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経済 記事まとめ

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#日本株

来週の相場見通し(6/3〜6/7)

<読了目安時間:17分> この記事では、2024年6月3日(月)〜7日(金)に予定されている主な経済・投資関連イベントを取り上げ、この週の相場見通しを解説します。投資初心者の方にも見どころが分かるよう、基礎知識・前提知識も含めて記載しますので、参考になれば幸いです。

日本企業は何社?TSMCの優秀サプライヤー表彰まとめ

<読了目安時間:10分> 半導体受託生産で世界トップをひた走る台湾TSMC。数ある取引先の中から同社は毎年「優秀サプライヤー」を表彰しています。サプライヤーというのは材料や装置を供給(サプライ)してくれる企業のことです。表彰にあたって細かい選考基準は明らかにされていませんので、必ずしも落選した企業がダメということではなく、選出されたサプライヤーがとりわけその年の受賞に値する企業だったと捉えた方がいいでしょう。 この記事では、WEB上で優秀サプライヤーの一覧が公開されている

今週の相場見通し(5/27-31)

<読了目安時間:18分> この記事では、2024年5月27日(月)〜31日(金)までの主な経済・投資関連イベントの見通しをまとめます。激動必至の翌週(6月3日の週)前の今週は、経済指標や企業決算が比較的穏やかな週です。ただ、FOMCのブラックアウト期間前でもあることから、いつも以上にFRB高官らの発言への注目度が高まるほか、いくつか注目しておきたい経済指標等もありますので、本文で解説していきます。

理論株価算出の意義

<読了目安時間:20分> この記事では、企業価値評価で算出される理論株価を取り上げます。理論株価の計算には色々な方法があるのですが、その詳細は別の記事に譲りまして、ここでは「何のために理論株価を算出するのか?」というそもそも論を説明します。単に「安く買って高く売る」という話だけではありません。この記事を読んだ後には「企業価値に基づく長期投資における理論株価ってそういう役割なのか」ということがきっとお分かりいただけると思います。 なお、本編ではディスカウント・キャッシュ・フ

来週の見通し(5/20〜24)

<読了目安時間:17分> 来週は🇺🇸エヌビディアの決算が最大のヤマ場で、その他の経済イベントは比較的穏やかです。エヌビディアは市場が増収増益を期待する中、どこまで決算の数字を積み上げられるか。直近の決算シーズンでは市場予想を上回ったとしても株価が下落する例があり、決算と株価の関係が読みにくくなっているのも確かです。上値が重い市場において、エヌビディアの決算がひとつの起爆剤になるか否かに関心が寄せられます。 エヌビディア決算やその他の経済指標等について、この記事ではその見ど

来週の見通し(5/6〜5/10)

<読了目安時間:15分> この記事では2024年5月6日〜5月10日の週における重要イベントを取り上げ、その見どころや「そもそもなぜ大事なのか?」という点を解説します。

レーザーテック、好決算で株価急騰

半導体製造における検査装置を手がけるレーザーテックが4月30日大引け後に発表した24年6月期第3四半期決算は、累計の売上高が1572億円(前年同期比97.9%増)、営業利益が581億円(同111.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が415億円(同100.4%増)といずれも前年同期比から2倍の水準となる圧巻の内容でした。 これを受けて、今日5/1の東京市場では一時17%超の上昇(終値でも14.88%上昇)。先々週にはオランダの半導体露光装置大手ASMLの低調な決算を受

主要半導体企業決算まとめ(2024春の決算発表シーズン)

この記事では、半導体関連銘柄の中でも注目度の高い企業の決算を取り上げます。スタンダードプランの方にも全体像が分かるようにまとめ資料と各企業決算の要点を記載しますが、一部の企業についてはその詳細をマスタープラン以上の記事として整理しておりますのでご了承ください。 決算発表を経て記事を追記していきます。記事が更新された際にはnoteの通知でお知らせしますのでお待ちください。なお、前回決算シーズン(2023-2024冬)の記事はこちらです👇

銘柄の調べ方・選び方

この記事では4月20日(土)20時からZoomで行う配信で用いる資料を共有します。ライブ配信終了後にはアーカイブのURLを追記します。

蘭ASML減収減益、日本の半導体株の一角に売り

日本時間4/17(水)14時に発表されたASMLの2024年1-3月期(FY2024-Q1)決算は、四半期売上高が市場予想に届かず。2024年通年の会社計画に変更はないためそこまで悪い結果ではないものの、レーザーテックが大幅安になったり、東京エレクトロンがマイ転するなど日本の半導体製造装置株にも少なからず影響が出ました。以下では、決算の要点と半導体市況の先行きを取り上げます。 注)市場予想は出所によって多少異なります

投資に活かす「業種」の基礎知識 #1

<読了目安時間:10分> この記事では、投資をする上で知っておくと便利な「業種分類」を取り上げます。「いま(あるいは今後)好調な業種」という観点から投資先を考える投資スタイルがあるなど、業種は景気サイクルの動向や市場からの人気・不人気を見極めるための材料になるため、経済・投資を理解する上で重要な要素のひとつです。 ここで言う「業種」とは銀行業や小売業などが該当しますが、日本株・米国株で分類の仕方が異なるほか、「その企業はその業種に分類されるの?」と直感とは異なるケースもあ

ISM製造業・非製造業景気指数(2024年3月分)

この記事では2024年4月1日及び3日に発表されたISM製造業・非製造業景気指数(2024年3月分)の結果を端的にまとめます。 なお、過去のISM景気指数動向はこちらの記事をご覧ください👇

日銀短観3月調査のポイント解説

<読了目安時間:10分> この記事では、2024年4月1日(月)8:50に発表された第200回全国企業短期経済観測調査(以下、日銀短観)のポイントを解説します。今回の調査は2/27〜3/29を回答期間としていますが、締切の目安である回収基準日は3/13で、その時点での回収率は7割程度です。つまり、マイナス金利解除など異次元の金融緩和からの大転換を決めた日銀会合(3/18-19実施)の結果はほとんど反映されていないと見られます。 とはいえ、2024年のいずれかのタイミングで

2024年4月イベント見通し

<読了目安時間:30分> この記事では2024年4月の主な政治、経済、投資イベント見通しを解説します。ここで取り上げているイベントはそれぞれ重要なのですが、情報量が多くて結局どれが一番大事なんだろうと感じる方もいるかなと思いまして、重要度を併記しました。 難しいことは分からないけど、とりあえず一般常識を知りたいという方は重要度の高い3つ星(★★★)を中心に読んでください。個人投資家レベルあるいは政治経済の流れをきちんと押さえたいという方は2つ星(★★)や1つ星(★)の項目