見出し画像

リーダーの実践力

リーダーは、計画し、確実に目的地に到達するように、推進していきます。
遭遇する障壁や変化と対峙し、ときには目的地を変更することもあります。
判断と決断を繰り返しながら、それでも前へと進み続ける力。
 
リーダーの持つ実践力の、根幹に存在するものは何なのでしょうか。
1.あるべき姿の明確化
「此処へ向かう」と、目的地とその意義を共に示します。目的地は変わることがあっても、その意義は大きく変わることはありません。
リーダーは、自身の判断軸を持っているものです。信条、原理、原則、あるいは理論が根底にあり、「此処へ向かう」意義、そして目的地が明示されます。
 
2.計画
目的達成のための、計画。計画は、地図のようなものです。マイルストーンを置きながら、確実に到達できる道筋を策定します。
忘れてはいけないことは、計画通りに駒を進めていくことが、目的ではないとうことです。
しかし、計画は実践のための有益な道具であり、目的達成を支えてくれる頼りになる存在であることは、確かです。いいかえれば、有益な道具、頼りになるような計画を立てることが求められます。

 
リーダーには、「いま、成すべきこと」の決断が求められます。実践力高いリーダーは、常に方向性を定め、最良の行く道を描く力、すなわち戦略を抱いていると言えそうです。
 
そして判断軸が根底にあるからこそ、即座に決断でき、実践していくことができるのでしょう。
加えてその判断軸は、その人の知性や人間性を、あらわすものだと思います。
 
村上紀子

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?