見出し画像

不平不満をやめて状況を変えよう   

今回は「#大切にしている教え」という題での募集に応募という形で書いてみました。

私の大切にしている教えの一つは、「気に入らないことがあるならそれを変えなさい。変えることができなければそれに対する自分の態度を変えなさい。不平不満は言いなさんな」という言葉です。

アメリカの詩人、公民権活動家のマヤ アンジェロウの言葉です。

私たちは気に入らないことがあると、愚痴や不平不満を言いがちではないでしょうか?

けれど、それで何か状況が変わるでしょうか?
人に愚痴や不満をぶちまけてすっきりするということはあるかもしれません。それで忘れてしまえるようなことならそれでいいと思います。

けれども、例えば私たちは自分は変えることができても他人を変えることはできません。
気に入らない人がいるなら、その人と距離を置くことはできます。友達ならこれができますね。
でも、職場の同僚や上司、家族ならそれはできません。

それなら、自分のその人についての考え方、接し方を変えてみるのはどうでしょうか? 嫌な相手でも、その人にはその人なりの理由があってそういう風な態度をとっているもので、たとえば自分が幸せでないので人に当たるとか色々な理由があるのでしょう。

これは言うのはたやすいことですが、私もなかなか相手が嫌いとか苦手という感情は克服できません。

でも、どうせ付き合わなければいけない相手ならできるだけ自分が楽になるような考え方、接し方をした方が得なように思います。

私はこの教えに出会ってから、今の状況が好きでなけれはとにかくそれを変える行動をとるようになりました。

以前アメリカの共同住宅に住んでいたのですが、ゴミ捨て場に家具などの粗大ごみがたまっていたり(これは後から外部の人が持ち込んでいることが判明)、住人が大きな犬を共同の芝生に放してうんこをさせたり、色々問題がありました。

住人たちは色々文句を言っているのですが、いくら言っても変わりません。
そこで管理組合の役人に立候補して副会長になることにしました。

なってみて全部解決できたわけではありませんが、自分がそれに対して行動をとっているという充実感がありました。
いくら文句をいっても行動しなければ何も変わらないと実感したエピソードです。

私は、自分で内的/外的な行動をおこすことで、自分自身に自信がうまれ、周りの状況も変わる可能性があるということを、身をもって実感しました。

マヤ アンジェロウは自身が黒人で、キング牧師らと共に公民権活動家として活躍した行動の人です。その教えは現代でも大切なメッセージを持っていると思います。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?