退職日は考え直した方がいい
退職の話をする度に泣いていて
目がショボショボしている今日この頃。
私は文字を書く人だから、自分の気持ちとか考えとか価値観を「口頭で」他人に伝える経験が乏しくて、毎日とっても疲れてしまってる。
先日、部長と面談したとき
「退職するのはわかった。暇真さんの考えを尊重する。でも退職日に関しては考え直した方がいい」
と言われた。
部長は今年異動してきたばかりの「知らない人」だから、私の事を思いやる義理なんてないはずだけど、でも、すごく優しかった。話している中で、思いやられてるなー、寄り添ってくれてるなーと感じてしまい、部長が言うならそうかもーって思ってしまった。
部長曰く、私は「あやうい」らしい。
貯金はあるのか?
次の職場は決まってるのか?
どうやって生活していくんだ?
今の夢にはいつから取り掛かっているんだ?
そういう事を事細かに確認してくれた。その上で、「いくら理想を掲げても、お金がなかったら結局生活防衛のために時間を食われる。だったら今ここにいる内にできる事を進めて、大丈夫だとわかった時に旅立てば良い。」と言ってくれた。
まあ要するに「準備不足だぞ!」って話。
私の中で「退職するか/しないか」は長年のテーマで、そこに関しては十分すぎるくらい考えてきた。だからもう「退職する」という決断部分に迷いはない。でも「その後どう生きるか」は、かなり曖昧で、手探りで、未来の自分に丸投げな感じだった。
ザックリした思想はある。
私は「生きづらさ」を抱える人たちが気軽に集える場所をつくって、彼らに向けたイベントを企画して生きていきたい。生きづらさの原因を考える勉強会とか、社会生活が辛い人同士率直な体験談を話し合う同士会、幸せについて考える読書会、日常に彩りを取り入れるクラフト系のワークショップなんかがやりたい。
大義名分の元に、生きるのが大変な人たちが集まって、ほんのり幸せになって帰れる場所をつくりたい。雰囲気で言うと「私たち生きるのしんどいけど、がんばってこーね」「ここは暗いけど線香花火でもやって楽しく暮らそーよ」みたいな感じ。
そしてその時々に感じた事や出会った人の話を、随時本にしたい。そういう理想を抱いている。
でも、実際「本を書く」以外は行動に移してないし、なんならその本すら完成していない。そりゃ部長も不安になるわな。この子ホントに大丈夫か?って。私もそう思う。
「退職する」と決めたからには、善は急げ。
「早く出て行かなきゃ!また時期を逃すぞ!」という気持ちだったけど、地に足がついてないなと反省した。部長は優しいから、そこまでは言わなかったけど、理想主義的な考えに陥っているというか、うーん、頭でっかち。
貯金する
本を完成させる
失業保険を調べる
イベントに参加する
イベントを実際に企画する
若者を応援する団体に企画を話してみる
応援してくれそうな仲間を見つける
そういうのをやってからじゃないと不味いなと思った。え、すごく初歩的なこと言ってて恥ずかし。
部長は退職日をいつにするのか、2ヶ月置きに判断して良いって言ってくれた。
私、地面に足をつけてちゃんと考えるよ。
2024/05/16_30
私のnoteを見つけて読んでくれてありがとう♡