最好映画。 053 「ギャラクシー・クエスト」 1999年。
久しぶりに観たら、やっぱり大笑いだったSF映画。 誰がどう観ても「スタートレック」のパロディ。番組終了後の役者さん達の悲哀とか、ファンの盛り上がりとか、アメリカ的場末感を丁寧に描いた冒頭から一転、いきなり本物の宇宙船に連れてこられた元スター役者さん達が、果たして宇宙の平和を取り戻せるのか？？ 10年経ってちっとも可愛くない少年パイロットや、コンピューターの台詞を切り返すだけの女性コ・パイロット、いかにも「スタートレック」な設定。 このコ・パイ、なんとシガーニー・ウィーバー！決め台詞が大嫌いな宇宙人役のアラン・リックマン、最高です。ティム・アレンが決め台詞を言うと今や「バズ・ライトイヤー」にしか聞こえなくておかしいですが。出演陣が豪華なのもナットクの楽しいストーリーに小ネタ満載。宇宙港からの発進シーンで、みんなして首を傾げるところは本当に爆笑です。細かい話しが後に繋がるので、退屈な冒頭は見逃せませんので、ご注意を。これ一本なのが本当に惜しい、誰か続きを作って欲しい、映画です。 SFか、コメディのコーナーにあります。2019年にメイキングドキュメンタリー「諦めるな：新しいギャラクシー・クエスト・ドキュメンタリー」が登場していて、Amazon Primeで見れます。字幕に難ありですが、20年経っても愛される「ギャラクシー・クエスト」の凄さ！シガーニー・ウィーバー、ティム・アレンにサムロック・ウェル、本家「スタートレック ジェネレーションズ」のブレント・データ・スパイナーが愛すべき映画のことを語ってるなんて、夢のようなドキュメンタリーです。併せてみると泣けます。
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