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引き寄せの法則に「拒否」された話

どうも、ノートパソコンのAのボタンのカバーが取れて半年が経過したHanaki.です。(よりにもよってA)

厚紙で応急処置をしていて今のところ、いい感じです。(にっこり)


さて、前回は最後の転職活動中に行きたい会社に出会ったけど最終面接で見事に玉砕した。というお話を聞いていだいていました。

この時のお話をもう少し聞いていただきたくて。

これ、最終面接から合否がでるまで1ヶ月ほど待たされたんです。

もうそれはそれは待っている間「心臓よ、よく耐えてくれたな。」と言いたいくらいドキドキさせられました。

今日はこの時の話の、アナザーストーリーてやつを聞いていただきたいんです。(言いたいだけ)



引き寄せの法則を使いたかった私

私はこの会社の最終面接の後にとある理由から「受かったらどうしよう」という思いに悩まされていました。

でも、何よりも行ってみたい会社。憧れのあの会社。という気持ちの方が強くて。

そして、面接はリモートではなく、すべて対面だったので、オフィスの雰囲気はなんとなく見ることができました。

その時の感想は、

暗い。

まぁオフィスと言っても通されたのは会議室だけだし、わりと暗くなる夕方の時間帯、そんなもんかとも思います。

そうは思ったのですが、なんとなく『違和感』というものを感じたんです。

それは「ここにきても繰り返しになりそう」ということ。

というのも、私の当時の悩みは職場の人間関係でした。

何かをされた、とかではないのですが、まぁ簡単に言うと責任を持たされることに疲れていたんです。

コロナ禍の影響で経営が怪しかったのもあり、もう場所を変えよう、と思い転職活動をしていました。

ちなみに、最終面接までいったと言っていますが、面接は2回だけ。

それぞれ違う面接官だったのですが、なんとなくその方たちの目に「コイツは使えるか??」というものを感じたんです。

いや、採用面接なので当たり前っちゃ当たり前なのかもしれないのですが。。(面接中はかなり丁寧に時間をかけてくださりました。)

だけど 目 だけは、なんとなくそう感じちゃって。

そうは若干思いつつも当時の私は、「今のところから解放されたいし、しかも行きたい会社!」という思いが強くて、そんな違和感にポコっと蓋をしていたんです。

最終面接が終わった後、私は別の悩みを抱えつつも(前記事参照)、「受かったら行こう!」と決めました。

当時は1ヶ月も待たされるとは思っていなくて、毎日エージェントから連絡がくるかくるか、と待っていました。

まぁそれだけ待たされたらお察しなのですが。。

面接日から2週間を過ぎたあたりから、不安も大きくなり、「受かっていてほしい」という願いも強くなります。

そしてそういう時に私がやってしまうのが、神頼みやおまじない。(ほんとにさ)

とある引き寄せの法則で、「神様にお願いするときは、●●なりますように、ではなくて、●●なりたい、と言い切る方がよい」みたいなことを目にしたんです。

ほうほう。では早速実践だ。

私は寝る前に手を合わせて「私は〇〇という会社に行きたいですっ」と力を込めてお願いしました。

するとそう願った瞬間に、




ドクン


一度だけ心臓が動いたんです。(いや常に動いている)

動悸?っていうんですかね。

心臓が1回だけすごい勢いで血を運んだというか。

それと同時に「あれ?私行きたいのかな?」という思いが頭をよぎりました。

というか「本当に行きたいのか?」と聞かれた感覚もありました。

それでも、行きたいしっ!よし、これでオッケー!と布団に入り就寝することに。

そしてその翌週に不採用連絡がきたのでした。

私はこれを引き寄せの法則に断られた、とちょっとだけ思っています。(ちょっとだけね)

ちなみに私はちょいちょいこういう不思議?な体験があり、そんなお話まとめを聞きたい方はこちらをよければどうぞっ。



転職活動においての応募者が抱く『憧れ』

少し話が変わりますが、私は過去にアパレル店舗の採用担当をしていたことがありまして。

そこでは『アパレル販売員』という職業に憧れを抱く応募者の方もかなりいました。

と同時に、短期間の退職者もかなり多くいました。

これは私の肌感ですが、色々な退職理由がある中で「思っていたのと違った」ということもかなり多かったように思います。

そして、そうやって短期間で辞めてしまうのは高校卒業したての社会人デビューの方や、はじめての販売員デビューという方が多かったんです。

あるあるかもですが、お店で見るキラキラしたおねーさんへの憧れが強すぎた方々も一定数いたんだと思います。

だけどアパレルに限ったことではないですが、やっぱりおしゃれしてキラキラするだけ、がお仕事ではなくて。

ヒールを履きながら階段をものすごいスピードで駆け上がって在庫を取りに行ったり、中にはクレーム対応や、

入荷日の朝はオープンまで荷捌きをしないといけなく、髪の毛を振り乱しながら在庫を整理する様子はお世辞にもキラキラとは言えない、という場面も多いのです。

私も新店舗オープンで大量採用をするときは説明会を開き、そういった部分も伝え、できるだけ現場でギャップを感じないように努めていました。

そういったことをはじめたことで、ある程度短期間の退職者は抑えられたという結果を見ると、やっぱり「過度な憧れ」というものは採用者にとっては脅威なのかもしれないなと感じています。

採用担当にとって、憧れというのも含めて目の前の応募者は自社に「何を期待しているか」を知ることの大切さを改めて感じました。

そして、例の会社への入社を強く希望していた私は、この過度の憧れというものを無意識に抱いていたなと思うのです。


自分の理想は平常時に考える

私はせっかくオフィスに入れてもらえ直接対面にて面接をしていたのにも関わらず、自分も企業を見定める、という行為をしていませんでした。

「受かりたい受かりたい!(フンフンッ!)」と鼻息荒めに面接に挑みすぎて、オフィスやそこにいる方々の雰囲気に違和感を感じていたにも関わらず、そんなものは気付かないふりをしていました。

だって憧れの会社だったから。

こういうのって本当判断が鈍らされるな、とつくづく思います。(判断もなにも不採用)

そういう意味では普段の平常時に自分の理想というものは何か、を考えておくべきだなと思っています。


応募者だって選ぶ側の立場

私は就職活動において、応募者と企業は対等であるべきだとは思います。

そうなるよう努めている企業もきっとたくさんありますよね。

だけど現実問題、企業側が合否を提示している以上、構造上どうしても応募者は弱者になりがちなのかなと思っています。

そして、応募者本人の「受かりたい」という思いが強くなると、自ら弱者のポジションに身を置くこともあると思うんです。

転職活動において応募者で必要なのは、面接が進んでも平常心で、「キミたち(企業)は私になんのメリットを与えてくれるんだい?」というマインドを持つことも大切だと思っています。

あ、口にするのは、今の時代ではまだやめておいた方がいいかもしれないけどねっ。

今もし、面接が進み鼻息が荒くなっている方がいれば、一旦自分と会社を俯瞰してみてみることも大切かもね、ということです。

まぁ少なくとも引き寄せの法則を変な形で信じて(引き寄せの法則は悪くない)、神頼みしている私は、もっとちゃんと考えなさい、なんですけど。()

何か感じるものがあれば嬉しいです。


ところで、Aボタンの厚紙をカチカチ言わせながらパソコンを使っている私は、カフェで見かけるマックブックをカチカチ言わせている方々をかっこいいなぁと思って見てしまいます。

だけど、マックを使ったことがない私はきっと使いこなせなく、これも『憧れ』を抱いてるだけかもしれないと、

今はこの中古でボロボロでも頑張ってくれているパソコンちゃんを愛そうと思っているHanaki.でした。(お願い、絶対壊れないで)


本日もありがとうございました。


Hanaki.





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