シロクマ

IT企業でモバイル事業における設計を担当する2019秋新卒。 映画を中心に、そこから…

シロクマ

IT企業でモバイル事業における設計を担当する2019秋新卒。 映画を中心に、そこから見える社会問題などを 様々な視点から捉え、情報を拡散し続けたい。

最近の記事

1. 初海外出張編

皆さん、お久しぶりです。 シロクマです。 社会人になる前から一度は海外で仕事がしたいと目標を持っていました。 コロナ禍でチャンスが来るのは「あと数年後?」と思っていましたが、 先月急遽ドイツ ( Düsseldorf (デュッセルドルフ) ) への出張にアサインされました。 今後のキャリアにとって貴重な経験間違いなしだと思うので、数回にわけて感想を記事にしていこうと思います。 それではよろしくお願いします!! 事前準備 まず、ドイツに行くための事前準備ですが、

    • サーフィンに出会って

      皆さんお久しぶりです。 シロクマです。 最近はnoteの活動からかなり遠ざかっていましたが、久しぶりに記事を更新することにしました。 今回この記事を書こうと思った理由は、何といってもオリンピックでの"波乗りジャパン"の活躍です。 ・五十嵐カノア選手 銀メダル ・都築有夢路選手  銅メダル ・大原洋人選手 ・前田マヒナ選手 特に、Semi Final でのカノア選手の大逆転エアーは全身が痺れました... 9.33の高得点をマーク、Gabriel Medina (Wo

      • 現実が夢ではないことをどう判断するか?

        こんにちは。シロクマです。 突然ですが、今まさにこの記事を読んでいるあなたはどうやって"この瞬間"を「夢ではない。」と断言できますか? この問いに対して、アメリカの4歳の少女がこう回答していました。 「Cuz I'm thinking (考えてるもん。)」(なるほど...) ≒ 「我思うとこに我あり」ということですね。 近年、技術の進歩により、数十年前の世界では考えられなかった"自由な選択"をすることが可能になっています。 社会から溢れ出るほどの自由から、私たちは

        • 富みはしたたり落ちない

          皆さんこんばんは。 シロクマです。 突如現れた"コロナウイルス"の脅威により、世界の在り方は一変してしまいました。 コロナの影響を受け、世界は今後どのように変化し、どのような理解が求められるのか自身の考えや意見を書いていきたいと思います。 労働環境の変化 コロナ前の日本における"非正規労働者"の数は"失業者"や"無職者(ニート)"を含め約1200万人と推定されていました。しかしこの数値はコロナの影響を受け、今後はさらに1300万、1400万と拡大する危険性があります

        1. 初海外出張編

        マガジン

        • シロクマ
          3本
        • 番外編
          3本
        • 国際政治学
          5本
        • 映画→社会問題
          6本

        記事

          【ナチス・ドイツ(後編)】誰しもに宿る"陳腐な悪"

          皆さんこんにちは、シロクマです。 前回は、【ナチス・ドイツ(前編)】として、ユダヤ人の大虐殺や全体主義の起源に関連した記事を書きました。 本日はその続きとして、「全体主義が当時の大衆 (心理) にどのような影響を与えたのか?」という点にフォーカスし、「全体主義がもたらす"陳腐な悪"」に関して記事を書こうと思います。 それでは始めましょう。 悲惨な歴史的事実 (映画 : THE BOYS IN THE STRIPED PAJAMAS) 第二次世界大戦中、ナチスドイツ

          【ナチス・ドイツ(後編)】誰しもに宿る"陳腐な悪"

          【ナチスドイツ(前編)】ユダヤ人大虐殺と全体主義について

          皆さんこんばんは、シロクマです。 本日は国際政治学の分野において無視することができない、アドルフ・ヒトラーが率いたナチス政権と、それによって生じた"ユダヤ人大虐殺(ホロコースト)"に関して記事を書きたいと思います。 前回の記事にて、ユダヤ系ドイツ人哲学者のハンナ・アーレントが唱えた"全体主義批判"は今日の世界政治にも関連することが多いのではないのかと主張しました。 上記の"全体主義"という概念は、前アメリカ大統領ドナルド・トランプの政治思想とも共通点が見られ、今日におけ

          【ナチスドイツ(前編)】ユダヤ人大虐殺と全体主義について

          創造性の最大の敵は、良識である

          おはようございます!シロクマです。 写真はロンドンのRegents parkという公園の丘です。 相変わらずの曇天ですが、お気に入りの場所でした。笑 前回は、始めて国際政治学に関する記事を投稿しました。 記事の中では、"創造的破壊"の資本主義が加速する現代社会において、”創造性"は人類にとって機械に対抗する限られた手段であると主張しました。 今回は、この"創造性"がどこから生まれるのか?という点を踏まえ、哲学的な観点から記事を書きたいと思います。 「哲学!?」と思っ

          創造性の最大の敵は、良識である

          資本主義はその成功ゆえに自壊する

          皆さんこんにちは。シロクマです。 前回の記事では、今年(2021年)の抱負として、"国際政治学"に関連する記事も新たに更新すると決めました。 本日は、その記念すべき第一回として、"資本主義"をテーマに、今後の世界の在り方について考えてみたいと思います。 始めに カール・マルクス (Karl Marx) :「資本論」 現代社会において、アメリカやヨーロッパ諸国を筆頭に、"資本主義"のシステムが、政治や経済に大きく影響を与えています。 しかし、この資本主義社会はいつま

          資本主義はその成功ゆえに自壊する

          今年の抱負

          皆さん、遅くなりましたが、あけましておめでとうございます㊗! 本年もよろしくお願いします!! 2020年12月1日から始めた"シロクマ"ですが、自身の意見や感想をまとめた記事を多くの方に読んでいただき、「始めてよかった」と心から感じております。本当にありがとうございます。 これからのシロクマ 上記の記事でも説明させていただいた通り、"シロクマ"は映画の背景を題材に、そこから見える"社会問題"について記事を書く方針で開設しました。 しかし、「2021年はさらに多面的な

          今年の抱負

          単一民族国家の私たちへ

          皆さんこんにちは。 本日は、「GO」についての感想を書きたいと思います。 この映画では、"在日(朝鮮人・韓国人)"である主人公、杉原(窪塚洋介)の葛藤や苦悩が描かれています。 柴咲コウが絶世の美女すぎて、それだけで見る価値のある映画です... 私は今回の作品で、日本における"民族の理解"や"差別"について興味を持ったので、これらに関連する記事を書いていこうと思います。 最近は"性"に関する記事、今回は"民族"と、社会に明確な答えが存在していない題材をメインに記事を書

          単一民族国家の私たちへ

          人間の多様性について

          皆さんこんばんは! シロクマです。 本日は、"百円の恋" から思ったことを記事にします。 いやぁ、安藤 サクラ さんの演技はやはり圧巻ですね... 作中では、主人公のイチコ(安藤サクラ)が、ボクサーに恋し 、ある日を境に彼女自身もボクシングを始め、初勝利を飾るべくひたすら練習に打ち込むというシーンがあります。 そんなシーンの中、私が感じたことは、「女性が、ボクシングをする」と言うことに、違和感を持たない人はどれだけいるのか?ということです。 「いやいや、格闘技くら

          人間の多様性について

          藤井風

          皆さんこんにちは シロクマです。 先日、親が子の"性格"へ与える影響力について記載した を更新しました。 記事の中では、私の内向的な性格から派生し、客観性や俯瞰性の能力についてお話ししました。 そんな私ですが、私生活で"芸能人"を見かけることが多々あるように思います。例えば、千鳥さん、徳光和夫さん、NON STYLE石田さん、家長昭博選手(川崎フロンターレ)など、コロナが流行する前でもたくさん... 性格上、人からどう見られているか気になる私は、赤の他人の"表情"

          藤井風

          親が子に与える影響は?私は"子"に理想の"性格"を与えられるのか?

          皆さん、こんばんは。 シロクマです。 本日は"Mother"についての感想を書こうと思います。 この映画では、"親(母)"にしか拠り所を見いだせない"子"の葛藤が描かれています。 幼少期、父親から受ける暴力の影響から周囲に委縮していた私(シロクマ)も、登場人物の"周平(奥平大兼)"のように、母が心の拠り所であり、思ったことを素直に言うことができない性格でした。 そのため、"子の観点" から、どこか共感を持てる作品でした。 アンハッピーな話は続きますが、幼少期からの

          親が子に与える影響は?私は"子"に理想の"性格"を与えられるのか?

          日本で起こる性犯罪と周囲からの”目”について

          皆さんこんばんは そしてメリークリスマス ! シロクマです。 本日は"怒り"をベースに私たちの身の回りで起こりうる性犯罪に関して書いていこうと思います。 作品では、 "自分に対する怒り" "他人に対する怒り" "社会に対する怒り" など、さまざまな"怒り"が表現されていました。 そんな中、特に印象に残っているシーンが、広瀬すず演じる泉(いずみ)が、米兵に犯され、"どうしようもない怒り"に直面する場面です。 怒りを表現している作品なので、"アンガーマネジメント"

          日本で起こる性犯罪と周囲からの”目”について

          “辞書”と”言語学”の移り変わり

          皆さんこんにちは。 シロクマです。 本日は"舟を編む"について記事を書こうと思います。 言葉の意味皆さんは"右"という言葉を説明できますか? 日常的に使う言葉ですが、「右は右!」ですよね笑 説明しようと試みましたが「...」と脳が停止しました。 作中では 「西を向いたとき、北にあたる方が"右"」 とありました。(分かり易い) なるほど。主観的な捉え方で説明するのではなく、万人に共通する方角を用いればいいのか、、、と感心しました。 確かに言われてみれば、我々が日

          “辞書”と”言語学”の移り変わり

          誰にも言ってないのにフランスにいることがバレた件

          こんばんは。シロクマです。 前回 を更新しました。 記事の中では、メディアの速報性や国際性について触れていますが、番外編として私がメディアの速達性を感じた実体験を述べたいと思います。 ロンドンからリールへイギリスにいた頃、サッカー日本代表の強化試合がフランスであるとの情報を手に入れた私は、同じ大学の友達を誘い、フランスのリールへ行くことにしました。しかも相手はサッカー王国ブラジル。 小学2年生からサッカーを10年以上続けていたシロクマ。これは行くしかありません。

          誰にも言ってないのにフランスにいることがバレた件