きたがわたまき

バイクとネコと旅を愛するオンナ。現在は愛車セローと2匹のアメショーとともに暮らしていま…

きたがわたまき

バイクとネコと旅を愛するオンナ。現在は愛車セローと2匹のアメショーとともに暮らしています。 紙の本愛好家でも最近Kindleを買ってしまった。ひろのぶと株式会社の株主です。

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  • 日常の話

    日々感じたことを感じたまま綴っています。いわゆる「その他」カテゴリーかも(笑)

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    今まで行ってきた研修をこちらで紹介しています。 一部有料記事になっています

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    自分で感じた映画やドラマの感想を綴っています。 ネタバレもあったりなかったり。閲覧はご注意ください(笑)

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最近の記事

映画「カラオケ行こ!」を観て、部活動のあるべき姿を見た

ヤクザの親分の誕生会で、上手くカラオケを歌わなくてならない若頭の狂児(きょうじ)は、初めて会った聡実に「カラオケ行こ」と誘う。 という始まりなんだけど、もう少し細かく説明すると、 雨の中、狂児は偶然合唱コンクールの会場の前を通りかかる。合唱部の部長・聡実は、忘れ物を取りコンクール会場に戻る。 コンクールが終わって誰もいなくなった薄暗い公民館の階段で、狂児は聡実を見つけ、冒頭のセリフ「カラオケ行こ」と誘うのだった。 舞台で歌っている場面を狂児が観ているシーンはなかったんだけ

    • 映画『マチネの終わりに』を観た素直な感想

      小説『マチネの終わりに』公式サイト この小説についての感想(ネタバレしてます) この映画って、 「『マチネの終わりに』読んだんだけど、すごくよかったから映画にしよう。でも上映時間は2時間くらいだから、ここはこうしてああして。よしこれだ!」 みたいな感じで制作されてしまったのか。 公開が2019年なので数年前の作品。映画はどれも賛否両論あるが、この作品もご多分に漏れず賛否両論だった。その中で、主演の石田ゆり子が役に合っていない、というものが散見されたが、私はそうは思わなか

      • 小説【マチネの終わりに】を読んで何かわからないが嗚咽してしまった

        マチネの終わりに  平野啓一郎氏の「ある男」と「本心」を読んでいたので、恋愛小説はあまり好みでないが、読んでみたいと思っていた一冊。 これは私の感想なので、これが正しいというわけではなく、あくまでも主観的感想だということを断っておく。 これは天才ギタリストと国際ジャーナリスト、二人の大人の物語である。 実在するモデルもいるらしく、著者も関わりがあるらしいが、その関わりは描かずに、名前も変えているらしい。ではそのモデルは一体誰なのか、ということはさまざまなサイトで話題になっ

        • 落語は大衆芸能ではあるけれど古臭いわけではない。古臭いのは決め付けだ

          ということを教えてくれる「21世紀落語史 すべては志ん朝の死から始まった」広瀬和生著(光文社新書)を読んだ。 落語っていうのは平安時代からあるらしい。それが庶民の娯楽になったのは江戸時代。江戸っ子たちに人気のいわゆる大衆芸能。大衆芸能っていえば漫才だってコントだって同じなんだけど、落語っていうと何かこう古くて、お年寄りの娯楽っぽく感じてしまう。着物を着て正座して、くまつぁん、はっつぁんなどと江戸っ子話をしていればそうも思えてくるし、実際高齢者に人気のある娯楽であることに間違

        映画「カラオケ行こ!」を観て、部活動のあるべき姿を見た

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          小説【ある閉ざされた雪の山荘で】を読んで考えさせられたこと◆ネタバレ多し◆

          こんな結論を書いているけれど、これは決して小説についてではないことを最初に断っておく。 この作品は東野圭吾氏が世に知られる前、1999年「白夜行」が発表される3年前のものである。 今年の1月に映画化になっているので、てっきり最近の話かと思い、どれどれと購入したが、実に28年も前の作品だった。 コナンかよ。 少年探偵団(コナン、光彦、あゆみちゃん、元太)と阿笠博士と蘭と園子が脳内再生。私は小説を読むときに自分で勝手にキャスティングをして楽しむんだけど、高山みなみがノイズにな

          小説【ある閉ざされた雪の山荘で】を読んで考えさせられたこと◆ネタバレ多し◆

          東京ユナイテッド(バスケ)観戦をしてファンになるということについて考えてみた

          元も子もねーだろ、その結論。 って思うだろうが、しょうがない。そう思っちまったんだもの。 前回、車いすバスケットボールの試合を観戦して、ものすごーく感動したので、ならば!ということで、江東区民無料招待を利用して、東京ユナイテッドバスケットボールチーム(TUBC)の試合を観戦してきた。 結果 63−96で、さいたまブロンコスの勝利。 東京ユナイテッドバスケットボールチームの敗北ともいう 東京ユナテッド 車いすバスケットボール観戦記はこちら 車いすバスケの方がよっぽど

          東京ユナイテッド(バスケ)観戦をしてファンになるということについて考えてみた

          小説【本心】から米ドラマ【フレンズ】のロスとレイチェルの喧嘩について考える

          平野啓一郎氏の「本心」 平野啓一郎氏の小説はこれが二冊目だ。 一冊目は映画化にもなった「ある男」。面白そうな映画があると聞き、 その映画が観たいな、と思っていたときに書店で原作を見かけた。 すぐに購入し読んだが、これが思いの外よかった。 私は「愛」がテーマの小説はあまり読まない。ミステリーやサスペンスはバッドエンドも好きな結末だが、「愛」がテーマのバッドエンドは読んでいてつらい。かといってハッピーエンドの恋愛小説も読んでいてどこかこそばゆくて苦手。自分が恋愛が苦手だったこ

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          【映画】福田村事件を観た。お前はどうしたい 返事はいらない

          この映画は事実をもとに作られたフィクション。 その事実はあまりに酷いものであり、 差別と偏見、そして集団心理の恐ろしさが伝わる映画だった。 冒頭で書いたように、観ていてつらかったこの作品。 本当に”見ていられなかった”。 なぜあんなひどいことができるのか。 いや、でも… もし私があの場所にいたら止めることができたのか。 群集心理の恐ろしさを私は知らない。 私は東京の出身で、被差別部落の出身でもない。 福田村の村民の気持ちは私にはわからない。 今、私が何を書いても

          【映画】福田村事件を観た。お前はどうしたい 返事はいらない

          【映画】マッチングを観てしまった-ネタバレてんこ盛り

          前回鑑賞した「夜明けのすべて」がとってもよかったものだから、 気をよくしてまたも日本映画を鑑賞することにした。 夜明けのすべて公式サイト そのレビューはこちら 今回もまた空いた時間の有効活用としての映画鑑賞だった。 その日の予定は14時に銀座での野暮用と19時から表参道でイベント参加。 14時からの用事は1時間程度。移動時間を考えても3時間ほどの空き時間が生じる。3時間も銀座をぶらぶらするにはお金も気力もない。どう時間を潰すか。いや待てよ、ここら(銀座、有楽町、日比谷)

          【映画】マッチングを観てしまった-ネタバレてんこ盛り

          映画【夜明けのすべて】を観たら大切なことに気づいてしまった

          映画【夜明けのすべて】という映画を観てきた。 配信サービスではなく、映画館へ足を運んでの鑑賞だ。 すっごく観たかったわけではない。事情があって自宅にいることができないため、時間潰しのために映画でも観ようか、ということになったから、消去法で選ばれたこの作品を観ることにしたのだ。 しかしこの選択は正しく、そして「そんな選び方をしちゃってごめんなさい」という映画だった。 さて、私はセゾンキンキラゴールドカードを持っている。 このゴールドカードは特典に”映画がいつでも1000円”と

          映画【夜明けのすべて】を観たら大切なことに気づいてしまった

          車いすバスケットボールを観戦してきて感動しちゃった話 最終回

          いよいよ決勝戦だ。 対戦カードは昨年の覇者、神奈川VANGUARDS 対 埼玉ライオンズ いや、埼玉ライオンズ、西武ライオンズと被るんだけどって思ったけど、 チームカラーがグリーンなのでそうでもない。 昼食をいただきに外出したのだが、少し時間がかかってしまい、体育館へ戻ってきたのは、試合開始5分後くらいだった。 さすが決勝戦だ。応援にも熱が入っている。 私たち岸田団の座っている応援席はライオンズの応援席と化していた。 私の右隣に座っていた男性団員は、いつの間にかライオン

          車いすバスケットボールを観戦してきて感動しちゃった話 最終回

          車いすバスケットボールを観戦してきて感動しちゃった話②

          開場時間になったので体育館内へ入った、 30年以上ぶりの東京体育館。新しくなったのかどうなのか、全く記憶にない。でも観戦席の感じ。うっすらと覚えている。 四方向にある観覧席は東西南北で区切られているのだが、その中の”東”というワードが引っかかる。私は1年か2年かもしくは3年生のとき、この”東”が指定だったのだろう、多分。ああ、当時2階席から眺めた体育館内はとっても広かったような思いが蘇る。 今日は、バスケットボールのコートを囲うように会場にアリーナ席が設けられている。なので昔

          車いすバスケットボールを観戦してきて感動しちゃった話②

          車いすバスケットボールを観戦してきて感動しちゃった話①

          2月4日、都心でも雨から雪に変わるだろうと言われていた寒い日曜日、 私は東京体育館にやってきた。高校時代の体育祭開催場所、東京体育館。 なぜ私がこの東京は千駄ヶ谷駅前にある東京体育館へやってきたかというと、昨年末に私が参加する「岸田奈美さん一家を応援しよう岸田団」という団体(いや、”一家”というのは余計かもしれない。けど、当の岸田奈美さん自ら「岸田家の稼ぎ頭、私が一家を支えてるねん!」とおっしゃっているんで、ここはもう”岸田奈美さん一家”でいいのではないか、という私の独断)が

          車いすバスケットボールを観戦してきて感動しちゃった話①

          ドラマ【鵜頭川村事件】ギリネタバレなし

          ざっというとこんな感じのあらすじなんだけど。 最後まで観ての感想は、 「つまんない」 フィクションだからっていうのを念頭に置いたとしても、この手の話は、ある程度のリアリティはあったほうが絶対に面白いと思うんだけど、なんか嘘っぽい。 過疎化な村って本当にこんな感じなの? だとしたらとてもじゃないけど、恐ろしくて住めない。 でも、ここが私の感想だけど、リアリティがなさすぎて 「住みたいくない」なんていう思いさえも出てこないのよ。 この時点でアウトでしょ、この作品。だって怖くない

          ドラマ【鵜頭川村事件】ギリネタバレなし

          W古賀のトークセッションでちょっと灯りが見えた話

          そういえば家族の話って全然していない。 なんでかって考えてみたんだけど、家族の話って他人に話しても面白くないかなって。 毎年友人から送られてくる家族写真の年賀状や、「1歳になりました♡」という赤ちゃんの写真付きハガキなど受け取ることが多いが、正直いらない。「大きくなったな」や「かわいいな」という感想はあっても、いらない。 う〜ん、なんていうのかよその家族の成長にさほど興味がないのだ。これは逆も然りで、私の家族の話だって、私にとってどんなに楽しくても、他人からすればつまらないだ

          W古賀のトークセッションでちょっと灯りが見えた話

          私ホークスファンなんですよね だから純粋に応援したいんですよね 誰が入団してもいい試合をしていい結果を出してくれればそれでいい 私は選手も球団も信じてるもん。

          私ホークスファンなんですよね だから純粋に応援したいんですよね 誰が入団してもいい試合をしていい結果を出してくれればそれでいい 私は選手も球団も信じてるもん。