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見え方日記20200603メガネ購入

メガネ屋さん巡りをして、買う眼鏡を心に決めた。またお店に行ったら迷うかもしれないけど、行くお店は決めた。

私のメガネ歴はについて書いておく。17歳の左目白内障手術まで、視力に不自由を感じたことはなかった。手術後、左目はピント調整ができないので手元が見にくいことがあり、手元用メガネを作った。ただ、右目が効いていたので必要になる場面はとても限られていた。一番使ったのは、昆虫飼育の仕事をしていた時。蛾の蛹の雌雄を見分けるのに微細な構造の違いが見えないといけなかったので、その作業の時だけかけていた。

伊達メガネをかけていた頃がある。記憶があいまいだけど、さっき書いた昆虫飼育の仕事をしていた時期なんじゃなかろうか。家ではかけていなかった。出かけるときに伊達メガネをかけて見た風景が思い浮かぶので住んでいた場所は思い出せるのだが、それは第1期と第2期、第3期があるので、どの時代かがわからない。まあ、でも変身願望があった時期で、世界を直接見るのがちょっと辛い、フィルターをかけたい気持ちがあったと思う。そして、それはネガティブな気持ちだけではなく、フィルターがあることで生きやすくなる感じがあった。世界を見るときに、多すぎる情報を、1個フレームを作る感じ。それはいつのまにかいらなくなっていた。「伊達メガネの頃」という文を同人誌に書いたことは覚えている。

購入を決めたメガネ屋さんに行く前に、もう一つのメガネ屋さんに寄った。駅ビルの営業再開していたので、以前作った老眼鏡のことについて質問したかった。右目だけレンズを変えたいので、それができるのか、いくらでできるのかが知りたい。

今週から営業再開した駅ビルは、平日昼間でもそれなりに人がいて、分散来店の依頼の店内放送がかかっていた。メガネ屋さんは混んでいて、店員さんはフェイスガードをしていた。たいへんそうだなあと思いながら、外側にいた店員さんに要件を伝える。新しい人らしく、ちょっと確認してきますね、というやり取りを何回かして、やりたいことはできることが分かったけど、お値段がよくわからなかったか、聞いたけど忘れてしまった。これもメモしていけばよかったなあ。とにかく混んでいたし、急ぎじゃないし、出費も重なるからすぐに買わないつもりだったので、ごめんね、と思いながら、じゃあ検討しますありがとうございました。とお店を後にした。

連絡通路を通って、別のビルに移動。買おうと決めたお店に行く。今回は室内でかける、中近両用メガネを作ることになっている。お店に行って、ぐるっと回る。やっぱりあのメガネがいいなあ、あ、これもかわいいなあ。参考数字はどっちもクリアしてるなあ。と思っていたところ、店員さんが話しかけてくれる。前回相談して、買おうと思って再訪したことを話す。今回も、とても丁寧に説明してくれる。かわいいなとおもったフレームは、軽くて華奢、かけ始めの人には軽いのはいいそう。予め写真で買いたいと思っていたフレームは、柔らかいのが特徴で、かけ外しがあるんだったらおススメ。

物の扱いが雑な私は、やっぱり壊れにくいのがいいなと思った。色も、グリーンにちょっと惹かれつつ、ブラウンにした。長い時間かけることになるだろうから。まずは、それで。

カウンターに移動して、オプションなど説明。レンズの種類について聞くと、試させてもらうことができた。でもよくわからないなというのが本音で、特に支障なかったのでおススメどおりにしてもらった。メガネクリーナーも買っちゃった。おまけでメガネ拭きももらった。隣のカウンターで「紫のにします」と聞こえていて、紫ってどんな色だろうと思っていたら、割と淡いラベンダー的な色だったので、私はピンクにした。クリーナーのボトルは水色。袋はいらないと言ったら、メガネ拭きそのままのお渡しは・・・という雰囲気になったので、あ、もう一つのメガネ今持ってるんです、と言って、メガネケースの中にしまった。他社のロゴが入っているケースを出すのは憚られたので、さささっとリュックの中で入れるようにした。

支払いはカード一括で。はい。はい。サインをして。引換券をもらって帰る。あ、見送りなんていいのに。ありがとうございました。よろしくお願いいたします。


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