ナオコライフ77 ネットのわたし、リアルのわたし

あらためて、ネットのわたしとリアルのわたしについて、わからないなりに考えてみようとおもったのです。


わりとわたしは、ネットでリアルのことを書いてはいますが、それもはたしてどこまで本当の意味で表現しきれているのか、表現しようとしているのか、定かではありません。


Instagramのときですが、顔出ししてなくて歪んだイメージをもたれているのを感じ、障害者であることを公言しないでいることに、なにか表現の上で正直さに欠けると感じたから、なんです。それで、今はできるだけリアルに寄った表現、いえ、そういう書き方しかできないのかもしれません。ちなみにInstagramはアンインストール済みです。


こんなことは、個人の自由ですから、あくまでもわたしのやり方の話でしかないので、なんの参考にもならないとおもいます。ただ、わたしのようなやり方でも、実際にはリアルは見えてなくて、写真よりわたし自身はきっとブサイクで、太っていて、歳なりに白髪だってあるし、細かいこといったら、きりがないのです。それくらい、人間は不完全です。でも、自分の中の光と影を両方合わせて完全体なのではないでしょうか。なにも恥じることではないです。でも、誰だって、知られたくないことはあるものですね。


エッセイではなく日記のときに、昼ごはんにインスタントラーメンを食べてることを書くことに躊躇しました。結局は、自炊してるとこを見せたい欲求があり、インスタントラーメンを食べてる自分を公言するなんて、と迷うわけです。一度、書いてしまえばなんてことはないのですが、しばらくは力の入った夕ごはんだけを書いてました。そんなことがいい例で、案外本当のことを書くって解放感たっぷりなんです。こうやって、解放されてゆく心と日々を過ごすのは、どれだけ貴重な時間を与えられているのだろうと感じます。


それも、元気でいてくれる母のおかげです。母がいてくれなかったら、わたしはこんな暮らしはできていないのですよ。いつどうなる身かもわからないのです。


ほんとにこんな問題は個人的なことですから、どこにリアルさが出ているかは個性の問題、表現の問題であるので、どれだけにじみ出ているか、そんなところにみなさんの魅力を感じる今日この頃です。また、みなさんの、素の部分が垣間見れる瞬間を楽しみに待ち望んでいます。それでは、また。




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