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希望を持てなかった私の新入社員時代

どうも、そういえばコロナ禍の時に陽性・陰性の違いに混乱していたHanaki.です。

あの時期まであまり使い慣れた言葉じゃなくて、陽性だったと言われれば、え、どっち??となっていたのは私だけじゃないハズ。(そうだよね?)

そもそも陽って明るいイメージだから、「コロナにかかる」というマイナスイメージに対して、陽性というのは違和感があったんですよね。

最終的には、あぁ細菌が元気という意味で陽性か、と覚えることに成功しました。(何を聞かされてるんだろう)


さて、いよいよ明日はエイプリルフール。

あ、いやいや新しい年度のはじまりですね。

この時期は入学式や入社式など、新たな環境への旅立ちに希望を持った若者、という方が多いんじゃないでしょうか。

迎え入れる先生方、先輩社員の方々もお疲れ様です。

そんな若者時代を随分前に経験した私は当時どうだったかというと、希望していた大学や会社へは入れなく、とても希望をもってキラキラした若者、とは程遠かったと思います。

今日はそんな私が大学を卒業して入社した会社で絶望を感じた入社日当日のお話を聞いてほしいのです。

そして、そんな初日から絶望を感じていた企業で、数年ではありますが耐えた私が考える、心の保ち方3点を伝えさせてください。

参考にしていただけたら、、う、うれしいなっ。


とにかく入社したくなかった新入社員時代

私は大学時代の就職活動では、業界を絞らずさまざまな企業の説明会に参加していました。

こういう機会じゃないとなかなか聞けることもない話も多いので、結構面白かったです。

その中でも「ここに行きたいな」と思う企業には出会いましたが受からず、まったく希望していなかったけどなんとなく残ってしまった企業に入社することになりました。

最終的に自分で決めたとはいえ、決めてから入社するまでは「あぁあそこに行くのか」と凹んでいたのを覚えています。

大学卒業前に街を歩いて、入社予定の会社の看板を見たときは「やっぱりいやだなぁ」とメソメソ泣いてしまうくらい行きたくありませんでした。(どんだけだよ)

同じ地域の同期は30名ほどいたのですが、私と同じ思いで入社した人も多かったと思います。

そして、そんな若者を受け入れる会社自体も、その気持ちをどこか理解していたように感じました。

入社後の研修中では前に立って意気込みを発表させられるときに、「とりあえず退職金をもらえる3年は頑張ります!」と発表していた同期もいました。(おいおい)

そんな発表も「ははは」と受け入れていた先輩やトレーナーを思い出すと、今となっては懐深い会社だったなと思います。

時期を戻して、そんな会社への入社後、初めて出社日のこと。

落ち込む気持ちを抱えながら、事務所へ行き、事務員さんが働く広めのオフィスを横切りながら同期の待つ研修室へ向かいました。

新入社員全員が揃い、研修を受け持つ担当トレーナー数名が目の前に立ちます。

そして、そのうちの1人のトレーナー第一声が、



「声がちいせんだよーーーーーっ!!!」

でした。(おわった)

めちゃくちゃブチ切れられました。

オフィスに入るときは元気に挨拶しましょう、と言われていたのに、ほとんどの同期が(私も含めて)『元気』には挨拶ができず、研修室に入っていたようです。

後々の話では、このトレーナーは別の先輩トレーナーに「キレすぎ」と叱られていたようですが。。

そんなことも知らない私たちは「とんでもないところに来てしまったかもしれない」と感じ、のちにも語り継がれるほどのトラウマとなってしまいました。

そうやってスタートした社会人生活ですが、幸いにも同期には恵まれ、毎週金曜日は飲み会を開くなど、会社員というものを楽しんでいたと思います。

だけど現場に行ってからはそんな同期とも離れ、「やっぱり辞めたい」と思う気持ちはさらに大きくなり、結果、3年も満たずに退職をしてしまいした。(退職金。。)


社会人1年目は特別な時期である

社会人1年目って学生から社会人に移行するという少しヒリヒリするような繊細な時期で、その上で新しい環境、仕事内容や社会人の立ち回りを学ばなければない、という特別な時期だと思っています。

その時期はやっぱり心が揺らぎやすく、ある程度時間を経てから「そんな時期もあったなぁ」なんていうベテランの方々も多いと思います。

新入社員の方は、そういう時期であることを自分で理解し、そしてその時間を少しでも心を穏やかに保つように工夫することも大切なんじゃないかな、と思っているんです。

意外とヒリヒリ時期が過ぎた後に、「悪くないかも」なんて思う余裕もでてくるかもしれません。

そして、先ほど「退職金のために3年は頑張ります!」と宣言をした同期のような心持ちって、実は大切なのかもと。

そこで、私のような新入社員の方には、私が考える3つの心持ち?をご紹介したいんです。

そういう時期関係なく大きな問題を抱えている方もいると思うので、押し付けるものではありません。

だけど、いやだと思う中でもなにか目標を持つことで耐えられることもある、と思っているので参考程度に聞いていただけたらなと思っています。

あっ現在人事担当の方や新入社員を迎える先輩方には、今からのお話は目と耳をふさいでいただければ。。

1,とりあえず1年は頑張ってみる

まずは「とりあえずは1年は頑張るか」と思ってみてください。

失業保険をもらえるようになるまでは頑張ってみようということです。

雇用保険料を1年間支払っていれば、退職後、失業手当を基本的には3ヶ月間もらうことができます。

それをもらうためには、最低でも1年は働かなければもらえません。

基本的に自分都合で退職した場合は、3ヶ月待機の後、3ヶ月間失業手当というものをもらえます。(制度は変わることがあるのでよく調べてね)

退職してから半年(支給は3ヶ月)はその手当をもらいながら、次は何をしようと考える期間があるのかーと知っているのと知らないのは結構大きいんじゃないかな、と思います。

2,最低でも50万円、できれば100万を貯めるまで頑張ってみる

先ほど失業保険がもらえる、とはいっても基本的にはもらえるのはハローワークに行ってから約3か月後です。

そして、それまでに会社が代わりに一部を払ってくれていた保険関係の請求が届き、給料がでなくてもそれらの支払いはしなければなりません。

そのため、ある程度そういった支払いができるような蓄えは必要です。

また、失業保険もこれまでもらっていた給与の満額がでるわけではないので、そういったことを加味しながら必要な貯蓄額を設定しておくのも大切です。

ちなみに私は初めての退職でこの義務を知らずに苦しみました。(今も)

3,自分の興味ある分野を学べる機会と考える

これは心持ちではないかもしれませんが、仕事がつらい時って、もう辞めたい辞めたいの思いが大きくなってしまうことも多くあります。

私もそうでした。

だけど、それでもこの仕事はいいな、とかこの部分はいやだな、とかを知るきっかけもありました。

私の場合は、人事という仕事でした。

入社日に恐ろしい体験をしたものの、トレーナーという仕事には魅力を感じていたのです。(あぁなりたい訳ではない。)

そして、私は2社目では人事事務のお仕事をすることにしました。

そこでは労務関連のお仕事がスタートでしたが、ゆくゆくはトレーニング業務も任されるようになり、採用担当となったときは応募者の前に立って説明会を開いていました。

応募者や従業員に寄り添う、ということに魅力を感じた私にとってはやりがいが大きく、当時の上司も「説明会をしている時の顔が一番生き生きしているね。」と言われるほど楽しんでいたと思います。(それ以外は顔が死んでいた)

今でもそういうお仕事はしたいなぁと思うほどで、そんな自分を知れたのは紛れもなくはじめて入ったあの一社目の会社のお陰です。

働いていたら社内のさまざまな職種の方々に出会います。

そしてそれが特殊なお仕事でなく経理・人事・広報などであれば、それらの部署は大体の企業にあります。

就職活動ではある程度自己分析をして臨んでいるとは思いますが、いざ社会に出てみると自分の興味が変わることもあります。

そんな自分を観察しながら、その時感じた自分の気持ちをとどめておくと、次の就職活動でのアピールもしやすくなるかもしれません。



以上、3つを紹介してみましたが、一概に言えるものではなく、人生の諸先輩方にはお叱りをうけるものもあるかもしれません。

これは辞めるまでの心持ち、と思われるかもしれませんがそういうマイナスなことじゃなくて、ヒリヒリ期を乗り越えるためのひとつの考え方と捉えていただけたらなと思います。

こうやって考えてたけど意外と5年続いてるわ、となれたならなお、歓喜です。

やっぱりつらい時に自分の気持ちをコントロールできることはどんな時でも大切です。

「甘えかもしれない」と思ってしまうかもしれませんが、まずは、そういうヒリヒリ時期だから仕方ないと自分を責めないでほしいなと思います。

偉そうなこと言っていますが、私はいつだってまともな貯金ができずに退職しています。。。

そんな情けない私のお話はこちら↓

少しでも余裕を持って自分の人生を考えられることが増えたらいいなと思っています。

そして、3年も持たずに退職をした私はあと数ヶ月頑張って、ちょっとだとしても退職金があれば、、と未だに考えちゃっているHanaki.でした。(多分すぐ使う)

ちょっとでも何か感じるものがあれば嬉しいです。



本日もありがとうございました。


Hanaki.


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