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見え方日記20200708

中近両用メガネを買って、仕事の時には重宝しているのに、またメガネ屋さんに行った。
中近両用で読書をしようとすると疲れるような気がして、それなら前に作った老眼鏡をかけようと思うのだけど、右目を手術する前に作ったやつだから度があってなくてというか、左右の度の差が激しくて読みにくいのであった。買ったお店でレンズだけ変えてもらおうかとも思うけれど、そのメガネはおばあちゃんぽく見えて、今の自分の気分ではなかった。だから、中近を買ったメガネ屋さんをもう一度訪ねてみたのだった。もうひとつほしかったフレームがあったので、あーやっぱりかわいいなあこれ、とか思いながら試してみる。店員さんが来てくれたので、今の状況を伝える。そうですねー、読書用だったら両用じゃないのがいいかもしれませんね。度があってないと目が疲れちゃいますよ。そうですよねえ。このフレームは新しく出たんですよ。黒に見えますけど、ちょっと色がついているんですほら。

あーかわいいなあと思いながら、お財布の中身を想像する。迷いますねー。(買えないよ今、じゃあ、もう一個の用件にしよ。)あと、あの、ケースだけって買えますか。あの、除光液たらしちゃって、中のふわふわがはげちゃったんですよ。ええ、同じ色のやつをください。はい。ありがとうございました。

駅ビルの中をうろうろしていると、もう一軒メガネ屋さんがあることに気づいた。あれ、こんなところにあったっけ。いや、これもおしゃれだなあ。価格帯が高級だなあ。あ、ケースなら買えそう。というか、さっきケースは買っちゃったじゃん。なんてこと、あー、このケースほしい。「お手持ちのメガネ入れてみてください」どっち向きに入れるのが正解ですか。そうですか。かわいいですね。閉めたときの音が静かなのもいいです。そうですか。マグネット式いいですね。こっちは柄が凝ってますね。おー確かによく見ると。うんかわいい。グラスコードもいいですね。ここ、新しいですよね。あら、3年前から、そうですか。最近眼鏡を作ったんで、メガネ屋さんが目に入るようになりました。メガネ楽しいですね。ああ、皆さんそうですよ。よかったらショップカードどうぞ。お店ごとにコンセプトが違いますので。そうですか。ありがとうございます。
メガネ屋さんのショップカードは字が小さくて、読むのに眼鏡が必要だった。

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