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声が震えるコンプレックス

自分の姿の中に
人に見せたくない姿がある人が
多数ではないかと思う。

私はその一つに
「自信がないときに声が震えること」
というのがある。

そんな自分が
人前で出てしまった時には、

プライドがとてつもなく
傷ついたと感じ、
羞恥心と怒りが芽生える。

でも、
こんな自分と生きるのは
しんどいなということで

こういう一面は
どう解釈すれば自分の心が
楽になるのかを考えてみた。

同じようなことを
感じている人がいれば、
一つの案として
参考にしていただければ幸いです。

今日は10年前の韓国の思い出とともに📷

イヤな自分が出てしまう瞬間

声が震えるような
自信を無くす瞬間を思い返すと、
共通点があった。

それは、
相手にも非がある状況なのに、
瞬時の判断ができず

「自分が何かしてしまったかも…」
と思い焦ってしまう時。

実体験から具体例を2つ紹介する。

<1>
職場の20歳くらい年上の男性に、
話の流れで「ご飯行きましょうね」
と言ったことがあった。

それを覚えていたのか後日、
「いつ行く?」と聞かれ、

社交辞令のつもりだったので
「案件が立て込んでいるので
落ち着いたら行きましょう」
と返事をした。

それに対し、
「俺が待てってことか!」
と激怒され

「君みたいにかわいい子に
誘われて期待した俺がばかだったね」
など今思い返すと
セクハラまがいな発言もあった。

社交辞令を言った上に
曖昧な返事をした私にも非があるが、

相手にする必要すらない状況だった。

なのにその時の私は
「私が怒らせてしまった」と焦り、
なぜか声を震わせながら謝った。

状況を瞬時に把握して、
その不当さを主張したり、
乗り切る術が、
私には無かった。

<2>
上司がA案で進めるようにと
言ったためA案を進めた。

数日後報告したときに
「あれ?B案じゃなかったっけ?
なんでB案じゃないの?」
と詰められることが
たまにあった。

前回A案に決まったことを
冷静に話すべきだったのだが、

その場ではとっさに
「あれ?B案?
B案ってなんだったっけ?!」
と焦ってしまう。

焦りながらも、
何か答えないとと思うがために
声も震えうまく説明ができない。

今思えば発言が
コロコロ変わる人なので、

こちらがしっかりと説明すれば
「A案になったんだっけ。忘れてた」
とアッサリ完結する。

しかし私はその度に
ついつい焦ってしまい、
返事の際に自信を失っていた。

「発する言葉と自分の心を一致させる」

人に弱みを見せたくない
という気持ちが
私はかなり強い方だと思う。
(唯一、noteにだけ書いている)

その根底には
「人にバカにされたくない」
「賢いと思われたい」
「クールな印象でいたい」

といった、
「相手にこう思われたい」
という理想像がある。

それと反対の行動をしてしまった際に
怒り・悔しさ・羞恥心を感じる。

以前、これに関しては、
自分の心の声に沿っていきた方が
絶対楽だよねという記事を書いた。

過去の記事に加え今回書きたいのは、
「発する言葉」も心の声と
一致させる必要がある
ということ。

例えば、
ご飯を食べたいと思わない人に、
ご飯行きましょうねなんて
「言わない」。

A案にするなら、
上司が言ったからではなく、
自分の意志で進める。

異論があれば
「その意思を説明する」。

相手に合わせた言葉を発するせいで、
会話がグニャグニャになる。

どう克服するか

人に自分の姿を全てを見せる必要はない。

だが、人に見せたく無い姿が
人前に出てしまった時に
自分が苦しいなら
対処をした方が生きるのは楽。

まずは自分が見せたくない姿は
どんな姿かを自分で具体的に知る。
言語化してみる。

私自身、
「自信がない時に声が震えること」
と文字にして目で見ることで
明確になった。

その上で、
その原因となっているものを
取り除いていく。

きっとその原因は単純ではない。

トリガーとなる上辺の理由は
沢山あっても、
その根底には太い根っこがある。

私にとっては
「発する言葉と心の声の不一致」と、
「自分の意思でなく
人の言動に左右されて生きてきた」

という原因があった。

やはり、
日ごろから自分と対話して
心の声をしっかり聞く必要がある。

そして、時には
それを声を出す必要もある。

自分の主張をせず黙っているのは
平和主義なのではなく
自分を虐待する行為でもある

人は時に心の声を誤って
解釈してしまっているので、
そこには注意しないといけないが。

(上で紹介した記事にはそれを詳しく書いています)

ここ最近、私が感じる
モヤモヤや違和感・プライドの傷つきは

誰かや何かに合わせて
生きてきたため
に生じている。

自分の心・言葉・行動が一致していないと
やはり何かしらの弊害が生じる。

p.s.声が震えることがコンプレックスな方へ

きっと私たちが気にするほど
大きく震えているわけではないし
自信なさげにも見えていないと思う。

もしそう見えていたとしても、
人からどう思われるかではなく

この経験から何を感じ取るかが
大切だと思う。

相手はあくまで
自分の短所を映し出す鏡
くらいに思えばいい。

「また声震えちゃった…」
って後悔する必要もない。

後悔しても、
その後にその原因と向き合って
自分の原因を見つけ出して

それを克服する気持ちがあれば
きっと近いうちに
そんな自分はいなくなる。

気にしすぎてしまう方は、
一度そう考えてみてほしいし

何か良い方法を知っている方は
私含めそんな人達へ
経験をシェアしいただけると
嬉しいです=)

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