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こどもの日を楽しむ食事と注意点🎏/キッズドクター看護師からのお便り

こんにちは。キッズドクター看護師の原田です🍀
青葉にそよぐ風も爽やかで、過ごしやすい季節となりました。新しい環境にも少しずつ慣れてきた頃でしょうか。

5月5日はこどもの日ですね。「端午の節句」の日でもあります。特別なお食事でイベントを楽しむご家庭も多いかもしれませんね。
今回はこどもの日に食べられている縁起物の食事と、お子さんが食べるときの注意点をご紹介します。

⚠初めての食材はアレルギーに注意

イベントのときはいつもと違う食事を楽しむご家庭も多いかもしれませんが、普段食べ慣れていない食材はアレルギー反応が出る可能性があります祝日の病院が開いていないときに初めてのものを食べるのは危険です。 食べ慣れた食材で、こどもの日のお食事を楽しめると良いですね。

🍀 こどもの日を楽しむ食事と注意点 🍀

ここからは、こどもの日に縁起物とされている食事と、お子さんが食べるときの注意点をご紹介します。

🎏 柏餅

「柏の葉は新しい芽が出るまで落ちない」というところから、子孫繁栄の縁起を担ぐとされています。

ただしお餅なので、喉に詰まってしまう危険性があります。3歳未満のお子様は窒息の危険性が高いので、食べないようにしましょう

🎏 ちまき・草餅

ちまきはお餅を笹や茅萱の葉で巻いた餅菓子、草餅はよもぎの葉を練り込んだお餅のことです。どちらも香りが強い葉が使われていて、魔除けや邪気払いの意味を持つとされています。

こちらも3歳未満のお子様は窒息の危険性が高いので、食べないようにしましょう

🎏 ちらし寿司

華やかな見た目でお祝いの席の定番のお食事ですね。 海の幸と山の幸を一緒に食べることで、自然の恵みに感謝しながらその力を取り込むという考え方があるようです。

胃腸が生モノを消化できるようになる3歳ごろから食べられますが、食べ慣れていないお子様は無理に食べる必要はありません。 生モノを使わず、卵や鮭、にんじん、インゲンなど、彩りが鮮やかな食材を使ってちらし寿司を作ってみるのもいいですね。

🎏 たけのこ

たけのこは生命力が強く、天に向かってすくすくと成長することから「まっすぐ健やかに育ってほしい」という願いを込めてこどもの日に食べられるようになったと言われています。 ちらし寿司や混ぜご飯の中に入れて食べると良いですよ。

たけのこは食物繊維が多く、加熱しても少し硬い食材です。離乳食完了期のお子様から食べられますが、 初めは穂先の柔らかい部分を与えるようにしましょう。 アクが強いのでしっかりと下茹でして、できれば新鮮なものを選べると安心です。

🎏 カツオ

カツオは出生魚として知られており、強くたくましく育ってほしいという願いが込められています。

カツオはスーパーでも手に入りやすく、離乳食期にもおすすめの食材です。 赤身のお魚なので、白身魚に慣れて大丈夫そうであれば生後7〜8ヶ月頃から初められます。しっかりと加熱してほぐし、とろみをつけたりお粥に混ぜたりしてあげると良いですね。

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近年は形にこだわらず、イベントの一つとして楽しめる日になっています。 慣習にとらわれ過ぎる必要はないので、ケーキを食べる、お子様の好きな食事を楽しむなど、ご家庭ごとの方法で楽しんでくださいね。

🍀 おまけ 🍀ママ・パパのリラックスには菖蒲湯がおすすめ


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楽しい連休をお過ごしください😊

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