Noriko Murakami

ビジネスやくらしで思うこと・感じることを、綴っています。 https://legend…

Noriko Murakami

ビジネスやくらしで思うこと・感じることを、綴っています。 https://legend-consulting.jp/

マガジン

  • 人と組織を考える

    • 612本

    人々が同じ目的を追求するとき、力を合わせて働くために、どのような形のグループとして結集すれば、一人ひとりが生き生きと活躍し、グループとして大きな成果が出せるか? これを考えることが人と組織を考えることで、それは経営だけでなく社会運営全般にかかわる重要課題です。この課題に関する投稿を集めたマガジンです。

  • Business and Life

    ビジネスのこと。人生のこと。すきなこと。

  • Leadership

    リーダーシップに特化した記事。 https://legend-consulting.jp

  • FABIC and Functional Approach

    ファンクショナル・アプローチ(FA)に特化した記事。 https://fabic.jp/

  • Entrepreneurship

    Entrepreneurshipに特化した記事。

記事一覧

成長し続けるひと

成長し続けるひとがもつ3つのもの ・素直さ ・誠実さ ・好奇心 好奇心を持って、多くの経験をする。 成長し続けるひとは、行動力がある。 行動すれば、多くの失敗も待…

Noriko Murakami
1か月前
45

リーダーの任せる勇気

リーダーの課題で多いのが、後進の育成です。 その重要性を理解はしていても、現実には上手く進まないのが実情です。 上手く進まない要因はまず3つに大別できます。 1.…

Noriko Murakami
2か月前
61

点が線になるとき。経験のつながり

私たちの人生は、一日、一日、の積み重ねて成り立っています。 実に多くの出会いがあり、選択があり、嬉しいことや辛いことがあり……。 どの経験もが、かけがえのない出…

Noriko Murakami
5か月前
71

シンポジウムのおしらせ

シンポジウム開催のご案内です。 FABICは、「遊ぶ・好奇心」をテーマに、『第4回 FABIC SYMPOSIUM』を開催します。 ファンクショナル・アプローチ(FA)に興味があ…

Noriko Murakami
5か月前
43

【傾聴と対話】伴走支援メソッド

傾聴、対話、そして自走化への伴走支援は、現在強く求められているテーマです。企業組織へ対する経営支援において、また、ひとへのキャリア支援や人材育成、特に部下育成、…

Noriko Murakami
6か月前
85

組織と個が互いに尊重し合い、貢献し合うシンプルなすがたへ。

基本はいつも、シンプル。 いきいきと働く人と、進化し続ける組織の関係性。 何が足りないのか、どこから手掛けると良いのか。 3つの要素からアプローチして紐解いてみま…

Noriko Murakami
7か月前
84

問いかけることから、はじめたい。

変革の時代といわれるけれど、多くの人は変化を好まない。 それで良いと思う。 どんな世の中に変わっても、人は安心安全を求めるのだから。 変わることが、良いこととは限…

Noriko Murakami
8か月前
86

ジェンダーギャップの現実

2023ジェンダーギャップ指数ランキングにおいて、日本は過去最低の146カ国中、125位でした。 ジェンダーギャップ指数とは、世界経済フォーラム(WEF)が毎年発表する、世界…

Noriko Murakami
9か月前
74

基礎として身に着けておきたい3つのスキル

この春から社会人になられた方々は特に"一連の"「社内研修」が、続いていることと思われます。社内で用意された研修も、自身で選んで挑む学びも、どちらも貴重な機会である…

Noriko Murakami
10か月前
71

交渉力アップ。準備編

私たちは日常的に、様々なシーンで、様々な「交渉」をしています。 ビジネスにおいては、社運がかかるほどの重大な交渉を担うこともあるでしょう。交渉対象の重要度が高け…

Noriko Murakami
11か月前
60

議論の達人

議論の場において、他者の意見をていねいに受け取り、瞬時に自身の意見を投げかけることが出来る人がいます。 たとえそれまでと違った切り口の矢が飛んできても、滑らかに…

Noriko Murakami
11か月前
70

「ダイバーシティ」が活かされるための3つの条件

“組織において、「ダイバーシティ」は本当に必要か?” ―いまさら何を、というような問いかもしれません。 ―「必要でない」とする意見も、一つの意見ですね。 「必要」…

77

意思決定の速度

「速度」は時として、価値を高めます。 速度を緩めることが、価値を高めることもあり、 速度を上げることが、価値を高めることもあります。 意思決定を考える時、その速度…

74

論理的に。創造的に。

「ファンクショナル・アプローチ(FA)」とは FAにご興味がある方へー FAは、「知識から知恵を生み出すアプローチ」です。論理的創造的思考を駆使し、"最善"を構築…

89

建設的議論のために大切な5つのこと

ビジネス、プライベートやコミュニティなど、さまざまなシーンで展開される議論について、大切だと思うことを整理しました。 誰もがわかりやすく、誠実な言葉を使うことは…

91

未知の自分に、会いに行こう。

働く環境も、学ぶ環境も変わりました。 変わらないことは、私たちには自分の意思決定があるということ。 それは、自分の可能性の行き先は、自分が決めているということにも…

91

成長し続けるひと

成長し続けるひとがもつ3つのもの ・素直さ ・誠実さ ・好奇心 好奇心を持って、多くの経験をする。 成長し続けるひとは、行動力がある。 行動すれば、多くの失敗も待ち受ける(それは失敗ではないけれど)。 失敗して、悔しければ強くなれる。 失敗して、悲しければ優しくなれる。 上手くいくように、工夫が出来る。 上手くいけば、笑顔になれるね。 「素直だった?」 「誠実だった?」 「好奇心(ワクワク)を見つけた?…それはどんな?」 シンプルな3つの言葉を、 今日も自分に ちゃ

リーダーの任せる勇気

リーダーの課題で多いのが、後進の育成です。 その重要性を理解はしていても、現実には上手く進まないのが実情です。 上手く進まない要因はまず3つに大別できます。 1.人材の不足 2.育成の不振 3.育成の欠如 人材不足の場合、本当に不足しているのか、あるいは能力の見極めができていないのか、で解決手段も変わってきます。 育成不振の場合、教育の方法・方向性が不適正であることもありますが、多くの場合経験値の不足が挙げられます。失敗が許されない土壌の中で、チャレンジできない、任せら

点が線になるとき。経験のつながり

私たちの人生は、一日、一日、の積み重ねて成り立っています。 実に多くの出会いがあり、選択があり、嬉しいことや辛いことがあり……。 どの経験もが、かけがえのない出来事であり、無駄なことは何もないと感じています。その時には、ささいなことに思えたり、あるいは消してしまいたいなんて思うことでさえも。 上手くいっている時も、そうでないと感じる時も、こつこつと過ごしていると、かつての点が今に繋がる瞬間を迎えることがあります。 あの時の、あの経験があったから。 あの時の、あの経験がこ

シンポジウムのおしらせ

シンポジウム開催のご案内です。 FABICは、「遊ぶ・好奇心」をテーマに、『第4回 FABIC SYMPOSIUM』を開催します。 ファンクショナル・アプローチ(FA)に興味がある方、使っている方、学んでいる方対象です。 ご参加者のみなさまに、いろんな発見をしていただける場になると確信しています。 詳細、お申込みはこちらのサイトからご覧ください。 ネット・ワーキング、ポスト・セミナーも有ります。 2024年、2月22日(木)13:00~東京会場にて開催します。 ご参加

【傾聴と対話】伴走支援メソッド

傾聴、対話、そして自走化への伴走支援は、現在強く求められているテーマです。企業組織へ対する経営支援において、また、ひとへのキャリア支援や人材育成、特に部下育成、リーダーシップ開発等においても適用されます。 言うは易し、では具体的にどうすれば?の問いに対し、「傾聴と対話に基づく自走化への伴走支援メソッド」として体系化し、"再現性高く"、に重きを置いて、留意点、用いる技法とともに整理しています。 流れとしては、7つのフェーズ(環境整備、情報収集、問題整理、課題設定、計画、実行、

組織と個が互いに尊重し合い、貢献し合うシンプルなすがたへ。

基本はいつも、シンプル。 いきいきと働く人と、進化し続ける組織の関係性。 何が足りないのか、どこから手掛けると良いのか。 3つの要素からアプローチして紐解いてみませんか。 アプローチの手がかりのなかの一つとしての、SEE理論を紹介しています。

問いかけることから、はじめたい。

変革の時代といわれるけれど、多くの人は変化を好まない。 それで良いと思う。 どんな世の中に変わっても、人は安心安全を求めるのだから。 変わることが、良いこととは限らない。 変えないことが、良いこととも限らない。 リーダーならどうしたいか。 どんなリーダーの船にのりたいか。 問いかけることから、はじめたい。 人の価値観は多様化したといわれるけれど、社会のしくみは多様化したとはいえない。 それで良いとは思わない。 しかし、それが現実なのだと思う。 どんな世の中に変わっても、人

ジェンダーギャップの現実

2023ジェンダーギャップ指数ランキングにおいて、日本は過去最低の146カ国中、125位でした。 ジェンダーギャップ指数とは、世界経済フォーラム(WEF)が毎年発表する、世界各国の男女格差について数値化したものです。ジェンダーギャップ指数は、経済・政治・教育・健康の4分野についての統計データをもとに算出され、4分野それぞれのスコアの平均値が、ジェンダーギャップ指数となります。 日本政府も様々な側面から「女性活躍推進」関連の施策を講じているものの、なかなか好転しないのが実情と

基礎として身に着けておきたい3つのスキル

この春から社会人になられた方々は特に"一連の"「社内研修」が、続いていることと思われます。社内で用意された研修も、自身で選んで挑む学びも、どちらも貴重な機会であることに変わりありません。 いまはもはや、学びは与えられるものでは無く、自らデザインし構築していくもの。学びの機会を上手に活かしていきたいですね。 出会う学びの内容を、いかに自身の知識体系に組み込み、どう実際に活用(応用)してけるのかが、とても重要なのだと思います。 そう考えると、無駄な学びは何一つ無いのです。 大

交渉力アップ。準備編

私たちは日常的に、様々なシーンで、様々な「交渉」をしています。 ビジネスにおいては、社運がかかるほどの重大な交渉を担うこともあるでしょう。交渉対象の重要度が高ければ高いほど、緊張、不安、あるいは「必ず成功させよう」という意気込みも大きく湧いてくるものです。 交渉力を磨くためには、先ずは交渉準備の要点を抑え、情報精度を高めることが有益です。 交渉前に準備しておきたい5つのポイントです。 1. 相手と自分(達)の立場 どのような状況にあるのか、障壁は何か、決裁権と権限範囲等

議論の達人

議論の場において、他者の意見をていねいに受け取り、瞬時に自身の意見を投げかけることが出来る人がいます。 たとえそれまでと違った切り口の矢が飛んできても、滑らかに受け取り、穏やかにまた投げかけます。 滑らかに受け取り、穏やかにまた投げかけるその間に、何が起こっているのでしょうか。 1.思考整理 1)状況判断 その時点における他者の論旨の見極め 2)思考深化と拡大 他者の意見の解釈、自身の意見との関係、議論の方向性など 3)思考発散と収束 創造的に・批判的にさらに考えを繰り返

「ダイバーシティ」が活かされるための3つの条件

“組織において、「ダイバーシティ」は本当に必要か?” ―いまさら何を、というような問いかもしれません。 ―「必要でない」とする意見も、一つの意見ですね。 「必要」論、「不必要」論、どちらの立場も論理的に考え、その本質的な意義を見出すことを通して、向き合い方も変化してくるのではないでしょうか。 ・D&I実現のための条件 ・認知的多様性の重要性 ・多様性受容のコンフリクト ・アンコンシャスバイアスの存在 等に触れています。 人的資本可視化推進は意義あることとしたうえで、一方、

意思決定の速度

「速度」は時として、価値を高めます。 速度を緩めることが、価値を高めることもあり、 速度を上げることが、価値を高めることもあります。 意思決定を考える時、その速度にはどちらが求められるでしょうか。 意思決定は何のため?のプロセスなのか。 大きく括れば、 選択を明らかにするため。 ことを実行するため。 さらには、目的を果たすため。 「ことを実行する」に注目します。 「実行」の背景には、さまざまな状況や環境が存在しています。 そして、それらは常に動き続け、変化し続けています

論理的に。創造的に。

「ファンクショナル・アプローチ(FA)」とは FAにご興味がある方へー FAは、「知識から知恵を生み出すアプローチ」です。論理的創造的思考を駆使し、"最善"を構築する一連の思考システムです。日本を含む多くの国において、実績・研究が積まれてきました。 FAは1947年米国発祥の長い歴史を持つ技術ですが、FAも時代とともに進化しています。これからもおそらく、FAの基軸はそのままに、進化していくのだと思われます。FAは、使い手が持ちうる知見や専門知識と効果的に融合される、汎用性

建設的議論のために大切な5つのこと

ビジネス、プライベートやコミュニティなど、さまざまなシーンで展開される議論について、大切だと思うことを整理しました。 誰もがわかりやすく、誠実な言葉を使うことはいうまでもありません。 建設的議論のために大切なこと 1.共通基盤   議題に関する、議論に必要な共通の基盤があること 2.持論   各人が持論を述べること 3.論理的   感情論に走らず、筋道たててわかりやすくを、意識すること   情熱的に、論理的に。 4.敬意   他者に対する敬意を忘れないこと 5.共通目的

未知の自分に、会いに行こう。

働く環境も、学ぶ環境も変わりました。 変わらないことは、私たちには自分の意思決定があるということ。 それは、自分の可能性の行き先は、自分が決めているということにも通じます。 どんなに働く環境が整っても、働く意欲が無ければ時間の消費と化してしまいます。どんなに学ぶ環境が整っても、学ぶ意志が無ければ身につくことは何もありません。 "やる人はやるし、やらない人はやらない" なんて言ってしまうと、身も蓋もない話になってしまいますね。 外部から出来ることももちろんあります。環境を整