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退職宣言しちゃう?

文学フリマに向けて本を書いているんだけど、
自分の言動がチグハグでうわーってなった。

酷いのは、本のタイトル。

最初は控えめに『人生がしんどい』とか『生きるのがしんどい』『自分探しを終えたくて、』などを候補にしていたのに、書き進めていく内にもっと前向きな感じにしたいと思いはじめて『わたしの生きる場所』とか『あんがい大丈夫』とか『退職前夜』とかが選択肢に並びはじめた。

いやまだ生きる場所見つけてないよ!
大丈夫とか言って割と毎日ボロボロじゃん!
ましてや退職前夜なんか経験してないでしょうが!
という気持ちになった。

物語の流れとして、
過去(問題解決がなされていない状態)
→それに対する対応
→現状(問題がある程度解決された状態)
→展望(&同じ境遇にいる人へのエール)
が好ましいと思っているから、
どうしても「何かを成し遂げた人」みたいな顔をしてしまう。私は全然そっち側じゃないくせにね。

それで、じゃあ仕方ないから「現状」をありのままに書く徒然系の本にしようとする訳だけど、

  • こういう事があって辛かった(体験)

  • 私にはこういう習性があるなぁ(反省)

  • 早くここから抜け出したいなぁ(願望)

  • でもまぁ、難しいんだよ(言い訳)

  • 我慢してやってくかぁ(ふり出しに戻る ↪︎ )

という感じで、一向に前に進まない。

ずっと同じ場所をループしている事に気づいてしまった。(いや、前から知ってはいたけど、文字に起こす事で露になってしまった感じかも。)

私は考えだけが先行して、行動が圧倒的に少ないみたいだ。アイディアを出したり、反省したり、妄想したり、脳内はものすごーく忙しく動き回っているけど、現実の私は微動だにしていない事が多い。出力が少ない。脳内完結が常だ。

私は仕事を辞めたい。
辞めたいのに辞めないを5年続けてきた。

楽しい時期もあったし、途中休職もしたから、まるまる5年は言い過ぎだけど、まあ大雑把に見積もっても石の上の3年はクリアしてると思う。いい加減、移動しても良いはずだ。

自分の困難な現状をあらゆる角度から言葉にする作業は楽しいけど、もうそろそろ世界観を変えていきたい。全体的に動きがなくて、物語としてつまらない気がする。本にもしづらい。

「ここは私の居場所ではない」「いつかここを出て行くだろう」というのは、確信してる。入社した時からずっと、定年まで勤められるとは思っていなかった。でも、騙し騙しここまで来てしまった。

都合よく、今の職場環境は苦痛だ。
ヘラヘラ笑う声、おもしろくないジョーク、仕事に後ろ向きな態度、ぜんぜん好きじゃない。

「〇〇さんの側で働きたいから、まだがんばれる」という状況じゃないんだから、気兼ねなく旅立てるはずだ。

よし辞めるぞ!絶対辞めるからな!!見てろよーーーーーーーーーーーと思いながら、占い鑑定を依頼した。【この勢いのまま退職を宣言して大丈夫でしょうか】…弱気な前進があった1日だった。

2024/05/10_26

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