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受け身で生きてきた私が、フリーランスになってぶち当たった壁

みなさん、やりたいことを仕事にしていますか??

突然ナニ・・?と思われるかもしれませんが、最近人の『夢』というものを聞くのが好きなんです。

というのも私、「自分の夢」というものがわからないマンでして。

だけど、ある意味、好きなことができる環境でもあるんです。

今日はそんな環境をうまく使いこなせていなかったフリーランスになるまで、なってからの1年間のお話を聞いてほしいのです。



好きなことで生きていく、とは

本題に入る前にですが、やりたいことで、好きなことで生きていくって、憧れる生き方ですよね。

好きなことを仕事にする、やりたい仕事をやる。

私はそうやって仕事ができていることはもちろん、自分の好きなこと、やりたいことをわかっている、ということがなによりも羨ましいです。

果たして世の中の何割の人がそうやって生きているのかなぁと思うんです。

やりたいことより優先して自分が生きていくために働いている方も、やっぱり多いんじゃないでしょうか。

ちなみに私は健康にも関わらず、気づけば生きるために働くことをしなくなり(会社員を辞めて)、かといってやりたいことが分からない日々を送ってしまっています。

フリーランスになろうと思ったきっかけ

2022年末に脱サラをして開業届を出した話をよくしているのですが、そこで提出した職業は『ライター』です。

これの動機がこれまたかなーり浅はかで。

広告代理店勤務の友人と久しぶりに会った瞬間に「なんかHanaki.ってライターっぽいね。」と言われたことがきっかけでした。

当時私はまだ会社員で、安い中古パソコンを購入しアフィリエイトブログをはじめていたんです。

そんなことは久しぶりに会ったその友人には伝えていません。

友人になんでそう思ったの?と聞いても「なんとなく。」と言います。

そして、そのなんとなくのひと言で私は「ライター。。ありかも。。!」と思いました。(浅はか)

当時やっていたアフィリエイトブログでは、見様見真似でCSSとやらを駆使し、自分のお気にいりの世界、をつくっていたんです。

そこでは主に自分のお気に入りの美容品などを紹介していて、儲けるというよりかは、自分が本当にいいと思ったものを紹介することを心から楽しんでいました。(実際数百円しか儲けられず)

単純な私は「私はきっと書くことが好きなんだ。人生一度きりだしフリーランスになってみるのもありかもしれない。」なんて思い、

影で行っていた転職活動を辞めて「開業しよう!」と思いたった、というわけなんです。

えぇわかります。

人生舐めてます。

開業届を提出後

そんなこんなで無事?に当時働いてた会社を辞めて、開業届を提出することに成功。(ただ1枚の紙きれを出すだけ)

この時点で、どこかと継続契約をしている、なんてことは一切ありません。

貯金もほとんどないので、とりあえずは年末年始は短期の仕事しながら取引先を探すか、と探していたところに1つの求人に出会いました。

それは、求人広告のライターの募集。

人事の中でも採用メインでやっていた私にピッタリだ!と思い、即応募。そして無事に契約。

お仕事内容はざっくりいうと
求人だしたい企業→
企業へインタビューを実施(取引先が)→
その内容をライター(私)に引き継ぎ→
記事にする(私)、ということ。

おぉ、インタビューにも興味があるし(インタビューをするわけではない)、まさにライターって感じの仕事だっ(きらきら)と思っていたんです。

そのクライアント様は初心者の私にも手厚い研修をしてくださり、いつも丁寧に接してくださって感謝しかなく、今でも大切なクライアント様です。

ですが、そちらの収入だけではやっぱり生きていけません。

途中で数十万の宝くじが当選してどうにか生活できたものの、その先は手っ取り早く短期のお仕事を繰り返していました。

積極的に他のクライアントを探さねば、と思うのですが、「自分のやりたいことって。。。」と悩むことが増えてしまったんです。

「ライターだろ?」と思われるかもしれませんが、開業届を出して半年たったころには「果たしてライターなのかな。」状態に陥ったんですよね。

というのも、求人広告のお仕事自体はやりだせば楽しいのですが、仕事内容を簡単に言うと「人が聞いてきた話をまとめるお仕事」。

「やりたかった仕事か」と聞かれたら大きくうなずけない自分がいるんです。

そう思うと、それまでのように「ライター 業務委託」と検索ボックスに入力しても、検索ボタンをおせなくなってしまいました。

そもそも、ちょっとブログで雑談程度の記事をあげていた私ができる仕事ではない、と思ったんです。

開業する前に気付くべきでした。

そう思いながらもせっかく提出した開業届を取り下げる勇気もなく、来月にはやってみたいお仕事と出会えるかも、と言い聞かせながら求人広告のライターお仕事と短期のお仕事を繰り返しています。

そして、そうやって1年がたってしまいました。(絶望)

自分の人生を真剣に考えてこなかった私

この1年で自分ってこんなにも感覚で生きてきたんだ、と思いしらされました。

私はどこか『自分が進むべき道は勝手に開かれる』と思っています。

新卒の就職活動では業界を絞らず、内定が出たところに入社しました。

なんというか、というものを信じているんです。

そしてこの考えが、私の「受け身の生き方」を加速させた気がします。

社会人になればある程度の自我が出てきましたが、それでも「自分のやりたいこと」を指標に動けたことってあまりなかったかもしれません。

技術や知識はおいておいて、会社というものに縛られずに自由にチャレンジができる今の環境はある意味、幸せな環境ともいえるでしょう。

だけど、そう思うと同時に「じゃあ自分は何をやってお金を稼ぎたいんだ。」というところでいつも立ち止まってしまいます。

これは30年以上、自分の人生というものを真剣に考えずに「受け身で生きてきた代償」なのかもしれないな、と最近思うのです。

唯一自分のやりたいこと

そして今、やりたいことが分からない、と思っている自分が稼ぎはおいておいて、唯一やりたいことがあるんです。

それは「世の中を抱きしめたい。」ということ。※爆笑ポイントです。

ある時、夜に寝ていたら
「みんなを抱きしめに行かなくては!!!」
と、ガバっと起き上がる感覚があったんです。

自分でも何言ってんだと思います。()

でもこれがちょっと言いづらいのですが、半分冗談のような半分本気でして。。

最近、私はなんでNoteを始めたんだろうと考えるとなかなか言語化できないことが悩みでした。

もちろん承認欲求もあるだろうし、でもなんかそれなりの思いもあったはずで最近もぐるぐると考えていたんです。

そう考えていると、純粋に「世の中を抱きしめたい」という言葉がしっくりきたのでした。(壮大なのよいつも)

本当、何言っちゃってんだ、なんですけど割と本気だから、、照れますよね。(えへへ)

そして、会社員時代に自分のアフィリエイトブログページをつくったあたりから、自分の世界観というものを表現する楽しさを知ったのも大きいかもしれません。

いつかはそんなことを発信することで収入を得られたらうれしいな、とは思うのですが、思いの方が強く、歌は歌えないし、文字にならできるかも、とNoteを書き出しました。

とはいえ、Noteにも素晴らしい作者さんがたくさんいらして、やっぱり自分に自信のない私はこの投稿止めようかな、、尻込みをしてしまうこともよくあります。

だけどそれでも投稿してしまうのは、読んでくださる方が1人でもいることはもちろん、心強い相棒がいるから。

あ、プロフィールの恐竜ちゃんです。

Noteを書いているときは恐竜ちゃんと共同作業をしている感覚で、なんとなく1人ではない、という心強さから、ここでも自分の世界観をだせている気がします。

恐竜ちゃん誕生のエピソードはこちらをどうぞっ。


自分を知っていることはやっぱり強い

さて、抱きしめたいとか言いつつも、結局はみなさんに話を聞いてもらってる、という感覚が強くて恐縮です。(ぺこり)

読んでくださる方には、そのへんの平凡女の話をカフェかなんかで聞かされてる感覚でよんでいただけたら、それだけで歓喜でしかありません。

でももし、可能であれば私のお話から「自分はどう思うかな」と考えていただけたらな、なんて思うんです。

プロフィール記事にも書きましたが、私のNoteには私はもちろん、家族、友人、色々なキャラクターが登場します。

そしてそれぞれの価値観が存在します。

基本的にはそれぞれの価値感に対して私がどう考えるかの話がメインになりますが、その私の考えも含めて、「自分はどう思うか」を考えてほしいな、っていう贅沢な希望です。

そうやって考えることで、改めて自分のことがわかったりすると思っています。

やっぱり自分のことを自分が理解していることって、ひとつの強みです。

みなさんが少しでも、ちょっとだけでも、強くなれますように。

では、最後に。


ギュッ。



本日もありがとうございました。


Hanaki.


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