仕事をサボりたい訳じゃない
「仕事辞めたい」とか言ってるけど、
別に仕事が嫌いなわけじゃない。
むしろ仕事をサボろうっていう雰囲気はニガテ。
例えば「楽して仕事しよう」とか「適度に怠けよう」とか、そういうのって、仕事がイヤなものという大前提の上で、少しでも負担を軽くしようって取り組みだと思う。痛みを減らそう、麻痺させよう、馴染ませよう、誤魔化しとこう、みたいな。そんな感じ。でも、それって結局痛みなんだよと思う。
外勤から戻る前にコンビニ寄っちゃおー
プライベートの出金もしちゃおー
遠回りして職場に戻るぞー
なんなら家に帰って時間潰しちゃおー
仕事場でやる気出ないからスマホ見よー
パソコンで週末行くカフェ調べちゃおー
忙しく無いけど忙しいフリしとこー
そういうのって、なんか違和感。
マイナスから逃れた風に見えるけど、全然逃れられてない。だって全然プラスじゃ無いもん。「仕事=マイナスの行為」という図式が完成しちゃってる。
マイナスをいかに少なくするかを考えてるだけ。
一瞬は「得しちゃった✌︎」って気分になるかもしれないけど、総じてみると損。損の中の得って感じ。
それってどうなのよ、不健全じゃ無いか。
だったら仕事をプラスの行為に変えていこうよ、と思う。例えば、企業紹介の記事をつくるときも、「楽してやろう」と思ったらネットに落ちてる情報をテキトーに組み合わせてつくればいい。
でもそんなんじゃ気持ちは全然乗らないし、そんな記事つくるのに意味あるの?と思ってしまう。心が萎える。
誰に話を聞こうかな
どの人だとノリ良く答えてくれるかな
その人のキャラが伝わる質問はないかな
タイトルで韻を踏むのはどうかな
動画バージョンもつくろうかな
他の企業の取り組みを参考にしてみよう
制作過程をSNSで発信してみるのもアリだな
アイディアを出していったら、仕事といえど楽しくできるし、制作物に愛着が湧くし、結果として良いものができると思うんだけど、どうだろう。
仕事を楽しめたら、
人生のベクトルが変わりそうだ。
私は事務仕事が不得意だけど、もし上の企業紹介の中でアンケートの回収や日程調整、取材に係る費用の支出伺なんかが発生しても、そんなに苦痛に思わずがんばれると思う。「めんどー」くらいは言うかもしれないけど、楽しいことの中の苦しいこと(プラスの中のマイナス)だから受け入れられる。
私は仕事を辞めたいけど、別に仕事が嫌いなわけじゃない。むしろ好きになりたい。ガンガン公私混同して、「まープライベートでも仕事の事考えちゃうけど、それが結構楽しいんだよね」「趣味みたいなもんだからさ」と言える女になりたい。
「ホワイト企業うらやましー」「5時で帰れるとか最高じゃん」とか言われるから、自分がいる場所が恵まれてると思っていた。たしかに恵まれてるんだろうけど…。でも、結局マイナスな場所にいる事は変わりなくて、私はプラスの場所に立って生きていきたいんだよな。そんな風に思った。
2024/05/11_27
私のnoteを見つけて読んでくれてありがとう♡