Romy et Alain

9月23日は女優のロミー・シュナイダーの誕生日。
生きていれば82才ですが、これからという年齢で亡くなっています。

誕生日前後に彼女の記事がネットにいくつか掲載。
前振り?なのかアラン・ドロンの近況や、ミレーユ・ダルクと長男アントニーのショットなども。

そういえばドロンって結婚歴は一回なんですね。
(カトリーヌ・ドヌーヴも一回だけだったわ)

で、この記事は婚約までしたのに、なぜロミーと結婚しなかったのか?という内容らしいです。(読み込めるほどのフランス語力が欲しい)

「そりゃ、ロミーは当時スターだし、結婚しても家庭に収まりそうにない。収入面も格差あり、勢いで婚約しちゃったけど、あちこちに目移り。二股、三股くらいかけてるうちに、ナタリーに子どもができたもんだから婚約破棄するしかなかったんでしょ」「フランスとオーストリア間の歴史うんぬん、持ち出すのは苦しい言い訳だよ」
ワタシ的にはそんな見方をしていたわけですが。
本当のコトはふたりにしかわからないよね。

ロミーが亡くなってかなりたってから、折に触れてロミーの思い出を話す彼を何度か映像で見る機会がありました。

見ていて・・・なんかね。
「(離婚してもいいから)結婚しておけばよかったのに」なんて、ひとさまのことながら以前は思ってたわけですが。
たとえばリチャード・バートンとエリザベス・テイラーのように結婚繰り返したっていいじゃないとか。

だけど離婚してもいいからとか、離婚することも頭に入れて結婚なんてね。
結婚するなら添い遂げたいよね。映画スターであろうと。

結婚するなら添い遂げたい。
でもなかなかむずかしいことだと痛感したからこそ、子どもまでもうけたものの、遂に再婚することはなかったのかな、アラン・ドロンは。

一方、ロミーは婚約破棄後、結婚離婚再婚、同棲。
う~ん・・・ダニエル・ビアシーニとか最後の恋人とかって、ドロンの亜流じゃないのって思ってしまいますね。やっぱり彼女のなかにず~~~っと棲んでいるのはアランだけだったのかな。いや、だったよね。

私生活は置いといて、ロミーの女優人生は30代の低迷期を経て、ぐぐ~っと上昇。かつての恋人アラン、当時の彼の恋人ミレーユとの3ショットが撮られたり、『太陽が知っている』で共演したり。

映画の中で魔性の女を演じても、私生活で魔性の女にならなかった、なれなかったロミー。

ここ数日のネット記事をながめながら、
「今ここに82才のロミーがいたら?」
アラン・ドロンはバラの花束持ってプロポーズするだろうかって
ふと想像してみた。

・・・愛していても結ばれない。半世紀以上前の恋愛劇に想いを馳せつつ、
最近のフーリン劇ってなんて軽いんだろうと思ってしまうワタシです。

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