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経済 記事まとめ

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#金融政策

「今度こそ違う」~副総裁講演に思うこと~

結局、労働市場次第なのか 5月27日に行われた日本銀行金融研究所主催の国際コンファランスにおける内田副総裁の基調講演が債券市場で話題を集めています: 実際、今後の利上げ軌道を約束するかのような強い語気の目立つ講演という印象を強く受けました。内田副総裁は「現在の物価を巡る動向の変化が、不可逆的なデフレからの構造変化を意味するのか、あるいは、単に世界的なインフレによってもたらされた一時的な現象にすぎないのか」という自問自答から講演を切り出しています。 これに対する回答として、

日銀政策決定会合(4/25-26)とOREINT

 本日のお話は今週行われた日本銀行政策決定会合について.今回の意思決定とその後の記者会見発言のもつ意味は大きい.その内容の解説もさることながら...政策や政策方針を評価する際のポイントを説明するのに好適な事例でもある.  政策や政策方針の評価にあたって重要なことは,第一が ・「やったこと」で評価する →「やりそうなこと」で評価しない こと.何よりも行動・決定を中心に観察しましょう.第二が, ・「言ったこと」で評価する →「言わなかったこと」や「言いそうなこと」で評価し

日銀総裁発言と為替介入

 ニュースのとっかかりとして,日本銀行の植田総裁が米国で,参院財金委員会で利上げに言及したことで ・円安対策のための利上げがあるのでは? ・その準備(前段階)として為替介入が行われるのでは? という憶測が飛び交っています.本マガジンでも繰り返し指摘してきたように,植田総裁の市場コミュニケーションの取り方は非常に問題です.

これからの金融政策ーー「望ましい金利」とは何か

 今週の日本銀行政策決定会合(18日-19日)では,マイナス金利政策・YCC(イールド・カーブ・コントロール)・リスク資産買入が停止されました. とのこと.あわせてオーバーシュート型コミットメント(2%を超えるまで金融政策方針を変えない)についても,足下のインフレ率が3%を超えていることから要件を満たしている考えているようです. 長い前置き 国際的な資源高と円安によって上昇したインフレは沈静化しつつあり,物価上昇率が安定的に2%前後を維持できるか微妙な中でなぜ金融緩和姿勢

春闘の集中回答日で高い賃上げが実現し日銀の利上げが確定的となりました。そこで日銀の金融政策と賃金インフレを欧米の賃金インフレを参考に考えます。ユーロ圏型か それともアメリカ型となるか いずれも利上げラッシュの末路 どのくらいの利上げとなるか予想して行きます。

経済学と金融理論、会計、マーケティング理論の知識をベースに記事を書いてます。 またニューヨークを拠点とした全米で上位1%に評価されているヘッジファンドの分析手法を参考にしてデータ分析し予想してます。 米国の経済学者やヘッジファンドの分析レポートも日々読んで参考にしてます。 私の記事はデータ分析と予想が中心で用語解説も交えながら進めてるので初めて株を取引する人でも直ぐに理解出来て予想は参考になると思います。 データの内容は個人投資家がほとんど見たことが無いか見ないデータ

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アメリカ企業の総資産、総負債、純資産、株式時価総額に対する負債比率の各データからアメリカ経済の現状と先行きを考えて行きます。アメリカ経済はリセッションに向かっているのか?それとも経済成長の加速に向かっているのか?を見て行きます。

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金融政策ルールの有効性と賞味期限

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1/2&16【LIVE】『財政・金融政策の転換点』著者解説

 『財政・金融政策の転換点』(中公新書)の著者自身による解説です♪ いちおう本がなくても楽しめるようにお話ししますが,手元に置いておいていただけるとよりスムーズに視聴できるかと思います.  前編(1/2 20:30-LIVE,放送終了後アーカイブ)で取り扱う話題は,同書1・2章のテーマである財政政策・金融政策の基本論点についてです.具体的には, ・政府のバランスシートと公債負担論 ・伝統的金融政策と非伝統的金融政策は結構同じ といった内容となります♪  後編(1/16 2

【講義】【動画】新刊案内とイントロ解説

 そして,さる12/2(土)は明治大学リバティアカデミー講座「財政政策と金融政策--21世紀型のマクロ経済政策とは何か」にご参加いただきましてありがとうございます(参加されなかったかたも日頃からありがとうございます^^).  今月20日に中公新書より『財政・金融政策の転換点』が発売されます.実はリバティアカデミーの予定を決めた4月頃には12月には出てるだろうし,出版記念だ~♪ と皮算用していたのですが,遅筆でタイミングを逸しました.書影はまだだけど,予約はできますよ^^

日本経済がリセッションに向かっていると分かる新たなデータが更新されたので確認して行きます。

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アメリカ経済がリセッションに向かっているのか?それとも経済は成長が再加速に向かっているのか?を金融の7つのデータからデータ分析して行きます。

経済学と金融理論、会計、マーケティング理論の知識をベースに記事を書いてます。 またニューヨークを拠点とした全米で上位1%に評価されているヘッジファンドの分析手法を参考にしてデータ分析し予想してます。 米国の経済学者やヘッジファンドの分析レポートも日々読んで参考にしてます。 noteの月額500円のスタンダードプランの読者募集しています。 1記事だと100円となりますがスタンダードプランだと500円で過去の1300以上の記事も含め全てが読めるプランとなるので1記事購入よ

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日本経済がリセッションに向かっていると分かる歴史的なマクロ経済のデータを見て行きます。

noteで有料記事を書き始めて10ヶ月が経ちましたが読者は過去最高の125人まで増えました。 目標は100回でしたが達成出来たので200人に上方修正しました。 noteではS&P500、ナスダック、日経平均、ドル/円の理論値を算出し予想しています。 米国政府発表、経済指標、株、債券、為替、商品など20前後のデータを日々分析し解説しています。 S&P500やナスダック、日経平均の理論値は日々算出し経済指標やマクロ経済の基礎データを日々分析してます。 国債や社債市場も分

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米国の経済指標発表のビッグイベントの雇用統計を16のデータに分解し金曜日に暴落から爆上げに転じた要因を解き明かして解説して行きます。雇用統計で一流のヘッジファンドや経済学者は、どこに注目していたかを見て行きます。noteの月額500円の読者募集中です。

金曜日はアメリカ市場の最大のビッグイベントとなる雇用統計が発表されましたが、発表時は時間外でナスダックが1%を超える暴落となるなど市場の反応は暴落スタートとなりました。 しかし、その後、急速に盛り返しナスダック100は1.7%の爆上げでの着地となり、極端な市場の反応となりました。 この市場の反応の流れを雇用統計の16のデータに分解し市場は最初に、どのデータに反応し、どのデータを見て見方を変えて行ったのかを解き明かして解説して行きます。 16のデータとなるのでほとんどの個

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S&P500とナスダックの終値を金融理論から見て割高となっているのか?それとも割安となっているのかを簡易的に計算し検証して行きます。noteでは日経平均、ドル/円の理論値も算出。日銀やFRBの金融政策も分析。noteの有料読者を募集中。

S&P500とナスダックの終値を金融理論から見て 割高となっているのか? それとも 割安となっているのか? を簡易的に計算し検証して行きます。 ここからは有料読者向けの記事となります。

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