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経済 記事まとめ

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2023年4月の記事一覧

先行者メリットを得たあとの一手(『インベスターZ』第69話)

三田紀房による投資マンガ『インベスターZ』の連載を題材に、経済アナリストの森永康平氏(@KoheiMorinaga)が、投資・経済・お金についての理解を深めるコラム・Q&Aを連載する「お金の偏差値を上げるマガジン」 。(毎週火曜更新) 今週の『インベスターZ』第69話では、美雪の兄・慎司から、彼らの祖先である藤田金七がどのように事業を発展させ、財を成したかの話を聞く財前。金七がたどり着いた成功哲学とはいったいどのようなものか…? 森永氏による解説コラムでも、この金七のエピ

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マクロ経済の基礎データから分析するとアメリカ経済は過熱と言える高い経済成長となって行くと確信しています。

アメリカ経済は銀行破綻による信用収縮とかリセッション入りとの見方が、また専門家やマスコミから涌き出て来ました しかし専門家やマスコミの分析とは過去データとなる経済指標の発表を受けてから始まることから遅効性のデータから更に遅効しての分析結果となって行くので、結局は後付け感想文に過ぎず、投資家の投資判断には、ほとんど役立たないのが実態です 一流のヘッジファンドはマクロ経済の基礎データから分析し、基礎データと基礎データとの因果関係や基礎データと経済指標との因果関係、基礎データと

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<独り言>教員の金融教育について 物申したい

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【国家破産】スリランカで有機農業政策が失敗した理由

今や世界的なトレンドになっている有機農業。 世界初の国全体を有機農業に転換する試みをして大失敗に終わった国があります。 それがスリランカです。 今回はスリランカの有機農業への転換失敗についてまとめてみます。 先まとめです。 スリランカの歴史と農業の概要まずはスリランカの歴史についてですが、 ヨーロッパの侵攻以降をまとめると、16世紀にポルトガルの植民地となった後、イギリスの植民地となり、その後独立ししばらく安定するも、1983年からは26年間にわたって内戦を続け2009

アメリカ景気後退の兆候 : 連銀の金融引き締めにより金回りが悪化している状況についての考察

前回の記事 シリコンバレー銀行 (SVB: Silicon Valley Bank) 破綻から垣間見る利上げの銀行システムへの影響と今後の連銀の金融政策  で、アメリカの商業銀行からの預金流出は利上げによる景気悪化によるものではないかと書いた。今回は、貨幣供給量M2が低下している事と消費者向けのリボルビングクレジットとクレジットカード利子率が急激に上昇している事からアメリカの預金流出と景気悪化について考察してみようと思う。アメリカの景気悪化は日本へも波及する以上、早めにその兆

銀行破綻とその真の狙いとは

お久しぶりです。2023年も慌ただしく過ぎ、気づけば3ヶ月が経過しました。世界情勢に敏感な方々であれば、連日メディアを騒がせている銀行破綻等のニュースを背景にいよいよグレートリセットが近づいてきたのではないか、と感じる人も多いと思います。 現にそれは間違いないことですし、実際、終わらないインフレを理由として、世界中が金融引き締めを継続せざるを得ない状況が続いています。 金融を引き締めれば、これまでの金融緩和によってバブル化している経済に大きな影響がでるのは当然ですし、引き締め