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【FC加盟検討の8つの視点】このフランチャイズはうまくいくのか?

今回は、フランチャイズ加盟を検討する際に、最低限確認しておくべき視点について、ご紹介させていただきます。
ご自身で新規開業をする際にも、お役立ていただけるかも知れません。
ご参考になれば嬉しいです!

1、市場調査と競争分析

このFC本部は、「自社の市場はどこ?」を想定していて、そこにおける競合他社との差別化を明確にしているかを確認します。

2、財務計画

初期投資とモデル損益計算書だけではなくて、投下資金を回収するまでの長期の事業計画を精査します。その際の顧客数や顧客単価の妥当性、また黒字化するまでの運転資金の妥当性も確認します。

3、適切な出店場所の選定

出店場所について明確な基準を持っているかどうかの確認をします。どのような商圏でどのような物件であれば成功するのか?そのノウハウを保有しているかどうかはとても大事なポイントです。

4、許認可や規制の遵守

開業に必要な資格や要件、出店用地や物件に対する法的な規制などをきちん把握していて、それを順守しているかの確認が大事です。
お店を作ってみたら、建物の用途変更をせずに開業し、事故でも起こって刑事罰にでもなったら目も当てられません。

5、人材の確保と教育

自社業態を運営していく上で必要な人材のスペックや資格を踏まえ、その人材の採用方法(費用含む)や育成方法が明確(研修プログラム)になっているかも大事です。

6、調達先

小売りでも飲食でも、そこで販売する商品の調達先を確認する必要があります。単に仕入れ価格だけでは無く、安定的に供給が可能なのか、有事の際に他の手段が検討されているのかどうかもポイントになります。

7、マーケティング戦略

事業計画を実現するための顧客数をどのようにして集めていくのか?
「いいものを売っているのだから、、、」
「店前通行量が多いから、、、」ではお話になりません。
チェーン全体のブランディング、個店ごとの販促策、また積極的なコラボレーション企画やSNSを使ったオンライン集客など、納得性の高いマーケティング戦略が必要です。

8、リスク管理

事業にリスクはつきものです。有事におけるヌケモレない適切な保険を選択すると同時に、予防・再発防止・SNS対応・メディア対応など、リスクマネジメントができる体制かどうかの確認も必要です。

以上、ざっくりとチェックポイントを列挙しました。

せっかく新しい事業に取り組むのですから、より成功確率を高めていただきたいと思っています!!

今日はここまでです。

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