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遠い記憶...

木々の若葉を目にすると心がほぐれてくる😊

眩しい夏になれば、子供の頃を思い出す。。。

僕が母の育った岡山県の実家に連れて行ってもらったのは、小学校3年生の夏休みのことだった。 


初めてJR津山線の『福渡駅』に降り立ったときのこと…

当時、神戸市に住んでいた僕は、耳をふさいでしまいそうになるほどの蝉時雨に出迎えられた( ;∀;)  

その時の衝撃は凄まじかった。 

神戸市でもセミの声はそれなりに騒がしく聞こえていたけれど、そんな比じゃなかったものだから(゚Д゚;)

そんなセミのサプライズ演出のある駅からタクシーで更に30~40分ほど走らせた山奥に母の実家があった。

家の周辺にはクヌギやブナ、ニレなどの木々が生息していて、その木の幹を見れば、カブトムシやクワガタなどが普通に群がっていた😮 


僕にとって…小学校の正門前で日に焼けて真っ黒になったおじちゃんが大きな四角い網のケースに入れて、下校時間の子供たち相手に売りに来てたような昆虫たちが、ここの木々には何匹も普通に群がっているってことが圧倒的に感動的なことだった🤩


朝はニィニィゼミたちの控え目なコーラスで目覚め、そのまま虫網を持って目的のポイント目指して走りまわっていた。


あの頃の僕は間違いなく輝いていた✨


自分のために、自分らしく生きていた頃だ✨


そんな子供の頃の思い出の記憶をたどって描いてみました。

右側にある黒い日除けシートの下には椎茸のホダ木が積まれています。

もっともっと何かがあったと思うのに、思い出せない悔しさ🥺

『遠い記憶』透明水彩


こんなふうにキラキラ輝いていた自分をもう一度、取り戻そうと考えている自分が本気でいます(´ー`)


余談ですが、最初に母が連れてきてくれたカブトムシ・クワガタが鬼のように捕れるポイントは、実家のすぐ横に立っていたニレの木でした。

母が子供の頃、そのニレの木に飛び蹴りをしたら雨のように何匹もカブトムシやクワガタが降ってきたそうなので、真っ先に教えてくれた捕獲ポイントでした。


僕がニレの木を最も好きになったこと、都会よりも自然豊かな環境をこよなく愛する気持ちを持ったことも… これすべて母の影響なんです。


そんな母は約2年前に他界しました。

この母の元に生まれてこれたことは感謝でしかありません(´ー`)


話が少しシンミリしちゃいましたね。。。

ということで、今回はココまで。。。


また会いましょうね(*´ω`)

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