T17_fukuoka

【T17】は、伊藤総研が今、話をしたい人と、”福岡”をテーブルの真ん中に置いて、今、話…

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【T17】は、伊藤総研が今、話をしたい人と、”福岡”をテーブルの真ん中に置いて、今、話をしたいことを話す場です。T17:https://www.instagram.com/T17_fuk 伊藤総研:https://www.instagram.com/itskn/

最近の記事

Q. 城戸さん、久山で何をやっているんですか?

次から次へと提案できる 八百屋みたいな存在でありたい。 – 伊藤 このメディアでお会いしたことのない方を訪ねるのは初めてなんです。城戸さんの活動を勝手に外から見ていて、すごく興味深くて。メディアを通して多彩な経歴であることは知っていましたが、地元に根を張るにはまだ早そうな年齢だと思っていました。かつ、農業。どんな思いがあったんですか? 城戸 そう思いますよね(笑)。「農業をやりたい」と話すと、「リタイアしてからでいいんじゃない?」とはいろんな人に言われました。ただ僕の中で

    • Q. 酒井さん、福岡の飲食店をどう見ていますか?

      若いチームを作って、 自分のレストランをやりたい。 – 伊藤 福岡はいつぶりですか? 酒井 1年ぶりです。大学卒業した1週間後には海外に行って、その後もずっと関東なのでしばらくは、なかなか帰ってくる機会がなくて。 伊藤 卒業したら、すぐ外に出たいと思っていたんですね。 酒井 はい。僕、18歳の時にサーフィンを始めたんですよ。当時は週5で糸島に行くほどサーフィンにハマっていました。毎日、学校へ行って、バイトして、仮眠して、早朝から糸島に行く生活の繰り返し。サーフィンが上

      • Q.石井さん、福岡の変化をどう感じていますか?

        自分たちができることの中から、 福岡に必要なことを見つけたい。 – 伊藤 昨年、《B・B・B POTTERS》が30周年を迎えられました。 https://www.bbbpotters.com/ 会社自体は何年になるんですか? 石井 《Weeks》は今年で35年です。 伊藤 では、石井さんが福岡に来られて、35年ということになるんですね。 石井 そうなんです。私は愛知県生まれで、20代まで名古屋にいました。あちらに住んでいる時は、東京や大阪、京都には車か電車で行き

        • Q.広沢さん、福岡の暮らしはどうですか?

          積み重ねてきたことを、 形にしていける時期が来たと思う。 - 伊藤 東京から福岡に移り住んで、何年になるんですか? 広沢 今年3月から14年目に入りました。 伊藤 ご結婚を機にした移住でしたよね? 広沢 そうなんですよ。たまたま福岡の人と結婚して、息子がお腹にいる時に引っ越して来ました。 伊藤 世の中的には、今ほど、“移住”や“2拠点”とかのムーブメントがそこまで大きくない時ですよね。 広沢 そうですね。まだ震災前で。当時周りからは「東京に拠点を残した方が良い」っ

        Q. 城戸さん、久山で何をやっているんですか?

          Q.永吉さん、福岡は新しいものを生み出すのに適していますか?

          銀行はこのままでいいのか? という危機感と焦燥感。 - 伊藤 永吉さんとは以前お仕事をご一緒させていただいたこともありますし、高校の先輩ということもあって、勝手に親近感を持って、連絡をさせていただいたのですが、現在、《みんなの銀行》の頭取というとても責任の重い役職なんですよね。気軽にお声かけしてしまって、すみません。 永吉 いえいえ。こちらこそ。 伊藤 今日は、何かと話題の《みんなの銀行》のことと、福岡のことをお聞きしたいんですが、まずは、《みんなの銀行》について。《み

          Q.永吉さん、福岡は新しいものを生み出すのに適していますか?

          Q.藤戸さん、今、福岡のコンディションはどうですか?

          「ようやった」とは思っている。 しかし、イケてるかはわからない。 - 伊藤 まずは自身のブランド《FUJITO》の話を聞かせてもらってもいいですか? 藤戸 今日はブランドの話からでいいんですか? 伊藤 藤戸さんはいろいろやっているけど、まずはブランドでしょ? 藤戸 そうですね。 伊藤 福岡でブランドをずっとやって来て、コロナもあったし、アパレルは大変だって聞くし、まずはその話から聞かせてください。 藤戸 大変だったんですけど……、今年20周年を迎えまして。 伊藤

          Q.藤戸さん、今、福岡のコンディションはどうですか?

          Q.佐渡島さん、福岡で何してるんですか?

          夕日が綺麗な場所で過ごしたい。 - 伊藤 なんで福岡だったんですか? 佐渡島 僕は自然がすごく好きで。自然が味わえる場所に住みたいなあと思いつつ、かと言って、やっぱり人と会うのも必要だし、文化的な感度みたいなものは、僕がずっとこの会社をやっている限りは必要で。東京との移動のこと、自然が近いこと、そして文化的であることを考えると、札幌、仙台、名古屋、金沢、大阪、京都、神戸、広島、福岡に絞られるんですよね。でも、札幌は冬がしんどいし、北海道は自然を楽しめる場所が札幌から遠くて

          Q.佐渡島さん、福岡で何してるんですか?

          Q.平川さん、糸島でやり続けている理由は何ですか?

          誰かに喜んでほしいからやっている。 - 伊藤 《おしのちいたま 塩そば》ができたのはいつですか? 平川 2021年10月ですね。 伊藤 準備を始めたのは? 平川 2020年のコロナに入ってすぐくらいですかね。 伊藤 コロナに入ってから始めるのは、なかなかの決断だと思うんですが、この場所でやろうとは元々思っていたんですか? 平川 このメディアで鈴懸の中岡さんが「都会に行っても時間がつぶせない」みたいなことをおっしゃっていて、僕も本当にそうだと思うんです。 買うもの

          Q.平川さん、糸島でやり続けている理由は何ですか?

          Q.永野さん、福岡に実験的な公園はできませんか?

          ユニークであること、すなわち、 ソニーらしい。だから成功した。 - 伊藤 福岡の話をお聞きする前に、まずは僕も参加させていただいているソニーパークの話からお聞きしたいです。というのも永野さんのソニーパーク的視点が街づくりに大事だと思っていたりするので。 《Ginza Sony Park》は2018年8月にオープンして、約3年間の活動を経て、2021年9月に一時閉園。今は2024年の新しい《Ginza Sony Park》へ向けて、準備中です。今はどんなお気持ちですか?

          Q.永野さん、福岡に実験的な公園はできませんか?

          Q.二俣さん、デザイナーの立場から、今の福岡はどう見えていますか?

          もっと厳しい環境の中で 自分が出せるようになりたい。 - 伊藤 二俣さんは福岡と東京に事務所があって、2拠点で活動しているけど、福岡と東京の比率は? 二俣 週のうち3日か、4日が東京って感じですかね。金曜日か土曜日に福岡に戻ってきて、火曜日あたりに東京へ行くを繰り返しています。 伊藤 毎週なんだ。毎週だとぼーっとしない?僕も同じようなスケジュールで動いているんだけど、なんだかずっとぼーっとしている(笑)。 二俣 疲れていないと言えば嘘になりますね(笑)。 伊藤 今、

          Q.二俣さん、デザイナーの立場から、今の福岡はどう見えていますか?

          Q. 中原さん、鹿児島から福岡はどう見えていますか?

          自分が関わっている風景が 思い浮かぶ仕事に興味がある。 - 伊藤 中原さんはいつも自由に動き回っているイメージがあるんですが、最近はどんなことをされているんですか? 中原 会社(株式会社ランドスケーププロダクツ)の代表を抜けてからは、個人で動けるようになったので、個人でかなり動いていますね。 伊藤 会社のことはもうやってないんですか? 中原 やっているけど、前ほどいろんなミーティングに出なくなったから。 伊藤 個人のことって、具体的に言うとどんなことされてるんですか

          Q. 中原さん、鹿児島から福岡はどう見えていますか?

          Q. 轟木さん、酒屋として、新しく取り組んでいることはありますか?

          一升瓶が動かなくなることからわかる、 今の時代のこと。 - 伊藤 やっぱり、コロナは大変でしたか? 轟木 商売していて、考えないといけないことが多かったと思うけど、考える時間もたくさんできたことで、結果としてすごく良かったなあと思いますよ。いろいろと削ぎ落ちたなと思って。 伊藤 実際に直接影響を受ける業態ですよね? 轟木 売上げが減っていないと言えば嘘になりますけど、そんなに変わらないんですよ。いろいろとタイミングが良くて。実は2020年に本店と薬院の両店舗とも移転す

          Q. 轟木さん、酒屋として、新しく取り組んでいることはありますか?

          Q.酒井さん、新しいことへの原動力って何ですか?

          変わっていいと思うことを 信じている。 - 伊藤 最初に酒井さんときちんとお会いしたのは、2015年に写真家のホンマタカシさんが太宰府天満宮のアートプロジェクトに参加した時だったと思います。その時、酒井さんは写真を撮られたり、ご自身の写真館《ALBUS》でホンマさんのワークショップを開催されたりして。お名前は知っていたのですが、その時、やっとお会いできた感じでした。 酒井 そうでしたね。ホンマさんの世界観が大好きで、展覧会をさせてもらった時は写真って何なんだろう?と問い

          Q.酒井さん、新しいことへの原動力って何ですか?

          Q.中岡さん、福岡に何か思うところはありますか?

          今だからこそ、九州って面白いかも。 - 伊藤 今日はよろしくお願いします。急に中岡さんのお話が聞たくなって、ショートメールしてしまいました。 中岡 大丈夫ですよ(笑)。なんでも聞いてください。 伊藤 中岡さんが今の福岡をどう見ていらっしゃるのかお聞きしたくて来ました。福岡のことを聞く上で、まず鈴懸の話からお聞きしていいですか。2023年で創業100年、3代目である中岡さんから見て今の鈴懸はどういう状態なんですか? 中岡 だいぶ肩の力が抜けて自由にやれている感じですね。

          Q.中岡さん、福岡に何か思うところはありますか?

          僕が今、福岡の話をしたいと思った理由。

          僕が今、話をしたい人と、”福岡”をテーブルの真ん中に置いて、ただただ話をする。そんなことをやってみたいと思ったのには、少しだけ理由がある。 ー 僕は、今でこそ東京と福岡の二拠点生活を送っているが(東京6:福岡4ぐらい)、僕と福岡が疎遠だった期間は長かった。 そんな僕と福岡との間を刻む時計の針が再び動き出したのは10年前の夏前のことだったと記憶している。 大学に通うために19歳で上京した僕と福岡との関係は、2年に一度ぐらいのペースで形式的に実家に顔を見せるためだけに帰る

          僕が今、福岡の話をしたいと思った理由。