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恋愛エコ時代。

皆さんには意外かもしれないが
私はかなりの恋愛脳だ。

好きな人やそれこそ恋人にはのめりこみ易く依存体質である。

だからこそ特定の人が居ない今は
分散恋愛という自分自身を保つための方法を取っている。

はっきり言ってとても厄介な性質だ。

この性質に加えて年齢も重ねたこともあり
出会いや恋愛に対して大分スタンスが変わった。

「恋愛こそエコであれ」

という考え方だ。

一体どういうことかというと

心身のエネルギー、時間、距離等々
恋愛において注ぎ込むのが当たり前のこれら要素を
なるべく抑えるという考え方だ。

実際、この記事を執筆するにあたってリサーチをしていたところ
すでにマーケティングライターの牛窪恵さんが
『「エコ恋愛」婚の時代』として書籍化していた。

申し訳ないが私はこちらの書籍を拝見していないので
この方とはちょっと視点は違うかもしれない。

ただ私が思う「エコ恋愛」とは
恋愛に消耗されるエネルギー消費を必要最小限に抑える
ということを位置づけている。


これはあくまでも私のスタンスだが
もしよければ参考にしていただきたい。

①距離

異性と出会う度に感じることだが
物理的距離が近い方が圧倒的に気持ちが向かいやすい。

例えば自分は東京で相手は埼玉に住んでいた場合
まず会う場所の設定や移動距離問題などが発生する。
これは同じ都内でも言えるが
とにかく物理的距離を抑えると
時間のロスが削減できる事はかなり大きい。

少し前だ。
知り合った相手が某東京の隣接県だったのだが
お互いの中間地点といっても電車で40分以上かかる上に
お店選びも手間取り、まあストレスと心身の疲労がとてつもなかった。

既に書いていてげんなりしてくる。

私個人としてはお互いの移動時間が電車で30分以内であることが理想だ。
肉体的な疲労は愛ではカバーできない。

②時間

①にも共通してくることだが
時間のロスは心身共にダメージが大きく負担がかかる。

物理的距離で発生する時間は最初こそ愛でカバーできるかもしれないが
回数を重ねれば重ねるほど重荷になっていく。

また、恋愛に費やす時間の使い方が、そもそも無駄な場合がある。

今は出会う方法や知り合う方法も様々だ。
一人の異性に固執してしまうより、多くの異性と効率的に出会い
デートを重ねた方が圧倒的に心身にエコだ。

少なくともデートの段階では
同時進行の方が比較しやすくなるのもプラスな点である。

第一に、貴方の時間を奪う相手は以っての外だ。

③心のエネルギー

私が「エコ恋愛」を推奨する一番の理由がこれだ。

先にも話したように
私は恋愛にものすごくエネルギーを消費してしまうタイプだ。
相手のことを思うがあまりに気を病む事も少なくない。

ただ、これでは身がもたないと気づいた。

だからこそ、気持ちは変わらずに
だけど相手に費やすエネルギーをいかに抑えるかを常に考えている。

よく恋愛コラムで
忙しくすれば、趣味を作れば、相手のことを考えない!!
などとつらつら語っているものを見かけるが
考える奴は考える!!!が私の最終的な意見だ。

だからこそ“追う事”をやめた。

相手が好きであれば
否が応でも通常より前のめりになってしまう。

しかし、例えば
相手からの連絡の頻度が少なくなったり反応がイマイチな時は
追いかけずあっさり引くことにしている。
というか、その場で立ち止まって少し休憩する
という言い方が正しいだろうか。

下手に追いかけて地雷を踏むことを回避できるし
一旦立ち止まってみると
自分自身やその恋愛全体を俯瞰して見れるようになる。

そうすると案外自分の気持ちがそんなに昂っていないことがある。

だから下手に相手を追いかける必要はない。


ただ、ここで気をつけてほしいのは
特に男性は「キープ」という卑怯な方法を取る人も多い。
これは都合がいい関係なのでは?
そう思ったら他の異性も視野に入れることをお勧めする。

以前にも話したように直感はほぼ正しい。

そのような不穏なサインを感じたら
自分の身を守ることが第一だ。

もし相手との関係がある程度進んでいるなら
はっきり自分の気持ちを伝えてもいい。

嫌なことに「NO」と言わなけば、相手は100%図に乗る。


何はともあれ自分自身の心身の健康が一番なのだ。


以上の三つが特にも私が推奨するエコ項目である。

恋愛にエネルギーを注ぐことは勿論素晴らしいことだが
エネルギーを減らすことにも現代の恋愛には必要になってくると
私は身を以て実践中である。


最後に余談なのだが

この記事を執筆している途中に
内閣府から「2022年版:男女共同参画白書」が発表された。

デートの経験割合や恋人や配偶者の有無、結婚願望についてのあらゆるデータなど
数々のニュースでも取り上げられていたが
その結果を見て私は

既に現代の若者は「エコ恋愛」を実行しているのでは?と少なからず感じた。

故にこの記事に関しては

「既に実行している」

という声がもしかしたら多いかもしれない。


この男女共同参画白書についても
個人的にかなり興味深かったので、近々記事にしたいなと思っている。

Leon

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