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PM 記事まとめ

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PM(プロダクトマネジャー、プロジェクトマネジャー)の記事をピックアップする公式マガジンです。#PM、#PdM、#プロジェクトマネジャー、#プロダクトマネジャーのハッシュタグをつ… もっと読む
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2022年3月の記事一覧

MVP検証って難しくて楽しいですよね、っていう話。

今月もギリギリの駆け込み投稿になってしまいました。 “誰もが気軽に居場所をもてる世の中へ”というミッションを掲げてレンタルスペースサービスikonas(イコナス)の立ち上げに奔走しているArchiTechの伊藤拓也です。 弊社ではここ2ヶ月ほどikonasリリースに向けてMVP検証を回しているのですが、それがめちゃ難しく、まためちゃめちゃ楽しく、いちスタートアップの事例として これからプロダクトを作ろうとしている起業家の方 スタートアップの動きに興味のある方 スタート

社会にとっていいプロダクトを作れるから。私がheyでPdMをやる理由

heyのリテール事業部門のプロダクトマネジメント本部でPdMを務める松栄 友希(まつばえ・ゆき)さん。キャリアの軸にしているもの、そしてこれからの仕事などについてお話を聞きました。 人の気持ちの動かし方を知りたくて ──今日はこんな質問から始めてみたいと思います。小さい頃の夢は何でしたか? 実は私は幼い頃から持病があって、小さい頃は3ヶ月に一度はレントゲンを撮らなければいけない生活でした。小学校高学年から中学にあがるまではその治療のために見た目が明らかに他の人と違ってい

新機能開発における業界時流の捉え方〜『ゼクシィ 縁結び』の事例から

こんにちは。『ゼクシィ 縁結び』のプロダクトマネージャーをしている小坂井です。リクルートには2020年4月1日に中途入社しまして、これまで市場調査やプロダクトの新機能企画を担当してきました。 今回は、プロダクトの新機能開発の考え方について、『ゼクシィ縁結び』における「オンラインデート機能」開発を例にとってご紹介したいと思います。 新機能を開発するというシーンにおいて、こんな疑問が生じることがあると思います。 ・実際に使われるような普遍的なニーズがあるかわからない この

[イベントレポート] RAKSUL✕Mobility Technologies 産業DXを加速させるPdMとは?

「ビジネスパートナーと信頼関係を築くこと」産業DXを加速させるプロダクトマネージャーの条件 プロダクトマネージャー(以下、PdM)の必要性について語られる機会は圧倒的に増えてきました。しかし、具体的な役割は明確化されておらず、業界全体で模索しているような状態が続いています。 今回のオンラインイベントには、印刷業界のDXを推進するラクスルとタクシー業界のDXを推進するMoTから、2名のPdMが登場。「産業DXを加速させるPdMとは?」というテーマで語られたパネルディスカッショ

MTS#7「プロダクトマネジメントとデザイン」 イベントレポート

MIDAS TECH STUDYの運営チームから、以下の問題提起がありました。 ・『どう作るか?』も大事だが『何を作るか?』の重要性が増してきている感覚がある ・プロダクトマネージャ、デザイナーの視点を取り入れることが有効ではないか そこで、3月11日にデザインxプロダクトに強みを持たれるdely 坪田さん(@tsubotax)、ソウゾウ 鈴木さん(@nobgraphica)、TBSテレビ 野田さん(@ktknd)といった錚々たるメンバーにお集まり頂き、MIDAS TECH

私の情報収集スタイル

PMにとって、情報収集は生命線だ。 ビジョンを描き、組織やチームが動き出したくなるような、ワクワクを醸成するには、集めた情報をもとにどんなストーリーを語るかにかかっている。 今回は、定期的に「何か違うな」と思いながら、ブラッシュアップしてきた私の情報収集方法をまとめてみた。 大きく分けると以下の3つの収集方法に分かれる ニュース コミュニティ / カンファレンス オンライン雑談 読書 至って一般的な方法だが、その一つ一つに工夫があるので、詳しく見てもらうと参考に

プロダクトマネージャーの面接を受けたときのメモ

プロダクトマネージャーとして転職活動をする中で、「どういう選考をするんだろう」「面接で何を聞かれるんだろう」「世の中に全然情報がでてない」などで少し困ったので、記憶があるうちにまとめておきます。面接で聞かれた質問を中心に記載していきます。 あくまでN1でしかないのですが、プロダクトマネージャーとして転職活動を考えてる人や、採用をしたい人の参考になれば幸いです。 前提◯候補者(自分)の経歴: ITベンチャーでマーケ・経営企画(3年)→現職はインタースペースでPM(4年)。

PM(プロダクトマネージャー)に一番大事な"なんとかする力"とソフトスキルの話

どうも、ぶんたです。(@bunbuno0) 音声プラットフォームのプロダクトを作っているVoicyでPMチームのマネジメントとプロダクトマネージャーをやっています。 今回はPM(プロダクトマネージャー)に大事なスキルって"なんとかする力"だよね。それを分解してPMにとって大事なソフトスキルってこういうものだよね。って話をしたいと思います。 ハードスキルとソフトスキルまず初めにソフトスキルってなんぞやというと、以下のような具体例がわかりやすいかと思います。 こうやって考

【ブックリスタ】デザイナーが全社に染み出していくためデザインイベントを開催した話

こんにちは。ブックリスタで働くデザイナーのcremaと申します。 2021年9月に入社し、新規事業開発室で推し活アプリ「Oshibana」やショートマンガアプリ「YOMcoma」のデザインに関わる仕事をしています。 そして、サービスの設計/制作と並行して、社内のデザイナー達のコミュニケーション施策や、他部署のデザイナーに対する認知を高めるような活動を行っています。 ブックリスタの「デザイナーに関する課題感」この記事を読んでくださっている方は、ブックリスタのことをあまりご

新しいプロダクトのサポートを立ち上げるときのポイント7選

こんにちは、SaaS領域プロダクトデザインユニット SaaSクライアントサクセスグループの松倉です。 『Airレジ』『Airペイ』などをはじめとする「Air ビジネスツールズ(以下Air)」でクライアントセルフサクセス(クライアントがプロダクト利用時に困りごとが発生しないような施策)の企画立案・実行と、新規プロダクトのサポート立ち上げを担当しています。 現在まさに、とあるプロダクトのサポート立ち上げ真っ最中です。 そこで今回は、立ち上げプロジェクトの中でこれまで私が実施して

情弱音大生だった私がIT業界でPMになるまで、ビジネススキルをどう身につけたのかという話

「音大生って世間知らずのイメージ!どうやって転職活動したんですか?」 「エンジニアからPMになる時にビジネス知識はどう身につけましたか?」 「社長になって数字が見れるようになるまで苦労しましたか?」 こんなことをよく聞かれるのだけれど、最初にIT業界へ転職した時も、エンジニアからPMになった時も、会社を作った時も、ビジネススキルという観点ではつまづいたり大変だったという記憶がなかった私。 では一体いつどうやって私はビジネススキルなるものを身につけたのか。ふと振り返ると、新

システム開発の擬似内製化ステップ -PM育成と外注リソース活用 -

今回は、前回の記事で言及した「擬似内製的」な開発組織について検討してみたい。 おさらい私が過去、受託開発(SIer、SES、請負)に関わってきた中で、どうしてもモヤモヤすることがあった。 それは、実際にサービスを使うユーザーのいないところで、バグがあって誰が悪いとか、仕様について言った言わないとか、本質的でない問題に費やす時間が多かったことだ。 こういったマインドを是正して、サービスを継続的デリバリーするためにはシステム開発を「外部に受発注する」のではなく「開発チームを

POLに入社して組織のアジリティを高めるためにやってきたことをふりかえる

こんにちは、株式会社POLでソフトウェアエンジニアをしているmotikomaです。最近の趣味はエルデンリングの実況を鑑賞することです。 さて、今回はPOLに入社してから組織のアジリティを高めるために自分がやってきたことをふりかえりたいと思います。 ※「大規模な組織変更!」とかそんな大層なことはしていません。一人の開発者として自分が楽しく開発したいというモチベでやったことを書きます。 アジリティとはアジリティ(Agility)には「敏しょう性」「軽快さ」といった意味がありま

だからその企画は通らない

なんで誰もこの企画の良さをわかってくれないんだ!! ありますよね、うんうん、あるある。これ聞いてOKしない意思決定者マジセンスねーなって思うこともありますよね。 社会人になってからほぼずっとと言っても過言ではないくらい新規サービスや事業が生み出される部署に所属していたので、自然と人の企画を見ることも自分で企画を持ち込むことも両方の機会に恵まれていました。 そうすると不思議なことに開始3分くらいで「あ、これ多分通らないやつだな」ってシックスセンスが語りかけてくるようになるん