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倒したい敵なんていないけど...【倒したい敵】

書くンジャーズ木曜担当 のせ です。先週から始まりました「書くメシ」メンバーによる共同運営マガジン「書くンジャーズ」。2週目のテーマは「倒したい敵」。

こちらの「書くンジャーズ」は言わずもがな、あの「アベンジャーズ」をもじっております。アベンジャーズといえば「それぞれ違う能力を持ったヒーローたちが協力して戦う」というコンセプトWikipediaより)の地球最強ヒーロー(1秒たりとも見たことないけど)。もちろんバッタバッタと敵を倒していくのでしょう。それじゃ書くンジャーズの敵は誰なのよ。っていうお話な訳です。

1.できれば倒したくない

私、幼少期から強い姉に圧倒されていたり、習い事をいくつも掛け持ちしていて学校以外でも毎日違う人と顔を合わせないといけなかったこともあり、空気を異常に読む人間になってしまいました。できるかぎり争いごとは避けていたい。かけっこではいつもヘラヘラしながら後ろの方を走って親に怒られてましたし、中学校のときもヘラヘラしながら喧嘩の仲裁をしていた記憶があります。仕事上では敢えてKYになっているときもありますが、プライベートではやはり変わらず。飲み会なので人数が多くなると、自分の役割がわからなくなり脳みそがシャットダウン。早い段階でその場で就寝します(よっぽどKYですねw)。

ということで倒したい敵なんていないんですけど、ここで終わるわけにはいかないのでこういう場合の常套手段「倒したい相手は弱い自分」で攻めたいと思います。

2-1.特殊能力がないことでの卑屈さ

書くンジャーズに参加するときに少しだけ躊躇しました。それは自分には特殊能力がないから。

仕事もこれまで介護現場、医療事務、採用、教育、Webサイト作成、ISO9001、人事などなど色んな業務を経験してきたものの浅く広くで専門性がないのが悩み。誰もが30歳位で訪れるであろう「私このままでいいのかしら」ブルーの時には、転職エージェントから「あなたの得意なことはなんですか?」と聞かれ、答えられずにさらにブルーに。

書くことに関しても、今のブログをはじめて8年経ちましたが、私にしか書けないことを書いてきたわけではありません。ただ色んな経験の記録として、もしくは私がおもしろいと思ったことを話のネタとして綴ってきました。昨日、zoomでのnote勉強会に参加しましたが、その中でも

有名人でもなければ、「誰かの意見」にお金を払おうという気にはならない。自分にしか書けないことを書くこと。

という話が出ました。

しかし!そんなものはないのです!

ないけど書くしかないのです。そんなこと気にしてたら書けないのです。ということで、書く時にはそんな卑屈さは捨てることにします。

2-2.おもしろいことを書かないといけないという脅迫観念

これも同じような話になりますが、文章を書こうとすると「これ、当たり前じゃね?」「みんな知ってるんじゃね?」「おもしろいの自分だけじゃね?」と思って筆が止まることがあります。私の得意の気にしすぎ。

よく聞いている某ネットレディオにもこんな質問を投稿したことがあります。

「オリジナリティ」を出すために工夫していることがありますか?

ええ、読んではもらえましたが、トークはハズみませんでした。そんなこと気にしてたら書けないんですよね。というか、読む人にはどうでもいいことですね。オリジナリティなんて出そうと思って出るものではないし、出そうと思わなくても出るものかもしれません。しかし、書かないことには何も始まりませんからね。とにかく書きましょう。

2-3.「言葉なんて無意味だ」という思いへの対抗

口から発せられる言葉に対して無意味だと思うことが多々あります。こちらの書評で書いたように、その人の思いが必ずしも口から発せられるわけではないからというのがひとつ。自分自身、カッとなると本当にそうは思っていなくとも、相手が嫌がりそうな言葉を口に出す習性があるのでつくづくそう思います(最悪ですね)。

日本人同士でいくら言葉を尽くしても思いが通じないのに、先日行ったベトナムでは言葉はなくとも分かりあえたと思う瞬間が何度もあったこともそういう考えを加速させました。

そんなこんなで言葉の無意味さ・言葉の無力さを感じているのですが、文章に関しては言葉の力を信じたい自分もいます。少なくとも文章に書く場合は一度頭で考えて書くし、カッとなって書いてしまうということが...無くはないですね。でも書き直せます(笑)

人の思いは日々変わりますが文章に書いておけば、その時に自分がどんなことを考えていたかも分かります。自分の過去の記事を読んで元気づけられることは少なくありません。ひょっとすると自分の言葉で救われている人がいるかもしれません。

それはただの結果ですけど、言葉の持つ力を信じてこれからも書き続けたいと思います。


というわけで、私の倒したい敵は締切が迫っている時に限って掃除を始めてしまう悪い癖です。2000文字越えましたので今回はこのへんで失礼いたします。最後までお読みいただきありがとうございました。

※ちなみに書くンジャーズの原稿を書くときは下書きなし・推敲なしで一気に書いて一気にアップすることにしております。乱文乱筆お詫び申し上げます。

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