マガジンのカバー画像

本と音楽、そしてエッセイ

15
好きな本や音楽、そして育児に日々などについて綴っていきます
運営しているクリエイター

#育児

「内面の葛藤」はそれ自体では解けないということ

元の記事を書いたのはすでに2年半も前。長女の育児に追われ、仕事とのバランスをどう取ればいいのか悩んでいた頃です。自分にとっての仕事の位置づけも大きく変わりました。「内面の葛藤」それ自体は形を変えてずっと残りますが、仕事と育児をバランスさせながら、そこにどう向かい合っていくかはその時々で変わっていくのかなと思っています。 ------------------------------ この記事で書いたように、仕事も含めて改めて人生の意味みたいなものを考える時期になってて、久々

なんであんなに仕事に熱中してたんだろうか?

※過去別のブログに書いたものを加筆・修正しています 育児をしていると、自分の人生観みたいなものが組み替えられていくのを実感する。今年1年は、仕事より育児・家事の比重が間違いなく高かったのだけれど、そういう生活を続けていると、24時間仕事のことばかり考え、毎日少しでも経営を良くするにはどうしたらよいかと格闘していた時のことがずいぶん遠くに感じられる。 特に前職は、売上数千億円の事業のターンアラウンドという要素が大きく、細部まで張り巡らされた経営管理の仕組みを精緻に動かしなが

育児とはマネジメントである

娘は毎日すくすくと育っていて気づいたら1歳半。仕事と育児に追われる生活を続けながら重要な気づきがあって、それは、育児とはマネジメントである、ということ。 多くの人は育児や家事を「作業」と思っている。しかも偏見のある人からすると「単純作業」なのではとすら思われていたりする。でも、実際に育児をやっていると、こうした考え方がどうもぴんとこない。「単純作業」だとしたらなんでこんなに毎日疲れるんだろうか。 で、改めて考えてみると、育児は意思決定の連続だということに気づく。毎日めまぐ

育児とは「クリエイティブ」である

以前こんな記事を書いた。毎日育児と仕事でヘトヘトになりながら、なんでこんなに疲れるのか?と考えたら、育児が意思決定の連続で、まさにマネジメントが求められるからだとある日気づいた。 なので「育児とはマネジメントである」と。あと、記事にも書いたけど、育児というと「単純作業でしょ」みたいな認識を持ってる人はいまだに多いので、そうじゃないんだよ!と主張したいのもあった。 それからあっという間に時間が経って、娘ももうすぐ3歳。言葉がどんどんうまくなって、いまや普通に会話が成り立つ。