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読書会をやってみたい

最近、サードプレイス(第3の居場所)に興味がある。

会社の人間関係だけだと隔たってしまうから、趣味や個人的な活動ベースで他人と関われる場所があったらなーという願望が、サードプレイスへの興味につながっているんだと思う。

個人の興味関心を媒介にした、
緩やかなつながりを複数もてたら最高だ。

ゆるやかなつながりの場として「読書会」は
私の中でかなり有力な候補になっている。

それで、過去に500回以上の読書会を経験した
竹田信弥(たけだしんや)さんと
田中佳祐(たなかけいすけ)さんの
『読書会の教室』を読んでみる事にした。

読書会とは?

読書会は大きく分けて、2種類ある。
課題図書が決められているタイプのものと、参加者がテーマに沿って本を持ち寄るタイプのものだ。

私は参加者がテーマに沿って本を持ち寄った方が喋りやすそうで良いなーと思った。

「この本の感想は?」と聞かれると戸惑ってしまうけど、「この本は何で読もうと思ったのか」なら誰だって話せるし、読書会で本の感想を言う時も
「どうせ誰もこの本の事は知らない」と思えばある程度気軽に発言できる。(課題図書だと「それって違くない?」と言われそうで怖いもんな。)

いろいろな読書会の例

本の中では、いろいろな読書会が紹介されていた。

・オンライン開催の読書会
・未読会(発売前の本について話す)
・その場で読む読書会/読むだけ読書会
・参加者同士が本を交換する読書会
・作者や講師をゲストとして招く読書会
・手料理を一品持ってきてもらう読書会
・作品を朗読する読書会
・集まらない読書会
 (※SNS等を使ったテキストベースの読書会)

また、「ビブリオバトル(知的書評合戦)」という
本の紹介コミュニケーションゲームがある事もはじめて知った。

ビブリオバトルのやり方
①発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる.
②順番に1人5分間で本を紹介する.
③それぞれの発表の後に,参加者全員でその発表に関するディスカッションを2〜3分間行う.
④全ての発表が終了した後に,「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員が1人1票で行い,最多票を集めた本をチャンプ本とする.

ビブリオバトル普及委員会

おもしろそう!
でも、個人戦で…というよりは、
2-3人のグループ対決にした方が気軽に楽しめそうだ。その様子を動画やラジオで配信しても良い。大人のディベート大会みたいで盛り上がりそう。

でも、最初はもっとずっと地味な読書会で良いな。
4-5人の小さなグループで、カフェの隅っこでやるようなこじんまりした会が理想だと思った。

読書会の構想

例えば「村上春樹をぜんぶ読む会」とかを企画して、みんなで1年かけてまわし読みしたら楽しそう。

どの作家でも良いから「この作家の本は全部読んだ事があるわ」と言える女になりたい!という願望がある私にはピッタリだ。

ただそうすると、皆んなが継続して読書会に参加する事が前提になってしまうのが問題だな。私は飽きっぽいし、会の存在が負担になりそう。やっぱり単発の方がいいかもしれない。

「幸福について考える読書会」はどうだろう。
私としても幸福について考えたいし、皆んなの考えが知りたい。割とアリかもしれない。

読書会の流れ

読書会は次のような流れで進むらしい。

☑︎読書会についての説明
☑︎読書会の注意事項の共有
☑︎主催者による課題本の紹介
☑︎一人ずつ感想を話す
☑︎フリートーク
☑︎最後に一言感想

著:竹田信弥 著:田中佳祐『読書会の教室』

その後、懇親会をしたりしなかったり。

私としては、「おすすめの本を探す」だけならネットやSNSでやればいーじゃんと思ってしまうので、懇親会までセットで行いたいな。

どうせ参加するなら主催者

「読書会の楽しみは主催にある」らしい。

私としても「参加者」として一人怯えながら参加するよりも「主催者」として参加したい気持ちがある。主催なら「ここに居て当然」という顔ができるので、臆病な私としては理想なのだ。

問題は「読書会やろうぜ!」と声をかけられるようなリアルの友だちも、オンライン上の友だちもいない事くらいだ。大問題か。まあね、そのうち。モチベーションが上がったら企画してみよう。

このnoteを書きながら思ったのだけど
私は読書会よりも「読書会の取材」の方に惹かれるのかもしれない。後半の読書会の文字起こしや、読書会の主催者に対するインタビュー、変わった図書館の活動レポの方にグッときた。

私の立場の正解は、
主催でも参加でも無い第三者なのかもしれない。

2024/05/02_21

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