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インスタで見る「あの子」になりたかった

今日は、デジタルデトックスがきっかけに気付いた、自己肯定感について書きます。


\こんなひとが書いてます/


デジタルデトックスをするなかで
一番断つのが難しいかも。と思っていたのがinstagram(以下、インスタ)でした。

わたしのインスタを使う目的は、
主にファッション情報収集のため。
そのつぎに友人との交流のため。

インスタにどっぷり浸かり出したのは
10年以上前です。

オシャレだとおもう人やブランドを
片っ端からフォローして、
来る日も来る日も
フィードをスクロールし続けました。


それはもう、血眼で日々スクローーーール


リアルタイムのファッション情報が
こんな手軽に入って、
もう雑誌買わなくてもいいじゃん!と
当時は大興奮でした。
(実際に、雑誌は買わなくなりました🥲)

自分のことはそんなに更新しないけど、
それでも、何か投稿したら
「反応きてるかな〜」と気になりました。

インスタを眺めているのは楽しいのに、
なぜか苦しさや虚しさを感じることがよくありました。

なんとなくこんなに時間を使うのは
良くないんじゃないか、と思いながらも

「何か新しいお得な情報を取りこぼしちゃうかも」という謎の焦燥感から、
気づけばまた1時間・・みたいなw

苦しさや虚しさが
どこからくるのかわからないけど、
直感的に「もっと距離を置いたほうがいい」と
思いながらも辞められない。

つまり依存症でした。



依存症を克服するためにしたこと

急に全て断つと禁断症状が出るので、
インスタに関しては本当に少しずつ
段階を経て絶っていきました。

まずアプリ削除し、ブラウザ視聴に切り替え→45分の使用制限→30分の使用制限→15分使用制限と一週間ごとくらいに使用制限の時間を短くしました。

ルールは「絶対に時間延長をしない」ことだけ。笑

そのあたりのことは、こちらの記事にも書いています。


⚫️日々の変化

時間延長だけはしないと固く決めていたので、
何百人もフォローしてると見きれない。

なので「更新されたら絶対に見たい人だけを残す」としました。

友達以外の時々しか見ないアカウントは
全てフォロー外しました。

その次の段階はインスタはログアウトして、
本当に毎日でも見たいアカウントだけ、
個別に2〜3ブックマークしました。

(ログインしたままだと おすすめが自動的にフィードに反映されて気づくとインスタ沼に落ちるので要注意です)

毎日長時間見てたので、
コンテンツが限られると
最初はやっぱり物足りない。

でも見るものがないと
段々つまらなくなって、
つまらないと滞在時間が短くなって、

気づけば1日数分しか見なくなり、
いまや存在を忘れてる日も多いです。


インスタから離れてきづいたこと

⚫️自分じゃない誰かになりたかった

前置きが長〜くなってしまいましたが、
ここからが本題。

見てる当時は、インスタで繰り広げられる

「自分の確立した生き方をキラキラ前向きに過ごしている(ように見える)人たちの姿」
純粋に憧れていたのです。

でもちょっと離れてみて、
憧れている人の姿を見るたびに

「こんな風に生きれていない自分」を責めてる気持ちがあったなと思いました。

元々の自己肯定感の低さから
ずば抜けたファッションセンスや
インテリアセンスを持つ人をみて、
こんな風におしゃれになりたい!→でもなれない。やっぱり自分なんて・・と
とにかく いまの自分と比較して、
「やっぱりわたしはダメだ」という
証拠集めをしてましたw

そのうえ、ダメな自分を抜け出すべく
その人の投稿を読み漁って、
考え方とか生き方を
自分に取り入れようと必死でした。

でも、なれないんですよ。
だって自分は自分だし、
インスタのあの子じゃないから。

それでまた落ち込む。

漠然と感じていた
しんどさの正体は、これでした。

次々現れるおすすめ投稿の中に「なれそうな人」「なりたい人」がいないか、常に探してました。

今振り返るとなんと健気なのでしょう・・・・😢w

今思うと超スパルタだなとおもうのですが

この頃の私は
「わたしはダメだ。なぜなら・・」と
理由が100個くらいは常に言えましたw

でもその超前提をひっくり返していく。
(ここについての方法は徐々に書いていきたいです)

自己肯定感を養うごとに
「誰かみたいになりたい」という気持ちはどんどん薄まり、
それと比例してインスタへの執着も薄まりました。

⚫️インスタ=自分用にカスタマイズされた広告

離れて冷静になってから思うんですけど、
インスタは自分用にカスタマイズされた広告でした。

ボディ、マインド、着てる服、使ってるもの、作ったもの、家族、生活、行く場所….

当時はそれを見て
「こうなりたい!」と思ってたけど
いまは、自分好みにカスタマイズされたCMと同じだったんだなあと思っています🧠

いいね👍や保存するたび、
勉強したAIが「ほれ、これも好きでしょ、好きでしょ」と延々出してくるんですよ。
勝てっこないですw

以上が、超中毒者だったわたしが
インスタ沼を抜けて気づいたことです。

これまでインスタを見てた時間を使って、内省し、生活を整えて、noteの記事を書いてます。

頭の中身を第三者に伝わるように整理していく工程は難しいけど楽しいです。

散々インスタったら。的なこと書いたけど、
インスタって超たのしいですよね😇

やっぱりたまにキラキラした世界が見たくなって
今でも時々エンタメを見る気持ちで眺めて
「ひょー刺激的だぜぇ〜」となってます😆

そして自分がnoteで発信するようになって思ったのは、
キラキラした日常を投稿してる人たちって
事前準備に労力も時間も相当使ってるのでは・・ということです。

このnoteを書くのですら、
うんうん唸りながら
どうやったら面白くて
わかりやすい記事が書けるのかなあと悩むのに。

より魅力的にみえる見せ方や、
どうやったらより関心を持ってもらえるかについて
日々アンテナを当ててないと、
あんなにたくさんのフォロワーは
集まらないと思います。


何事も自分を見失わない程度の
ほどよい距離感がいいですね。

ではまた、お会いできたら嬉しいです☺️


このnoteでは、「ファッション」「お金」「自己肯定感」を主軸に、30代会社員が自分らしく生きるため模索してる様子が観察できます🔍
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