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紙のチラシが増えていく

【増える「紙」。重くなるカバン】
紙のチラシはやめてほしい。

なにかのイベントに出るとか、様々なところで、紙のチラシをもらう。読みもしない「ただの紙」はカバンにどんどん増えていき、カバンは重くなっていく。毎月1回は整理して要らない「紙」を捨てる。こういった作業そのものが、いわゆる「ブルシット・ジョブ」なんだが、こういったことに時間を取られるのも辛い。そのストレスが少しずつ、少しずつ、何年も使われなくなった部屋のテーブルの上のホコリのように溜まっていく。

【もらったチラシの行方は「重いカバン」の中のゴミ】
「これは必要だ」と思って、とっておいた紙は、必要なときにはどこかに行ってしまったり、カバンの中で擦り切れて無残な姿になっていることも多い。

その時は仕方なくもらったチラシは「何処かで必要になるかもしれない」と思うときもあるが、そのときには大抵は手元にはない。そう思い出すことがあるのは、一度でも読んだからなのだが、多くのチラシは読まれることもなく、必要もなく、顧みられることもなく、カバンの中の「重り」にだけなる。

【チラシはURLでいい】
こういうものは、URLだけバーコードでもらって、スマホのブラウザで一瞥だけできるようにして欲しい。必要だと思えばブラウザにブックマークで記録すればいい。最近はチラシをもらったら、すぐに裏表をスマホでカメラ撮影し、紙のチラシはその場でお返しするようにしている。政治家等の街頭演説で配られるチラシも「最近はこうしないと読まないので」と言って、そうしている。

【「雇用」は時代とともに変わるもの】
紙のチラシは今という時代にあっては資源の無駄だろうが、一方でデザイナーや印刷業者の雇用を現在は生んでいる。いずれも、今やデジタル化された仕事で、すぐにオンラインに置き換わっていくだろう。時代とともに残りはしても、これから成長はできない。「そのラブレター、PDFでください」なんてCMもあった。

【変わる時代に・変われない人】
変わる時代に、ドラスティックに、かつ柔軟に、スピードを持って対応するしか、生き残る道は無い。頭をさっさと切り替えないと生きていけない。できれば変化を先取りして、アタマでわかっていることを実行して、多くの人にはまだ見えていない「新しい困りごと」をいち早く体験しておけば、あなたがこの生存競争に有利になる。

【先に行って待っていよう】
前の時代のブルシット・ジョブは無くなるが、新しい時代のブルシット・ジョブが生まれるはずだ。そして新しい時代に来るべきブルシット・ジョブを先取りし、多くの人がやってくる前に、新しい時代のブルシット・ジョブを軽減する仕事を作れば、あなたのそのサービスは繁盛することだろう。

【環境が変わればノウハウも人脈も変わる】
「チラシの印刷をいかに他人に頼むか?。できたチラシをどこに置いてもらうか?」という旧時代のノウハウや人脈は「サーバーの確保とWebデザイナーへの仕事の頼み方や、AI利用でのデザイン、できたサーバーに、いかに多くの人を誘導するか?」に変わっていく。環境が変われば、全てが新時代のものへと置き換わるはずだ。

「変わること」を意識して具体的にしていくのが「生き残り」戦略の要諦だ。

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