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記事一覧
御堂筋殺人事件 (内田 康夫)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
この前内田康夫さんの「札幌殺人事件」「小樽殺人事件」と続けて読んだのですが、その流れで手に取りました。
ここ数年、新型コロナ禍で激減しましたが、それでも平均すれば今でも2・3カ月に1度は大阪出張があります。そういう関係でちょっと“御堂筋(大阪)” には縁を感じて読んでみた次第です。
ネタバレになるとまずいので、内容には触れませんが
オリエント急行の殺人 (アガサ・クリスティー)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
ちょっと前に「ナイル殺人事件」という映画を観て、そのあと続いて「ナイルに死す」という原作も読んでみました。
意外だったのは、私の想像以上に原作に沿った映画づくりをしていたということです。
今回は同じことを「オリエント急行殺人事件」でも試してみることにしました。映画(1974年版)の方は以前何度も観ているので、謎解きの結末についてはは
命のクルーズ (高梨 ゆき子)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつも聞いている大竹まことさんのpodcast番組に著者の高梨ゆき子さんがゲスト出演していて、本書の紹介をしていました。
高梨さんは読売新聞編集委員です。
新型コロナウィルス感染症流行当初、ダイヤモンド・プリンセス号を舞台にした船内感染の顛末は日本国内のみならず世界的にも大いに注目されました。
船内は実際どんな状況だったのか、乗
名探偵・浅見光彦全短編 (内田 康夫)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。
かなり昔になりますが、一時期内田康夫さんの「浅見光彦シリーズ」は結構読んでいました。
本書は、内田さんにしては珍しい短編集ですが “浅見光彦登場40周年記念作品” ということで、興味を惹かれて手に取ってみました。
読み終わって感じたのは、やはり「浅見光彦シリーズ」は、軟派でゆっ
世界はこうしてできている 美しい物理のしくみ (川村 康文)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。
私は高校時代「文系」だったので、「物理」についての素養は今から50年近く前の中学校理科のレベルです。そういう背景もあり、こういった “科学の入門書” には大いに興味をいだきます。
本書は、
PART1 美しい自然現象の物理のしくみ
PART2 美しい人工物の物理のしくみ
に分
日本のいちばん長い夏 (半藤 一利)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
この時期(8月)には、できるだけ「戦争」を扱った本を読んでみようと思っています。
少し前になりますが、半藤一利さんの「日本人の宿題: 歴史探偵、平和を謳う」を読んでいて、“太平洋戦争” をテーマにした大座談会の話が登場していました。
本書は、その座談会の様子を記した著作です。
8月15日を挟んだ終戦前後、様々な立場、様々な場所
ナイルに死す (アガサ・クリスティー)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
ちょっと前に映画「ナイル殺人事件(1978年版)」を観ました。
最近もまた映画化されたようで、そうなってくると、やはりアガサ・クリスティーの「原作」を読んでみようという気になってくるのです。
ということで、いつも行く近所の図書館から文庫本を借りてきました。
ネタバレになるとまずいので、内容には触れませんが、読み終わっての印象は、
横浜中華街 ― 世界に誇るチャイナタウンの地理・歴史 (山下 清海)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつも利用している図書館の新着本の棚を観ていて目に付いた本です。
ちょっと前、横浜中華街の聘珍楼閉店のニュースが流れました。
今から30年以上前、結婚して最初の社宅が横浜(南区)で中華街まで歩いて行けるところでした。20数年前、神奈川支店勤務時のオフィスは中華街そばのビルでした。
その後も時折訪れることがあり、中華街は私にはとても