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経済 記事まとめ

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2023年8月の記事一覧

西武・そごう、ストを株主利益と従業員利益の立場から考える〜ストが起こる潮流について〜

 西武・そごうの労働組合によるストライキに対して、応援する声もあれば、厳しい声も出ていたりと注目が集まっています。私は、今回のストライキに対して株主利益と従業員利益の2つの立場から考察する必要があると考えています。この考察が、経営者、ビジネスパーソンが将来予測をする際のヒントになればと思います。 株主利益の立場から 株式会社の使命は何かと言われたら、あなたは何と答えますか?社会・従業員・取引先・株主・全てステークホルダーの利益を最大化するのが使命と答える人もいれば、株式会社

ジャクソンホールで最大の焦点となる自然利子率、中立金利について深掘りして行きます。S&P500、ナスダック、日経平均、ドル/円、日銀の金融政策への影響を考えます。

ジャクソンホール会議の最大の焦点となる自然利子率、中立金利について深掘りして行きます。 S&P500やナスダック、日経平均、ドル/円、そして日銀の金融政策に大きな影響があることから自然利子率と中立金利についてデータを基に分析し予想して行きます。

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「お金で交換できる経済」と「お金だけで交換しない経済」が助け合う方法を「ロジカルな数字」から考えてみた

そもそも経済とは、物々交換から始まりその歴史の中で物を交換する価値の担保や尺度としてお金が発明されました。 ヒトは便利さをお金で買ってると言っても過言ではありません。しかしこの直近5年ネットやSNSの普及でそれがガラリと変わってしまったように感じます。 「お金で交換できる経済」と「お金だけで交換しない経済」の2つの経済圏。この2つの狭間で、もがき苦しんでいる若い世代を見ることが増えたように感じます。だから3回にわたって書いてきました。 でも、まだ書いてこなかった事がありま

FRBによるQT、資産縮小が株価暴落になるとの都市伝説は笑い話だとなりましたが、改めて昨日とは違う視点で考えて見ます。noteでS&P500、ナスダック、日経平均、ドル/円の理論値を算出し予想しています。株価と金利の関係も分析し解説しています。

昨日、FRBによるQT、資産縮小が株価暴落になるとの今年初めの頃にネットを賑わした都市伝説の、その後を検証しましたが、昨日は書き切れなかった部分があるので改めて追加的な意味合いも含め書いて行きます。 ここからは有料読者向けの記事となります。

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アメリカ経済が高い経済成長が続く黄金期になって行くと一昨年から予想して来たことが現実化して来たことをマクロ経済の基礎データから確認して行きます。アメリカ経済は逆イールドでもリセッションはあり得ないと予想して来た根拠でもあります。

私は一昨年からアメリカ経済は、これから高い経済成長の黄金期に入って行くと分析して予想して来ましたが40年ぶりの金利高騰でもアメリカ経済は引き続き好調であり、今年に入り経済成長は加速しています。 昨年の初めにもアメリカ経済が年後半から経済成長が再加速となって行くとも予想して言い続けて来ましたが、昨年前半は一般的には年後半からリセッション入りは確実と言われた中で実際には高い経済成長率となり、この予想も的中となりました。 この予想をしていた根拠がマクロ経済の基礎データにより明確

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アメリカ経済が好調でリセッション入りもあり得ないと分かるマクロ経済の2つのデータの関連性とGDPと株価の関連性を考えて行きます。

アメリカ経済が好調でリセッション入りはあり得ないと感覚的に感じるマクロ経済の基礎データを確認して行きます。 マクロ経済の理屈や背景が分からなくても、このようなデータを見ると、そりゃこの状態ならアメリカ経済はリセッション入りはせず、経済は成長して行くだろうと直感出来るデータともなります。 さて、ここからは有料読者向けの記事となります。

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日本経済の産業転換−製造業の縮小は避けられない

皆さんこんにちは。今回は日本経済の産業転換についての記事です。多くの日本人は日本経済の主要産業は「製造業」だと思い込んでいる人達が多いでしょう。しかし、付加価値や従業員数のデータを見れば、製造業が大きく衰退していることがわかる。高度経済成長期において製造業が大きな役割を果たしたため、日本の主要産業は製造業だと考えられています。たが、現在では非製造業が台頭し、製造業からサービス業へと産業が変わってきています。 変わり続いている日本の産業農業から製造業へ かつての日本の主要産