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英語の勉強の話 (7)~TOEIC

今までずっと英語を勉強してきました、と威張りたいところですが、
実は20年近くまともに勉強していませんでした。

literoticaを読むのが勉強していると言えるかというと
かなり怪しいところがあります。
自分用に翻訳したりはしていました。

もっとも仕事がちゃんとできるようになるまでの10年間、
田舎に戻っての10年間ですから、仕方なかったところがあります。

鬱病になったことをきっかけに、
本屋でTOEICの参考書を買って、翻訳の仕事を・・・と
甘い考えを持って始めたのですが、
AIが出現して無理になりました。

で、TOEICです。英検でもよかったのですが、たまたまです。
最初は420点から始まり、600点超えるのに1年、
800点超えるのに1年かかりました。

TOEICって英語の試験のように見せていながら、
実は違うように思います。
ビジネスの応対方法を問うているような気がするのです。

英語がわかれば全て解けるように思っていたら大間違いで、
かなり文章そのものの理解力が要求されます。

英語の問題って単語が難しいけど、内容は平易なものと
単語は簡単だけど、内容は複雑というどっちかに入っているのですが、
TOEICがやや後者のように思います。

(ちなみに両方とも難しいものは医学論文なんか。
 専門外だと何を書いているのか、
 なにを言っているのかわからないものばかり)

このところに気づいてしまうと、もう引き続き受験して
点数を上げる意味みたいなものを感じられなくなり、やめてしまいました。

満点を目指す人もいるでしょうが、あまり面白くなくなってきたんですね。

さて、どういう勉強をしたか。

①参考書の文章を丸写し
②単語集を丸写し
③②で見たことのない単語を英英辞典で調べる
④公式問題集をやる

これだけで500~600まで行きました。

どうしても800は超えたかったので、考えこみ、
Youtubeの動画を参考にして、
④の公式問題集にくっついているCDの音声と
一緒に喋ってみました。

それまでは黙ってもくもくと書き物して1年ですよ。
コロナが流行ってた頃で外出ままならない時期。

鬱病で凹んでいるときなので声も小さいし、
舌もよく動かない。ちょっと恥ずかしい。

でもですね、この訓練は効きましたねぇ。
喋ることで動作性の記憶に働きかけたのでしょう。
ほどなくして点数が上がり始めました。

たいていのTOEICにはリスニングの教材がついています。
あのリスニング教材を活用して、
一緒に喋ることでYoutubeのBBC,ABCのニュース動画が
字幕なしでも楽勝に理解できるようになりました。

高校生時代までは短波放送のVoice of Americaでもやっとだったのです。
VOAは外国人向けの放送なのでかなりゆっくりした喋りでした。

ただ、これは人によるようなのですが、
実際に受験の時に流される音源のうち、オーストラリアの人の
発音が妙に苦手で聞き取りにくかった記憶があります。

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