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413.noteと言う世界⑧.みんな新しもの好き、だからみんな同じものを読んでいる。だけど、noteの過去記事って面白い~


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1.みんな新しもの好き、だからみんな同じものを読んでいる。


世の中の流れは、「新しもの好き」が多い。

本や音楽の世界も新曲、新刊を追いかける。
新聞でも一日過ぎればゴミとなる。
週刊誌も翌週になれば価値がなくなる。
洋服も一度でも着れば中古品。車も同じ、数日乗れば新古品。そして、誰もが新しいものを追いかけ続けて振り回されていく。

スマホでもパソコンでもサイクルが短い。
すぐさま次のバージョンとなり、みんな飛びつく。
だが、どんなに新しくてもそれもすぐさま過去となる。

だが、誰も目が覚めない…。

また、ビデオ屋も古い作品は100円になってもよほどでなければ見てくれない。本屋などは新刊ばかり。売れなければすぐに返本。この返本作業が早くなるほどの新刊ラッシュ。

古い本など取り寄せする時間をかけるならばアマゾンで注文した方が早い。となると、古い本はどうやって中身を確認したらいいのか、少し博打にかける...。
だが、日本中で古い本が見れるのは図書館。
ここは意外と寿命が長い。それに無料も嬉しい。
数年前、数十年前の本も貴重なものは保存してある。
昔ながらの古本屋は別だが、ブックオフなどは古い本はほとんど置いていない。
これもまた不思議。
古書が必要な場合は古くからの古本屋さんを訪ねる以外ない。
だけど、世の中大切なものを見逃している気がする。(古書専門のネットも登場)

それは、新しい作品も良いけれど、古い作品は宝物の宝庫のように思える。
どうしてか?
例えば、好きな作家さんがいる。
いつも新作ばかり読み続けているが、その作家さんのデビュー当時の作品などもかなり魅力的。
技術的な事や表現方法は長い間に変化してしまうが、そのときの、あのときの時代の作家さんたちと共有ができるという面白さがある。
新しい作品はいつでも読めるが、古い作品ほどなかなか読むというチャンスには恵まれない。

これをnoteにもあてはめて見た。
例えば、noteの会員数は663万人(2023年5月末)2022年4月7日には500万人超えを発表。一年間に163万人増だという。

2024/01/07noteより

さて、どうだろう?なんと、noteの会員数は663万人(2023年5月末)となっている。noteの街の住人がなんと約600万人。だからと言って作品数が600万ではないような気がする。

当然、登録しただけの人、「読み専門」の人だってたくさんいる。
また、毎日投稿している人もいるが、週3回~4回、週1回、月に1回からと人さまざま。それには何も問題はない。
投稿できる人たちが無理して投稿するのではなく、楽しみながら投稿していけばいいのだから。

しかし、仮に600万人の内の50%のクリエイターさんたちがいたとする。すると、約300万人。100万人でも、50万人でもいい。

そのクリエイターさんたちの作品が一日に10万でも50万でも投稿されていたとしたら、誰も読むことは不可能。
まるで針の穴のようなコミュニケーションと出会いとなる気がする。

今お互いがフォローし合っていたり、「スキ」をする、「スキ」をいただくことはこの数の中の奇跡のように思えてしまう。
一日当たり低く見て10万冊分以上がnoteで公開されていると思うと驚きを隠せない。(実際は、はるかに多くの数でしょう)


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2.noteの過去記事って面白い~「宝の宝庫」

noteの楽しみは、毎日膨大なクリエイターさんたちの作品との出会いにある。みんな楽しさを求めている。

楽しくなければどんなに優れていても見向きもされない。

だけど、せめて「スキ」をしていれば「スキ」返しもいただく喜びもある。だが、「スキ」が一つもつかない作品やほんの数個という人もいる。
たしかに「スキ」をするのも「スキ」をしないことも自由。
だけど、「スキ」を押されると嬉しい。
(基本的には嫌いな人には「スキ」はなさそう)

そうして読み続けていくと、いろんな出会いもあり、同時にいろんな作品と出会う。これだけ面白ければ「読む専門」の人がいたつておかしくはないし、登録していなくとも誰もが自由に見れているわけだから凄いことのような気がする。実際に発行されている本だってこんなにも読まれない。

しかし、面白さや楽しさは毎日投稿される作品だけではない。
好きになったクリエイターさんたちにはたくさんの過去記事が存在している。それは、いつでも見れる、読める。慌てなくても良い。

その人の過去の作品を読んで見る。
それは、初期作品からがいい。
理由は、現在は未来のクリエイターさんたちだけど、そこにいるのは初期の過去のクリエイターさんたちがいる。

私は、このnoteの世界の過去作品は「宝の宝庫」だと思っている。
やがて無限に近くなる宝の宝庫。
それは読む人も、noteしている人も財産になる気がする。


noteの世界は、「楽しむ世界」「面白い世界」「学ぶ・知る世界」「人間の心理の世界」それぞれをその人の「思想の世界」と名付けて見た。
その作品の一つ一つには「著作権」「著作者人格権」、そしてその人たちの知的財産権となるもの。
有料だから権利があって、無料だから権利がないわけでなく、どちらにも権利がある。また、有料だから読まれて、無料だからよまれないなどということもない。

もしかすると、このnoteの世界の読者は、一般の本よりも近い顔の見える読者層かもしれない。このnoteの世界で面白さを見つけてしまうとなかなにか本の世界には戻れなくなるかも知れない気がしている。

次回「noteの世界⑨」に続く。




第8章「noteという世界」シリーズを少しずつ始めますのでどうかお読みください。
また、日々、拘束されている仕事のため、また出張も多く、せっかくいただいているコメントのご返事。お問い合わせメール、お手紙等のお返事がかなり遅れています。しかし、必ず読ませていただいて、翌週には必ずご返事させていただいていますのでどうかお許しください。


では、また(月)(水)(金)にお会いいたしましょう。
いつも読んでいただいて心から感謝申し上げます。


日本人の忘れてしまった心がここにある。毎回シリーズでお伝えしています。


タイの親子愛 LINEを使った感動の物語



※本内容は、シリーズ第8章「noteの世界」というテーマで著作権等を交えて解説、感想及びnoteの素晴らしさをお伝えしていく予定です。
私たちの著作権協会は市民を中心としたボランティア団体です。主な活動は出版と講演会活動を中心として全国の都道府県、市町村の「著作権・肖像権・SNS等を中心」にお伝えし続けています。皆様から頂いた問題点や質問事項そのものが全国で困っている問題でもあり、現場の声、現場の問題点をテーマに取り上げて活動しています。
それらのテーマの一部がこのnoteにしているものです。ぜひ、楽しみながらお読みください。
noteの世界は優れたアーティストの世界です。創作した人たちにはわからないかも知れませんが、それを読む人、見る人、聴く人たちがリアルに反応してくれる場所です。もし、本格的なプロの方々が参入してもこの凄さには勝てないかもしれません。プロもマネのできないnoteの世界。これからも楽しみにして皆様のnoteを読み続けています。

私たち著作権協会では専門的なことはその方々にお任せして、さらに大切な思いをお伝えします。
本内容は、全国の都道府県、市町村、学校、NPО団体、中小企業、noteの皆様、クリエイター、個人の方々を対象としているものです。また、全国の職員研修での講演先のみなさまにもおすすめしています。
                    特定非営利活動法人著作権協会


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