角川ホラー文庫がいま出逢いたい作品像 #創作大賞2024
4月23日にスタートした、日本最大級の投稿コンテスト「創作大賞」。今回は21メディアに協賛いただき、優秀作品は連載・書籍・映像化など、クリエイターの活躍を後押ししていきます。
創作大賞に応募したいけれど、「どんな作品を書けばいいの?」「作品を書くときのポイントは?」などの疑問や悩みを抱える方に向けて、各メディアにアンケートを実施。今回は角川ホラー文庫にお答えいただきました。創作大賞に応募するさいのヒントとして、ぜひお読みください。
——編集部の特徴や強み、代表作・話題作を教えてください。
角川ホラー文庫は30周年を迎えるレーベルです。「日本ホラー小説大賞」(現在は横溝賞と合併して「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」)と同時期に創設されました。同賞の受賞作品には、『黒い家』『ぼっけえ、きょうてえ』『リング』『夜市』などの代表作があります。
——読者層はどんな方が多いですか?
ホラー好きはもちろん、ミステリ好き、サスペンス好きな方にも手に取っていただいています。
——なぜ創作大賞にご参加いただいたのでしょうか?
ホラーとWEBの相性はよく、近年でもネット発のホラーヒット作が目立ちます。ぜひ、noteから新しいホラーの誕生を期待したく参加させていただきました。
——今回参加いただいた部門を選んだ理由は?
「角川ホラー文庫といえばホラー!」だからです。
——創作大賞では、具体的にどのような作品を期待していますか?
「恐さ」があれば、ジャンルがミステリでもSFでも、それはホラー小説です。おもしろくて怖いホラーをお待ちしております。短篇(2万字程度)、長篇(8~14万字目安)どちらもありですが、短編の場合はシリーズ化して一冊の文庫にできる作品だと望ましいです。
——期待する作品のイメージに近い、すでに世に出ている作品例があれば教えてください。
澤村伊智『ぼぎわんが、来る』、辻村深月『闇祓』、背筋『近畿地方のある場所について』、芦花公園『異端の祝祭』。また他社から出版されている作品だと、『変な家』(著:雨穴 刊:飛鳥新社)など。
——そのような作品を書くときのポイントはありますか?
ホラーで一番怖いのは「想像しているとき」「予感しているとき」だと思います。ぜひ、そのものズバリの描写ではなく「来るぞ来るぞ」という予感で怖がらせてください。
——応募者へのエールや期待のメッセージをお願いします。
角川ホラー文庫創刊当時のキャッチコピーは〈あらゆる恐さのニュージャンル〉。30年たったいまも、そのスピリットは変わっていません。ニュージャンルのホラーをお待ちしております。
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日本最大級のコンテスト「#創作大賞2024」募集中
出版社やテレビ局を合わせて過去最多の21メディアに協力いただき、「創作大賞2024(第3回)」を開催します。応募期間は、4月23日(火)から7月23日(火)まで。奮ってご応募ください!
角川ホラー文庫の参加部門「ホラー小説部門」の詳細は、下記よりご覧いただけます。