デジタルアンプから見たオーディオ
音楽を聴く機械にかなりお金を使ってきました。
CDプレイヤー、アンプ、アナログレコード用タンテ、
DJミキサー、スピーカー。
この中で一番音に変化のあるのがスピーカー。
次にアナログレコード用タンテ。
アナログレコード用タンテはいわゆるDJ用途で
膨大な数が売れたSL-1200を使っています。
ただこれも MK-3, 金色のLTD, MK-5と持っておりますが
ほとんど音質には変化がない。
スピーカーは自作派の代表例、Fostex FE-83, FE-103を使ってきました。
DJミキサーはプリアンプの音質・音量調整の役割で、使っています。
テクニクスのやつ。
音質はこれより上なのが倒産したVestaxのミキサー、
PMC-05 画像は拾い物。
パソコンのそばに置いているのがベリンガーのミキサー。
今は値上がりしていますが1万円しなかった時期もあります。
DJ機器は中古で大量に出回った時期がありました。
デジタルデータとコントローラーでできるようになって
不要になったのでしょうね。
自分もクラブで遊んでた頃からは20年が経過しています。
トシとりました。
さて、この不動の組み合わせからまずスピーカーが変わりました。
最近中国製の安いユニットが手に入るようになったので、
秋月電子の10cm、8cmや、小型のユニットとMDFで自作。
そしてお題のデジタルアンプです。
10年位前から、小型のデジタルアンプが出回り始めました。
その前は真空管アンプでした。
さらにその前はミニコンポの小型のアンプ。
最初のデジタルアンプはLepaiのTA-2020
(トップ画像のやつ)
音は悪くなかったんですけどね。
青いLEDがビカビカで、速攻で変えたのと、
1年半くらいでノイズが載るようになってお蔵入り。
それから色々買いました。
FX-Audioさんにはお世話になっております。
現在はこれを使っています。
このFX-501Jx2に載っているという(未確認)アンプICが
TPA3118です。
TPA3118で検索すると・・・
これがヒットします。
そういえば、これ買ってたなと先日思い出し、
電子工作、ボリュームをつけ、端子をつけ、ACアダプターにつなぎ・・・
アンプに仕立ててみました。
にせものかもしれん、とおもうのですが、
老眼でICチップの足を数えられない(涙)
入れ物はダイソーのタッパーです。
なんと、FX-501Jx2と同じ音がする。
というかデジタルアンプってほとんど音に区別がつかない。
そりゃですね、うん十万円のアンプと比較すると
ダメダメなのは知ってるんですよ。
もはや80年代までのマッキントッシュのアンプ
JBLのスピーカー
の時代じゃないだろ、とも思うのです。
JBLの4343なんかタンスくらいありますよ、大きさが。
でもJBLのブルートゥースのSPは音がいいので愛用してます。
消費者は正直で、オーディオ機械が売れなくて、
メーカーはほとんど事業を手放しています。
売る側としては都合が悪いので高音質!高音質!と宣伝しますが、
ハイレゾがいまふたつくらい普及し損ねたのを見ると
そこまで必要ないのだなということですよね。
こっちもトシとってきて耳の能力、
音楽をきく集中力が落ちてきているので、
スマホやタブレット、パソコンでMP3、ブルートゥースSPで
上等じゃんということになるのです。
正直、00年代までのオーディオ機械の隆盛を知っていると
変わったなぁと思います。
CD-Rが出てきたあたりが境目だったかもしれません。
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