見出し画像

リモートワーク導入は、アナログ的議論で 〔気になる記事(HUFFPOST)〕

 一気に現実的ものになった「リモートワーク」
 これを機に、拡大・定着させていこうという流れになりつつありますが、その方向で進めるにしても、「リモートワークの適用業務」「リモートワークのメリット/デメリット」等についてキチンと振り返っておくことは大事だと思います。

 そういう観点から参考になりそうな記事を紹介します。

 リモートワークの落とし穴は「若手の育成」と識者が指摘
   新型コロナ時代に求められる新たなマネジメントとは

  → https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ef04c8dc5b6cef846ab8419

 「リモートワーク環境では、仕事場で得られる情報量は圧倒的に減ります。既に信頼が築かれている職場は、リモートに移行しても大丈夫。しかし、そうではなかった職場や、入社したばかりの若手の場合、オンライン上でその信頼をどう築けるのかが課題になりますね。」
 「リモートワークで満足しているのは、経験年数が高いが、マネージャーではない専門職の人だけ
といった指摘を踏まえると、
 「むしろ効率的に仕事ができるようになったと感じる人がいる一方、仕事がしづらくなったと感じる人もいた。・・・」
という感覚は至極真っ当でしょう。

 「リモートワークの本格導入」にあたっては、具体的にどういう工夫でデメリットを解消していくか、どこまで強制するか等々・・・、働き方のスタイルそのものですから、やってみないと影響が読み切れないところがあります。
 それなりの歴史のある企業の多くでは苦手なプロセスですが、かっちりした制度に組み上げる前にあれこれ試してみるとか、制度の適用方法自体を “柔軟”にするとかが円滑導入のための肝のような気がします。

 いずれにしても “出社 or 在宅”と いった二者択一ではありません。それぞれの良さを活かす道を「現場ベース」でしっかり考えるのだと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?