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【読書レビュー】SNSマーケティングの新常識!「僕らはSNSでモノを買う」を読んで

はじめに

みなさんは、どういう媒体を見て「モノを買いたい!」と思いますか?

雑誌やTVCMが購入のきっかけとなる方もいるでしょうし、zozotownやminneのようなアプリを使っているうちに購買意欲が湧いてくるという方もいると思います。
そんな中、最近私がよく見ていて「これ欲しいな〜」と感じてしまう媒体は、Instagram
Instagramでオシャレな人が紹介しているモノをみると、ついつい欲しくなってしまうんですよね。
特に最近は、InstagramでPR(企業案件)を行なっているインフルエンサーも増えてきている印象です。

今回は、そんなSNSを通じたマーケティングについて「僕らはSNSでモノを買う」という本を読んだので、学んだことを共有します!

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SNSマーケティングの新常識

本書では、SNSマーケティングのポイントとして、下記の3つを挙げていました。

UGC (ユージーシー)
ULSSAS (ウルサス)
スモール・ストロング・タイ

■UGC
企業や組織のしがらみなく、ユーザーが自然と発生させる口コミ。
ユーザーが作ったコンテンツ。
ex. 口コミサイトでのレビュー、TwitterやInstagramでの個人発信…

■ULSSAS
SNS時代の購買プロセスを指す造語。
UGC→Like(いいね)→
Search1(snsで検索)→Search2(検索エンジンで検索)→
Action(行動、購買)→Spread(拡散)

■スモール・ストロング・タイ
訳: 小さくて強いつながり
リアルな関係に近い濃密なつながりのこと。
スモール・ストロング・タイで拡散される情報は、ほかの情報よりも優先度や信頼度が高く、購買行動につながりやすい。

本書では、これらがなぜ重要であるかや、これらも活用するためにどうやって対策を打ったらいいかがわかりやすく紹介されていました!

本から考えたこと

■やり方次第で大きく変わるSNSマーケティングの効果
この本を読んで感じた事は、SNSマーケティングの効果はやり方次第であるということ。
資本(広告予算)がものを言う時代が終わり、手法次第で効果的なマーケティングができるようになったと感じさせられました。

また、SEOやリスティング広告が「この商品を買おうかな」と検索してくる層(=顕在化している顧客)に対しての対策であるのに対し、
SNS対策は、そうでない層に対してニーズを起こさせるためのマーケティングであるということを理解し、
SNSマーケティングの意義についても改めて認識することができました。

・UGCが生まれやすい企画とは?
・SNSを通じた購買プロセスとは?
など、上記で紹介したようなSNSマーケティングの新常識や手法について学ぶことができ、とても面白かったです!

■循環していくSNSの効果
ULSSASについて学び、「これ、普段わたしが意識せずにやっていることと同じだ」と気づきました。
例えば、友人がInstagramで美味しそうなレストランを紹介しているのを見て(UGC)、
いいねをし(Like)、SNSで位置情報を確認(search1)、
そしてGoogleでメニューを見る(search2)。
実際に食べに行き(Action)、それを拡散する(spread)。
若い人ならみんな意識せずにやってしまうであろう、こんなSNS行動が理論化されているのが驚きでした!

企業案件のPRよりも、友人の口コミの方が信頼できるし、わたしもやってみよう!と思う力が強くなるからこそ、このような循環が生まれると感じます。
だから、スモール・ストロング・タイの理論についてもとても納得することができました。
そして、この循環を生むためには、まずはUGCを生み出すこと、そのためのコンテンツ強化や企画が大事だと感じました!

さいごに

今回で、noteでの投稿も30回目!
ついに明日、4月1日からは楽しみにしていた社会人生活が始まります。
私にとってこのnoteは、色んな記事や動画、本から学んだことをアウトプットできる場でした。
月に10投稿ずつ、継続した学びを得ることができてとても良い習慣になったと思っています。

これからの社会人生活でも、学ぶ気持ちを忘れず、そして学んだことを生かしながら日々の仕事を頑張っていきたいです!

読んでいただき、ありがとうございました☺️

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