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経済 記事まとめ

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#為替

円安で貿易赤字拡大の誤解

円安生む経済構造、反転に時間 企業にドル買いの実需 - 日本経済新聞 (nikkei.com) 貿易収支の赤字が続いている。財務省の貿易統計によれば、23年度の貿易収支は3年連続の赤字となった。そして、円安で輸入金額が膨張することを理由に、貿易赤字の主因を円安に求める向きも少なくない。 ただ、輸入金額の増加が輸入品そのものの値上がりや輸入量の増加に基づくものであれば、為替に関係なく貿易収支は赤字方向に振れやすくなる。また、円安は一方で輸出額の膨張にもつながるため、円安が必

再び炸裂したECBのブログ砲~会合軽視 or 多様化~

妥結賃金は加速、ECBは冷静な対応? ECB政策理事会が接近しており、利下げが確実視される中、照会も増えているので筆者の見解を提示しておきたいと思います。こちらの記事は誰でもお読み頂けます。 ECBウォッチの上で重要な情報として、5月23日はECBの「次の一手」を占う上で極めて重要なデータである1〜3月期妥結賃金が公表されています: 伸び率は前年同期比+4.69%と2四半期ぶりに加速しており、先行指数として注目されていた求人広告賃金(1~3月期平均で約+4.00%)からの

アメリカの雇用統計から人種別失業率を見て行きます。アメリカ経済やアメリカ社会の現状を考えて行きます。

経済学と金融理論、会計、マーケティング理論の知識をベースに記事を書いてます。 またニューヨークを拠点とした全米で上位1%に評価されているヘッジファンドの分析手法を参考にしてデータ分析し予想してます。 米国の経済学者やヘッジファンドの分析レポートも日々読んで参考にしてます。 noteの月額500円の有料読者募集しています。 1記事だと300円~500円が多いですがスタンダードプランだと月額500円で過去の2500以上の記事も含め全てが読めるプランとなるので1記事購入より

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デジタル収支の国模様~米国はWindows、英国はプレミアリーグ、異次元のアイルランド~

前回は世界のデジタル関連収支における日本の現在地を確認しました。多くの方に読んで頂き感謝です。これを機にメンバーシップに登録したというお声も沢山頂きました。この場を借りて御礼申し上げます: その際、予告的に「デジタル関連収支を通じて見る国模様」を取り扱うとしました。「次はいつごろになりますか?」というお問合せも頂戴しました。このテーマについてはメディアの取り扱いが増えていることもあって、非常に強い世間の関心を肌で感じます。今週、円安を解説する記事でもデジタル赤字というフレー

デジタル赤字は日本だけの話なのか?

デジタル赤字についてはこの1年で取りざたするメディアやアナリストが非常に急に増えました。問題提起した1人として、こうして世論が大きくなっていくことは嬉しく思います。しかし、その国際比較については統計上の扱いが非常に煩雑で厄介なこともあり、まだ進んでいないように思います。これから必ず注目される論点になるでしょう。今回はその点を深掘りしたいと思います。デジタル赤字の国際比較はまだ、殆どの識者が手を付けていない論点で、今後、取り上げられていくことになると思っています。 「新時代の

「国際収支の未来」は「日本の未来」

既に各社から報道が出ております通り、3月26日、財務省は神田財務官を主催とする国際収支分析を専門とする懇談会「国際収支から見た日本経済の課題と処方箋」を発足させました。今後複数回の会合を経て、具体的な提言が出されることになっています。若輩者ではありますが、私も委員として拝命頂きました。問い合わせも多いゆえ、簡単に紹介だけさせて頂きます。 会合の議論に関し、私が何かを申し上げることはできませんが、第1回会合のリードスピーカーにご指名頂きました。その際の資料は既に財務省HPで公

昨日発表されたアメリカの全銀行の貸し出し状況と全銀行の預金のデータとFRBの準備預金、マネタリーベース、マネーサプライのデータからアメリカ経済が景気循環の、どの位置にいるかを考え株式市場の今後を考えて行きます。

経済学と金融理論、会計、マーケティング理論の知識をベースに記事を書いてます。 またニューヨークを拠点とした全米で上位1%に評価されているヘッジファンドの分析手法を参考にしてデータ分析し予想してます。 米国の経済学者やヘッジファンドの分析レポートも日々読んで参考にしてます。 私の記事はデータ分析と予想が中心で用語解説も交えながら進めてるので初めて株を取引する人でも直ぐに理解出来て予想は参考になると思います。 データの内容は個人投資家がほとんど見たことが無いか見ないデータ

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アメリカ企業の総資産、総負債、純資産、株式時価総額に対する負債比率の各データからアメリカ経済の現状と先行きを考えて行きます。アメリカ経済はリセッションに向かっているのか?それとも経済成長の加速に向かっているのか?を見て行きます。

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雇用統計の結果から人種別失業率を見て行きます。人種別失業率からアメリカ経済やアメリカ社会を考えて行きます。

私の記事はデータ分析と予想が中心で用語解説も交えながら進めてるので初めて株を取引する人でも直ぐに理解出来て予想は参考になると思います。 データの内容は個人投資家がほとんど見たことが無いか見ないデータが大量に出て来るので経済や株式市場、債券市場、ドル/円など誰でも詳しくなると思います。 noteの月額500円のスタンダードプランの読者募集しています。 1記事だと100円以上ですがスタンダードプランだと500円で過去の2000以上の記事も含め全てが読めるプランとなるので1記

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S&P500は年初来16回目の過去最高値更新 ナスダック総合とナスダック100は過去最高値更新に僅かに届かずも1.5%を超える爆上げ アメリカ市場の強気相場では押し目さえ与えてくれません。押し目も無いのがアメリカ市場の強気相場の特徴となります。

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アメリカ経済全体の企業や家計の資金繰りの状況が把握出来るマクロ経済のデータを確認しアメリカ経済の現状と先行きを考えて行きます。過去65年のデータからリセッション入りのタイミングが分かるデータでもあります。

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対GDP比の企業と家計の民間債務がGDP600兆円換算だとアメリカよりも180兆円も多い日本の過剰債務の実態を考えます。低金利で借金に借金を重ねて経済を回す借金依存体質の日本経済を考えます。

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アメリカ経済や株式市場が想定以上に好調な要因を議会予算局のデータから考えます。

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「新時代の赤字」と原油輸入の類似点

パスの大幅修正は難しい ドル/円相場は150円近傍で高止まりしています。150円台は2023年11月中旬以来、約3か月ぶりの水準です。昨年の12月FOMCでハト派方向に急旋回して以降、米金利低下とドル安の相互連関的な動きが予測されていましたが、米国の経済・金融情勢がこれをフォローしてこない状況が続いています。かねて述べている通り、筆者は円安の真因が日米金利差だとは思いませんが、日米金利差が縮小しないことで僅かに期待できるはずの押し目すら到来していないのは事実でしょう。 も