんにちは!月額3,000円から始める電話DXサービスIVRyでプロダクトマネージャーをやっています高柳(@neveryanagi)です。 🎉最近のお知らせ🎉 ホテル大手の東横イン様で電話自動応答サービス「IVRy」を304店舗に導入いただきました!! 予約や問い合わせ電話への一部対応を自動化することで少ない受付人数でも電話の取りこぼしを減らすことに成功しています。詳細はぜひプレスリリースもご覧ください。 本日のテーマ本日はIVRyのプロダクトマネジメントについてちょっ