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命が消えるときに、人は21グラムだけ軽くなる

つい2時間前までいつも通りに話をしていた母が
突然息を引き取った。


事故でもなく、
苦しむわけでもなく、
眠るように。

どれくらいの時間だっただろうか、病院の霊安室で2人きりの時間を過ごした。
そしていろんな事を考え、思い出した。



死って何だ?

本人は死んだことに気がついてるのか?

さっきまで会話してたんだから、心臓が止まっただけだろ?

会話したくても体が動かないだけなんだろ?

心臓は止まっても耳は聞こえてるんだろ?

頭の中にはまだ記憶は残ってるんだよな?

魂はまだ体の中にあるんだろ?




過去に葬儀の仕事をしていて、
人の死には慣れてるつもりだったが、
あまりに突然だった母の死に
それをうまく受け入れることができなかった。



そして、この言葉も思い出した。

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これは21グラムという映画のキャッチコピー↓


軽くなるのは

魂?

気持ち?

心?

命?

記憶?

存在?



あなたならどう表現しますか?



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