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「結婚=幸せ」と思う母と、今を生きるのに必死な私の話

どうも、自他共認めるマザコンのHanaki.です。

あなたにとって大切な人は?と聞かれたら食い気味に「お母さん!!!!」と言えるくらい大好きです。()

だけど、大好きとはいえ、価値観が合致しているわけではなくて。

私はフリーランスとなる時に大好きな母が待つ実家に戻ることも出来ましたが、色々考えた結果、地元を離れた関東に残る決断をしました。

その理由の一つは、大好きな母との価値観の違いにより傷つけてしまう自分が嫌だからなんです。

今日はそんな母が大好きだけど大切にできていない、矛盾だらけな私のお話の一部を聞いていただきたいです。


結婚をしてほしい母

私の母は専業主婦で、社会人経験はありません。

だけどなかなか手強い祖母との同居で、働くとはまた違う苦労があったと思います。

そして私の母は本当に愛情深く、未だに帰省したらBIG HUG♡をしてくれます。

私はそんな母が大好きです。

どんな相手でも母を悲しませるやつは許さん、とすら思っています。()

そして、そんな母を一番悲しませているのは、他でもない私、かもしれません。

なぜなら私は母が思う幸せの道を歩いていないから。


私の母は、結婚=幸せという価値観を根底に持っていて、年の離れた2人の兄は30歳になる前に結婚をしました。

家族全員が私もそれくらいの時期に結婚をする、と思っていたと思います。

実際、それくらいの時期に長く付き合っている恋人はいました。

だけど、その彼にも結婚というものを匂わされ、まだ若かった私はそれが嫌でお別れしたんです。

それくらいから母は「おや??」と思い出したと思います。

そして私はその頃から暴走をしだします。

結婚をせずに、転職をすると言って地元を2度も離れ、挙句の果てには脱サラをして個人事業主となると言い出した娘の姿は、母からしたら理解に苦しんだかもしれません。

当初は「結婚、結婚」と言っていた母も、いつからか「今は結婚だけじゃないもんね。。」と変わりつつある時代をう受け入れようとしてくれていました。

そうやって言ってくれる母に感謝しつつも、やっぱりどこかザザザっと心がヤスリでこすられた気分になります。

私は私で、時代的にも、何よりも長い結婚生活と専業主婦を務めてきた母がそう思うのは当然だとも思っています。

母は母で私の生き方を理解しようとしてくれているものの、やっぱり「結婚をしてほしい」と心で願っているのは私も知っています。

私は別に結婚をしたくないわけではありません。

だけど相手が必要な結婚。

いずれは大好きな人といつかできるかな、と思いつつ(いつだよ)、いつか来るそんな巡り合わせを「待つ姿勢」というのを保ち続けてしまっています。

そうやって逃すこともあるんだろうなぁと、すこーし思ったりもしています。。(もうすで、、に、、?)

大好きな母にとって理想の娘でありたい。という思いを心の何処かで抱きつつ、大好きな母の理想通りに生きていない自分に落ち込むこともあります。

そんなにお母さんが好きなら、せめて婚活をしてお母さんを安心させろ、ですよね。

自分の思いと行動が伴っていないことは私も理解しています。

ほんと、私はきっと矛盾だらけの、自分勝手な人間です。

せめてきちんと仕事をして、安定的な収入を得るということで母を安心させる、なんてこともできていません。

まぁ母にはこれ以上心配をかけたくないので、ここまでひーひー言っているとは伝えていませんが。。(ブルブル)

だけど、母といえども、私の人生の責任を取ってくれるわけではありません。

そう思うとやっぱり、私は自分の人生を生きなければならない、と思ってしまっています。


自由に選択ができる時代

よく友人とも「親が結婚、結婚うるさい」という会話をしますが、そりゃそうだよな、とも思うんです。

もちろん、自分の両親からのそういう言葉は耳が痛く、つらく感じてしまうのは嫌っていうほどわかります。

何よりも自分が一番結婚したいと思ってるわ、という方ほど、家族から寄せられるそういう言葉たちに傷つきますよね。

そう思うと同時に、「結婚をしてほしい」という願いは、そりゃ子どもを愛している親からしたら当然の考え、とも思うんです。

ましてや私たち世代の両親は今よりも『結婚が当たり前』と思う人が、もっと多い時代だったと思います。

もう少し上だと「親が決めた人と結婚」ということが当たり前の時代もあったんじゃないでしょうか。

周りに同じ時代を生きた人がいる中で、自分の娘や息子は結婚していない、、という世間体を気にする方もいるでしょう。

私はそういう時代を生きてきた方々の当たり前や価値観を否定することは、やっぱり難しいのかな、と思ってしまいます。

時にその価値観を否定することで、その方たちのこれまでの生き方を否定してしまうことに繋がることもあるかもしれません。

きっと今の時代を生きている私たちが逆の立場になる時代も来るでしょう。

いずれ自分たちが「古い」と言われる側になると考えると、少し前の時代を生きてきた方々の意見は受け入れることはできなくとも、理解は示してもいいのかなと思います。

そして、ある程度聞き流す強さも必要かもしれません。



今の時代は良くも悪くも選択肢が昔より多くあります。

今の時代しか生きていない私なので、あくまでも憶測の域を超えることはないのですが。。

昔より今はきっと選択が自由にしやすくなったと同時に、昔よりも自分の人生を自分で考えられる分、個人の責任も大きくなっていると思います。

そう思えば思うほど、大好きな母のために結婚、ということは私はやはりできませんでした。

今は「私も結婚はしたいと思っているよ」ときちんと伝えて安心させることが、せめてもの親孝行だと思っています。(最低限のね)

うまくいかない婚活に苦しんだり、ご両親の思いを感じては疲れている方は、ご両親の意見に理解を示しながらも、

「親の決めた相手」ではなく、最低限自分で選択ができる時代になったことに逆に少しでも喜びを持ってみてもいいかな、なんて考えています。

私の周りに「親の決めた人でもいいから、結婚相手を連れてきてほしい!」と叫んでいた友人もいましたが。(そういう考えもあるか)

受け取り方は人それぞれですが、少しでも自分のペースで自分の納得行ける人生を歩める方が増えますように。

ちなみに世間体を気にして結婚したい、と言った友人のお話はこちらっ。


そんな私の今の夢

さて、そんなことを考えながら私も適齢期というものをとっくに過ぎて「養いたい」と思ってもらえるような年齢でもなくなってきました。(悲報)

まぁそんな考えも古いのかな?

世の中にある「奢り奢られ論争」という土俵にすら立つことができない私は、まずは安定的な収入というものを目指し自立しなければと思っています。。

そして、はやく旅行好きな両親をあちこち連れていきたいという夢があります。

「ビジネスクラスで足を延ばしながら行こうぜ」と言えるくらいになりたいなぁなんて思っているのはナイショ。(あ、あくまでも夢だからさ)

今は高齢な両親が健康に仲良く過ごしてくれていることに感謝しつつ、はやく恩返しをしたいなぁなんて思っているHanaki.でした。


本日もありがとうございました。


Hanaki.







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